海外の墓石 – 外国産墓石材の種類と特徴

外国産の墓石用石材は、中国やインドだけでなく、ヨーロッパやアメリカ、韓国など世界中から輸入されていますが、近年は世界各国の原石が中国に輸出され、中国で製品化されてから日本に輸入される傾向が強くなっています。
ここでは、海外の墓石について、それぞれ主な輸入先とその国の墓石材の特徴を紹介します。

中国の墓石 – 中国産墓石材の種類と特徴
石材が本格的に輸入され始めたのは約40年前。約20年前には中国・福建省で初めて日本の業者との合弁工場が設立し、墓石の加工が始められました。その後、現在に至るまで、中国産墓石は原石においても製品においても、国内産とは大きな価格差を有し、品質面でも急速に改善されつつあるため、現在では墓石や外柵などの製品は圧倒的に中国産が多...
インドの墓石 – インド産墓石材の種類と特徴
インドの石材は硬く色艶がよいのが特徴ですが、安定性に欠けるため、量的にはインドからの輸入は減少傾向にあります。インド産石材は中国産石材と異なり、使用される石種がある程度限定されているのが特徴です。
墓石の産地、石材の種類 - 国産と外国産の違い
墓石の産地とは、墓石に使われる石が採掘されるところのことです。海外では中国やインドなど海外から輸入するものもあれば、国産の石材もあります。暮石にはその産地や石の種類によって、さまざまな特徴があります。 ここでは暮石の主な産地や特徴、石の種類や選び方について説明していきます。
墓石
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南アフリカ産 墓石材

オリーブグリーンライン

流れ模様に特徴のある南アフリカ産の緑系の石。同系としてオリーブグリーンフラワーがある。

インパラブルーS(細目)

地にブルーの結晶が飛んでいるのが特徴。「インパラブルーS(細目)」と「インパラブルーB(粗目)」がある。

ブルーシルク

上品な光沢を放つ、深みのあるブルーの石材。石質は硬く艶も良い。

ベルファースト

日本では歴史の古い黒御影石。石の中に金粉のような物が入ることがある。

ラステンバーグ

落ち着いた深みのある黒系の石。墓石・外柵とも日本全国で使用されている。

Bブラウン

赤と緑が混じったブラウン色の石材。加工地である中国で「紫丁香」と呼ばれる。

フランス産 墓石材

ランへリン

フランスを代表する青系で中目の御影石。和型、洋型のどちらにも似合う石。

ポルトガル産 墓石材

SPI

ポルトガルの典型的な白小目の石材。吸水率が低く、艶もちが良い。

フィンランド産 墓石材

バルチック

独特な浅緑の御影石。石質が硬く、結晶が均一に入るのが特徴。

フォックスブラウン

北欧らしい暖かみを感じさせる茶系の石。

ノルウェー産 墓石材

ブルーパール

煌びやかな貝殻化石の結晶が入っているブルーの御影石。洋型墓石に使用される。

スウェーデン産 墓石材

ファイングレー

輸入石材の中でも最高級とされる黒御影石。非常に硬く、光沢が美しい。

ウルグアイ産 墓石材

バイオレットブルー

硬質なウルグアイ産のグレーの御影石。吸水率が低く、風化もしにくい。

アメリカ産 墓石材

AGE

きめの揃った高級青御影石。玉、キズの心配がほとんど無い。

アメリカンブラック

美しい色合いと、独特の縞目が特徴のアメリカ産の石材。

アメリカンピンクS

均質な淡いピンクの御影石。中目の濃いピンクの石材として「アメリカンピンクN」もある。女性に人気。

韓国産 墓石材

栄州

韓国を代表する青粗目石。吸水率が低いのが特徴。

K-谷城

落ち着いた中間色をした硬度の高い石材。