ロッカー式納骨堂とは?費用相場やメリット・デメリット、選び方も解説!

近年、新しいかたちのお墓として注目を集めている「納骨堂」。元々は遺骨を一時的に収蔵するための施設でしたが、昨今では永代供養としての役割も担うことが多くなりました。

ライフスタイルの変化により、一般墓を建て継承することが難しくなっています。そんな中、選択肢の一つとして選ばれている納骨堂。今回はその中でも納骨堂としてイメージの強いロッカー式納骨堂に焦点を当てて解説します。

費用相場やメリット・デメリット、おすすめのロッカー式納骨堂もあわせて紹介しますので参考にしてみてください。

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ロッカー式納骨堂とは?

コインロッカーのような扉付きの同じ大きさのお壇がずらりと並んだ、骨壺を納めるタイプの納骨堂です。

お参りの際に遺骨を取り出してお参りするタイプのものと、遺骨の安置スペースの近くにお参りする場所があるタイプのものがあります。後者の場合、本尊やモニュメントが祀られていることが多いです。

ロッカー式納骨堂は、他のタイプよりも低価格な点が大きなポイントです。同じ施設であっても棚の位置によって価格が異なる場合もあります。目の高さに近いところは高めの料金設定になっているのに対し、一番下の段、もしくは一番上の段などお参りがしづらい位置にあると、やや低い価格設定になります。

また、デザインが豊富なこともポイントです。金箔が施されているものや華やかなデザインのもの、高級感のあるシックなものなど従来の質素なイメージを覆すものも多くなってきました。タイプによっては、ロッカー部分に供花や写真、位牌を置くことができるタイプもあります。一般墓のようなお参りをしたいと考えている人にも好評です。

ロッカー式納骨堂の価格・費用相場は?

【第12回】お墓の消費者全国実態調査(2021 年)によると、納骨堂の平均購入価格は 91.3 万円。36.8%の方が、80~99万円で購入しているという結果になっています。

地域によっても当然異なりますが、納骨堂の中でも比較的安価なロッカー式納骨堂の費用相場は20万円~となります。同じ施設内でもロッカーの上段・下段によっても価格が変化します。

費用の内訳は下記のようになっていることが多いです。ただし、納骨堂によってどこまでの費用がセットに含まれているか異なりますので、必ず確認しましょう。

  • 納骨堂の使用料
  • 永代供養料
  • 戒名または法名料
  • 銘板や墓誌への彫刻料

また、これらの費用のほかに年間管理費が発生する場合が多いです。納骨堂によって異なりますが、おおよそ年間1万円前後です。支払方法は毎年だったり、前納だったりとさまざまです。

ロッカー式納骨堂のメリット

ここではロッカー式納骨堂のメリットについて紹介します。

  • 一般墓に比べて費用が抑えられる
  • 利便性のよい場所に建てられていることが多い
  • 室内にあることが多く、天候に左右されずお参りができる
  • お墓掃除などの手入れが不要
  • 宗旨宗派を問われないことが多い
  • 後継者が不要
  • 生前契約も可能

ロッカー式納骨堂のデメリット

メリットがあればもちろんデメリットもあります。選ぶ際の注意点として確認しておきましょう。

  • 一時預かりのイメージ強い
  • 多くの場合でいずれは合祀になる
  • 納骨できる数に制限がある
  • お参りやお供えの方法に制限がある

ロッカー式以外の納骨堂の種類

納骨堂には、ロッカー式納骨堂以外にもいくつかの種類があります。ここではその他の種類について解説します。

  • 自動搬送式

    ICカードをかざすと、バックヤードから参拝ブースまで遺骨が自動で搬送される納骨堂。「ビル型」「マンション型」とも呼ばれており、都市部に多く存在しています。掃除や管理が不要で、アクセス至便であること、コンピューター制御なのでセキュリティ面が万全であることなどが特長です。

  • 仏壇式

    契約単位ごとに仏壇が用意されている納骨堂。 上段に仏壇、下段に遺骨を納めるスペースがあり、遺影やお花、お供え物などを置くことができます。装飾が美麗なために比較的割高である場合が多いです。

  • 位牌式

    戒名や没年月日などが書かれた位牌を個人スペースのシンボルとして掲げる納骨堂。施設によって、位牌と遺骨を一緒に置くタイプ、位牌と遺骨を別のスペースに置くタイプと2種類に分かれます。

  • 墓石式

    一般的なお墓と同じように、墓石を用意するタイプの納骨堂。墓石代が別途発生するため、納骨堂のなかでも高額となる場合が多いです。

エリア別 人気のおすすめロッカー式納骨堂をご紹介!

ここではおすすめの納骨堂をエリア別にご紹介します。

真清浄寺「神楽坂霊廟」(東京都新宿区西五軒町1-12)

アクセスに優れた神楽坂の納骨堂。位牌も一緒に置くことのできるタイプです。

泰聖寺釈迦納骨堂(大阪府大阪市天王寺区下寺町2丁目4-10)

最寄り駅より徒歩圏内という好立地にある、高級感あふれる納骨堂。

法輪閣(北海道札幌市中央区南4条東4丁目5番地1号)

アクセス抜群の大きな屋内納骨堂。季節を問わずお参りでき、様々なイベントが毎月開催されています。

聖徳寺・聖徳しらはた浄苑(神奈川県横浜市神奈川区白幡仲町48-19)

横浜の便利な場所ながら、閑静な住宅地にたたずむ墓苑。

サニープレイス所沢 永代供養墓・樹木葬(埼玉県所沢市下新井1386-1)

荘厳さを湛えた黄金に輝く納骨堂。堅牢な造りになっているため、自然災害等の影響を受けにくい環境が整っています。

万松寺納骨堂(愛知県名古屋市中区大須三丁目29-12)

名古屋随一の選べる納骨堂。ご家族の状況により6種類から選択できます!写真は【天聚閣(てんしゅかく)】。他の納骨堂も一見の価値ありです。

粟嶋堂宗徳寺 納骨堂(京都府京都市下京区三軒替地町124)

京都駅徒歩10分の利便性!納めるお骨の数によって3種類の納骨壇があります。

まとめ

ここまでロッカー式納骨堂について、費用相場やメリット・デメリットについて解説しました。

一生に一度の大きな買い物であるお墓。後悔のない選択をするために一番大切なことは、しっかりと比較・検討をすることです。まずは自分の足で訪れ、目で確かめ、気になる点は担当者に確認してみてはいかがでしょうか。

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納骨堂とは - 種類と費用相場、メリットとデメリット
近年注目を集めている「納骨堂」。元々は遺骨を一時的に収蔵するための施設でしたが、今では恒久的に遺骨を祭祀する施設としての役割も担うことが多くなりました。 施設内に遺骨を納める納骨堂は天候に左右されることもなく、自分たちで掃除する必要もありません。また、比較的アクセスのよい場所にも施設があるのでお参りがしやすく、お墓の管理が難しいという方におすすめです。 これまでの日本では、亡くなった人は先祖代々のお墓に入るというのが一般的でした。しかし地方の過疎化が進む現在、お墓の管理が難しいなどの背景もあり、人々の価値観の変化や多様化がお墓や埋葬のスタイルに影響を与えるようになってきました。多くの選択肢が生まれ、そこから自分に合ったお墓を選ぶ人が増えつつあります。 ここでは、お墓の選択肢の一つである「納骨堂」とはどのようなものなのか、その種類や費用、メリットとデメリットなどについて詳しくご紹介いたします。
納骨堂の費用 - 種類・形式と価格相場をご紹介
納骨堂とは、骨壷に入った遺骨をそのまま納めておく建物のことです。納骨堂は、公営霊園やお寺、寺院の中に設置されていることが多いです。最近では、駅から近い場所に納骨堂が設けられることも多くなってきました。また、納骨堂は一般的なお墓と違って、墓石が不要です。そのためコストを抑えることができます。近年では、お墓を相続する家族のいない方が、納骨堂のあるお寺や寺院に永代供養を頼むことも多くなっています。今回は、そんな納骨堂の永代使用料や管理料といった費用の支払い相場をご紹介します。納骨堂の利用について気になっている方はぜひ参考にしてみてください。