樹木葬のプレートデザインについて知りたい!人気のデザイン、形状、文字を詳しく紹介!

言葉や名前を銘記できるプレートを使う樹木葬が昨今増えてきています。樹木葬では墓石の代わりに樹木を墓標としますが、シンボルツリーの木の下に故人の遺骨を埋葬するだけでは、お参りの際にどこに手を合わせたらよいのかわからなかったりします。そんな時、プレートが目印としてあるとわかりやすく、さらに文字やイラストなどを使用したプレートデザインができるため、故人や遺族の思いを反映することができます。

この記事では、樹木葬のプレートデザインに関することや、樹木葬とよく似た埋葬方法のプレート葬との違いについて解説していきます。

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樹木葬でのプレートとは

樹木葬では、お墓の墓石のようにプレートを設けることがあります。庭園タイプの樹木葬では、プレートのみが理路整然と並べられるような形式もあります。墓参りの際は、このプレートを故人を見分けるための各ご家庭の目印にします。プレートはその名の通り板状の石板であることがほとんどです。

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樹木葬のプレートに刻む言葉

プレートデザインはさまざまなバリエーションが考えられます。どのような展開例があるのか紹介していきます。プレートに彫刻する場合、どのような言葉を選定しているのでしょうか。

家名

一般のお墓と同様に「〇〇家」など、家名を記載する場合があります。また、苗字ではなく、名前や愛称を刻む場合も見受けられます。

感謝を表す言葉

故人に対してまるでお声掛けをするかのような、感謝を表す言葉を記す場合もあります。そのままずばり「感謝」という言葉のほか、「ありがとう」や「お礼」「安らかに」「永遠に」などというワードを選ばれることもあります。遺族の故人に対する思いが表れた言葉です。

故人との関係性を感じさせる言葉

「絆」「愛」「慈」「恵」「慕」「好」「情」など、それぞれの遺族の方が故人との関係性の中から思い描いた言葉をピックアップしていきます。故人の気持ちに寄り添い、これまで一緒に生きてきた過程の中から生まれてきた言葉を選ばれる方も多いです。

外国語の言葉

日本語に限らず、外国語の言葉を選ばれる方もいらっしゃいます。「Que Sera, Sera」「forever」「la vie en rose」「thank you」「love」など。故人が好きだった言葉や、歌のタイトルなど故人と縁の深いワードが選ばれるケースが多いようです。

樹木葬のプレートに入れるイラストデザイン

樹木葬のプレートには、イラストやデザイン模様などを入れることができるケースが多いです。どのようなイラストやデザイン模様が想定できるのかを紹介していきます。

家紋

一般のお墓と同様に、家紋をプレートに入れたいと希望される方もいらっしゃるでしょう。家名と合わせて彫刻される場合が多いようです。

ペットや樹木、草花など

故人が飼っていたペットや、好きだった樹木や草花などをイラストにして彫る場合もあります。好きな言葉を合わせて彫刻する場合が多いようです。

故人の肖像など

故人の肖像なども彫刻できる場合があります。イラスト化して彫る場合や、石材に転写のサービスが可能な霊園や墓所であればそういう方法をとることもできます。通常より手間がかかる場合は費用に反映されることもあるので、確認が必要になってきます。

樹木葬のプレートの形状

樹木葬のプレートデザインはさまざまなものがありますが、それぞれの霊園で使用できるプレートが決まっている場合が多いです。中にはいくつかの選択肢の中から選ぶことができる場合もあります。

四角形

正方形や長方形など四角形の形状のプレートです。サイズなどは霊園や墓所のそれぞれのガイドラインがありますので、それを順守しましょう。

丸形

円形状の丸形のプレートが選べる場合もあります。この場合も霊園や墓所それぞれのガイドラインがありますので、それを順守しましょう。

そのほかの形のプレート

四角形、丸形のほかの形状が用意されている場合があります。この場合も霊園や墓所それぞれのガイドラインがありますので、それを順守しましょう。

樹木葬のデザインプレートの選定方法

樹木葬のデザインプレートは、そこに刻む言葉や形状など選択肢がさまざまなので、色々と悩まれることと思います。そんな時に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

故人の思いを受け止める

亡くなった方はどのような方であったのか、振り返って思い出してみましょう。特にプレートに刻む言葉をどうするのかはとても大事なことになってきます。故人が生前どのような思いや考えを抱いていたのかをイメージしてみる。あるいは、故人に対する遺族からのメッセージとして言葉を選定してみるなど、言葉一つ選ぶにしても、さまざまな視点があるので、永年にわたり残っていくものなので、ここはひとつじっくりと考えて、言葉は選定したいものです。また、形状もしかり。形状は印象に残りやすいものなので、言葉とも上手く合った形状を選びたいものです。

家族間で相談して決めていく

遺されたご家族の間できちんとコミュニケーションをとり、独断的になることなく、皆の意見を集約させていきたいものです。中には、ご家族での埋葬を予定している方がいるかもしれません。そんな場合はもちろん、皆が納得できるものにしていきたいものです。良い機会なので、じっくりと話し合ってみるのもいいかもしれません。

霊園、墓地の方と相談してみる

皆の意見を出し合い、言葉や形状などの方向性を出し合った後、霊園や墓地のご担当者と話し合ってみましょう。霊園や墓地にはそれぞれのガイドラインがありますので、そのガイドラインと照らし合わせて、最終実施案を決めていきましょう。デザイン内容によって、加算される費用なども変わってきますので注意したいものです。

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樹木葬とプレート葬の違い

プレート葬とは

プレート葬とは、墓石を建てる代わりにプレートを設置するお墓です。ほとんどの場合で永代供養がついており、跡継ぎが不在になった後も、お寺など墓地の管理者が永代での供養を続けてくれるため無縁仏になる心配がありません。宗教色がなく、宗旨宗派を問わないところも大きなポイントです。

葬儀が終わり葬送された遺骨を火葬したのちに、専用の区画内に、納骨袋や骨壷に収めて専用の納骨室に納骨します。このときに、目印となる墓プレートを被せて埋葬するため、プレート葬と呼ばれます。そのプレートには名前や、その個人由来の言葉などが刻まれることが多いです。芝地や花壇のような区画に埋葬される形式が多いため、従来のお墓とは大きく違う印象を受けます。

樹木葬とプレート葬の違い

樹木葬とプレート葬の埋葬方法は同じであり、公園タイプの樹木葬であれば、ほとんど違いはありません。樹木葬は、墓石の代わりに樹木を墓標(シンボルツリー)にし遺骨を自然に還す埋葬方法ですが、こういうものだという明確な定義はありません。特に公園タイプでは、霊園がどちらの名称を採用しているかの違いとも言えるでしょう。最近では先祖代々のお墓の墓じまい後の改葬先として、樹木葬を希望するご家庭が増えています。

樹木葬の種類

ここでは、樹木葬墓地の主な3つのタイプである庭園タイプ・公園タイプ・里山タイプについて説明していきます。

庭園タイプ

ごく限られたスペースに、墓標となるシンボルツリーや花木を植えるガーデンタイプです。寺院の境内墓地や霊園の一角でも見られる、“都市型”の樹木墓地と言えるでしょう。庭園・ガーデニング風の雰囲気を保つよう管理している霊園が多く、整理された美しさを感じることができます。

公園タイプ

墓域をマウント状にして芝生を植えたりするなど、まるで公園のような草花の自然が感じられる環境整備が成されたタイプで、園内の一角を樹木葬としている霊園が多いです。樹木は1~数本を墓域に植えるシンボルツリー型が多いようですが、一部、一区画ごとに植える霊園もあります。公園タイプの樹木葬はプレート葬とよく似ています。

里山タイプ

自然とより密接した里山という環境の中、「人を弔う静かな墓地で里山の草木を育てる」といった自然樹林保全の目的を持ったタイプです。死して自然に還るという希望を叶えたい方がお求めになるケースが多いようです。里山タイプでは山林や丘などの広大な面積を持ち、一区画に1本ずつ墓標となる樹木を植樹するところが多いようです。

樹木葬にまつわるトラブルとは

樹木葬にまつわるトラブルは、お金に換算できない問題となってくる場合があります。

返骨ができない

合祀を選んだ場合、ほかの人と遺骨が混ざってしまうため、後から遺骨を取り出して供養できないという問題があります。

法律の許可が必要

樹木葬は、墓標が墓石から樹木になっただけなので、個人所有の庭などで樹木葬を行おうとした場合、「墓地、埋葬等に関する法律」に触れてしまうおそれがあるので気を付けたいです。

家族間で意見が分かれてしまうことがある

樹木葬は新しい埋葬方法のため、代々継いでいく伝統的なお墓の墓石建立にこだわりがある場合、家族間で意見が分かれてしまうことがあります。行く先々のこと話しづらいものですが、一旦合祀されてしまうと後から遺骨を取り出すことができませんので、じっくりと家族間でコミュニケーションをとり、継承者全員が納得できる霊園やお墓選びをする必要があるでしょう。

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樹木葬のプレートデザインまとめ

今回の樹木葬のプレートデザインの記事はいかがだったでしょうか?イラストデザインや刻む言葉もさまざまです。自分らしく、また家族がお参りの際に故人を偲び想い出にひたれるよう、デザインを検討していくことをお勧めします。

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