樹木葬のトラブルと実態・後悔しない選び方を解説

この記事はこんな方におすすめ:樹木葬のトラブルと実態・後悔しない選び方を知りたい方

  • 樹木葬は様々なメリットがある一方でトラブル事例も多い。14の事例を紹介
  • 樹木葬は、価格を抑えたい人、親族の理解が得られる人などに向いている
  • 樹木葬を選ぶ前に、場所やアクセス、遺骨の管理方法の確認。親族の理解が必要

近年人気が高まっている樹木葬。樹木葬は、里山の様な樹林に囲まれたエリアに埋葬・散骨する新しいタイプのお墓です。

樹木葬は、樹木をメインとしたお墓であるため景観がよい霊園が多く、草花に囲まれた庭園のような整備をされた霊園や、里山のような自然に囲まれた霊園もあり、”自然の中に眠る”といったイメージを感じられることが特徴。また、墓石を建てない樹木葬も多く、比較的コストを抑えられるほか、ペットと一緒に入れる区画が多いことも人気の理由です。

しかしながら、樹木葬は様々なメリットがある一方で、「購入後にトラブルとなった」「購入して後悔した」という事例も聞かれます

この記事では、実際に樹木葬のよくあるトラブル事例や実態後悔しない樹木葬の選び方についてご紹介します。樹木葬を検討している方はぜひ参考にしてください。

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樹木葬のよくあるトラブル14事例

1.立地が不便でお参りに行きづらい

郊外や里山にある樹木葬は、豊かな自然と眺めのよいロケーションが魅力です。

しかしながら、市街地から遠く、アクセスが不便なことが多く、自然溢れる環境に惹かれて購入したものの、お参りの足が遠のいてしまう可能性があります。交通機関の本数や積雪などの天候の影響もあります。

郊外や里山にある樹木葬を検討する場合は、購入後のお参りのことも考えて選ぶ方がよいでしょう。

2.手入れが行き届いていなかった

樹木葬は自然の樹木を墓標としたお墓であるため、手入れをしないと荒れやすくなります。手入れが行き届いていない場合、樹木が枯れることもあります

また、樹木葬のエリア自体は手入れが行き届いているものの、エリアの周りは手入れがされておらず雑草だらけだったというトラブル事例もあります。

樹木葬を購入する場合は、現地見学の際に管理状況も確認しておいた方がよいでしょう。契約前には必ず現地の見学をすることをおすすめします。

3.景観が想像と違っていた

樹木葬は、自然の樹木や花を墓標とするため、季節によって景観が大きく変わります。庭園タイプの樹木葬や自然の中にある里山の樹木葬でも、春は花が満開で華やかだったのに、冬になると寂しい雰囲気になってしまうこともあります。

購入を検討する場合、四季それぞれの景観を確認したり、写真を見せてもらうと良いでしょう。

4.線香やお供えが禁止されていた

お線香やお供え、献花ができないということも、樹木葬のトラブル事例として多いもののひとつです。

樹木葬の霊園は、防火やイメージを大切にするために線香やロウソクを禁止しているところが多くあります。また、虫や動物が来るなどの理由でお供え物を置くことができない場所もあります。

そういった施設では、シンボルツリーとは別の場所にお線香などを備えし、手を合わせることができる祭壇が備えられていることも多いのですが、祭壇がないことも考えられます。

線香やお供え物についての決まりは、契約前に必ず確かめてください。

5.参拝スペースが共同なためゆっくりお参りできない

樹木葬の多くは、参拝スペースや供物台が共同での利用となっています。参拝スペースが共同だと、他の利用者とのトラブルのおそれもあり、ゆっくりお参りできないという声も多くあります。

お盆やお彼岸のシーズンは混雑することも想定し、ゆっくりとお参りすることを優先したいなら、個別埋葬の樹木葬を選んだ方がよいかもしれません。

6.納骨した場所がわからなくなった

合祀型の樹木葬の場合、故人が眠っている場所を特定できなくなるため、どこに向けて手を合わせていいか分からず、購入後に不満を感じる方もいるようです。

故人が眠っている位置を把握したいなら、個別埋葬の樹木葬を選んだ方が良いでしょう。

7.費用が想定よりも高くなった

樹木葬のメリットとしてコストパフォーマンスの良さがあり、予算を抑える目的で樹木葬を選ぶ人もいますが、いざ価格を見てみたら意外に安価ではなくなってしまうこともあります。

樹木葬は継承しないことを前提としている場合がほとんどのため、個人用、あるいは夫婦用などのタイプが多くあります。それぞれ単体での価格は安く抑えられているものの、3人、4人の埋葬を考えた場合、一般墓と変わらない程度にまで加算されることがありますまた、一般墓の価格を超える樹木葬が、意外と人気を集めているケースもあるようです。

散骨や合祀に比べると価格が高いものも多く、どういう埋葬を望むのかをきちんと考えた上で、比較検討して購入しすることをおすすめします。

8.納骨人数の制限があった

契約していた樹木葬に家族を一緒に埋葬することを希望したが、納骨人数の制限があったため、できなかったというトラブル事例です。

樹木葬墓地では、区画が設けられている個別埋葬は、契約した人数以上埋葬をすることができません。契約時に埋葬する人を登録すると、納骨人数に限りがあるため、物理的にもその後追加ができないことがあります。

契約する前に、一緒に埋葬する人を決めておくことが必要です。

9.ペットと一緒に埋葬できなかった

樹木葬を契約した後にペットも一緒に埋葬したいと思ってもできなかったというトラブルもあります。

最近では、ペットも一緒に埋葬できる樹木葬も増えていますが、霊園によってペットを受け入れるとこと、受け入れないところがあるため、ペットを飼っている方は事前に確認しておいた方がよいでしょう。

10.返骨ができなかった

樹木葬トラブルとしてよくあるのが、返骨ができなかったというトラブルです。

樹木葬の中でも、土に還すことを目的としたタイプでは、骨壺を使用しないで埋葬するため、遺骨を取り出すことができなくなります。

また、合祀型の樹木葬の場合、また、個別型でも合祀された後は、他の方と遺骨が一緒になるため遺骨を取り出すことができなくなります

11.改葬ができなかった

例えば、すでに樹木葬を行っており、後で別のお墓を買ったとします。

このとき、樹木葬に埋葬した遺骨を掘り出して新しいお墓に移そうとしても、不可能な場合があります。納骨の方法次第では、埋葬された遺骨が他の人の遺骨と混ざってしまう恐れもあるからです。

もし将来的に改葬などを考えているのであれば、他の人の遺骨と混ざらず個別に管理されるタイプの樹木葬(合祀されない樹木葬)を選択してください。

12.個別安置期間の期限延長ができなかった

樹木葬は、代々継承する墓石のお墓とは違い、遺骨の個別安置期間が決められている場合があります。

期限は延長できない場合もあり、長い期間で見て遺骨がどのようになるのかを確認した方が良いでしょう。代をまたいで使用したい場合は、「最後の納骨から○年」のようなプランを選ぶのも良いかもしれません。

13.法律の許可を得ていない樹木葬だった

契約した樹木葬墓地が、法律の許可を得ていない墓地だったという樹木葬トラブルもあります。

木々の下に埋めて埋葬ならどこでもできる、と思われるかもしれませんが、樹木葬は決められた場所でしかおこなえません。

埋葬方法は墓地・埋葬等に関する法律で定められており、埋葬にはその土地の市町村長の許可が必要になります。経営許可を得ている樹木葬墓地を探して申し込むようにしましょう。

14.家族から反対された

樹木葬は新しいタイプのお墓です。お墓は墓石を建てるものと考えているという考え方を持っている人も多く、樹木葬にした結果、親族の理解が得られずトラブルになるという事例もあります。購入を後悔しないためにも事前に親族に相談し、理解を得ておいた方がよいかもしれません。

樹木葬についての詳細については、下記の記事をご参考にしてください。

樹木葬とは?

まずは、樹木葬とはどんなお墓なのか。樹木葬の特徴について、ご説明します。
樹木葬とは樹林墓地とも呼ばれ、遺骨を埋葬した墓所に木を植えて自然に還す弔い方のことを指します。
火葬し埋葬された後の管理やメンテナンスは個人で行う必要がないため、お墓を承継する人、後継ぎがいないという方にとっては特にメリットのある方法です。また、故人が自然に還ることを望んでいる場合にも魅力あるスタイルだと言えるでしょう。樹木葬は寺院のほか、都立霊園のような公営霊園や民営霊園でも導入されています

樹木葬は草花に囲まれた庭園のような整備をされた霊園や、里山のような自然に囲まれた霊園もあり、墓地霊園のタイプによって見え方も異なります。

樹木葬について知りたい方はまずコチラをお読みください

樹木葬の特徴

樹木葬は特にコスト、継承という面においてメリットを感じる人が多いようです。

  • 自然に還ることができる
  • 後を継ぐ必要がない
  • 墓石代が不要のため費用の負担が少ない
  • 宗旨宗派が不問の場合が多い

樹木葬の墓標であるシンボルツリーは大きく2パターン

  • 一つひとつの区画に対し、それぞれ目印であるシンボルツリーが1本ずつあるパターン
  • 1本の樹木の周りに、複数の遺骨を納骨するパターン

故人の区画が分かれているかどうかで後々遺骨を墓所から取り出せなくなるケースもあるので、事前の確認が必要です。

交通の便が悪い場合も多い

樹木葬は都市部から離れていることも多く、アクセスという面においてデメリットを感じる人が多いようです。

樹木葬は「庭園タイプ」「公園タイプ」「里山タイプ」の3つのタイプにわかれますが、都市部から少し離れていたり、里山の場合は公共交通機関でのアクセスが難しい場所に墓地がある場合も珍しくはありません。そのため契約時には満足していても、後々交通の便の悪さが負担となり後悔する事例があります。いざ改葬しようとしても、樹木葬の場合は遺骨を取り出すことが出来ないケースもあるため、事前に確認をしておく必要があります。

樹木葬の墓地霊園タイプを把握しておこう!

樹木葬には大きく分けて、3つのタイプがあります。ただし、霊園タイプは場所や区画によってさまざまな特長があり、その形態は簡単に分けられない場合もあります。樹木葬を選ぶ際には、一度は見学に行くことをおすすめします。

樹木葬では、お墓の場所や埋葬されたご遺骨の場所を示す「墓標」について霊園によっても取り扱いが変わってくることもあります。「墓標」が明確にわかる場合もあれば、自然に還る散骨のように明確にはわからなくなるケースもあるので、新規購入の方も改葬の方もしっかり確認が必要です。

1、庭園タイプ

庭園タイプの樹木葬はガーデニング霊園・ガーデン墓地とも呼ばれます樹木や四季の草花に囲まれ、きちんと手入れされた庭園のような雰囲気が特長です。都心にあり比較的こじんまりとしていることが多く、アクセスがよいことなどがメリットですが、郊外の墓地に比べ価格が高めになるデメリットもあります。また都市部の一画にあるため、景観に関してすこぶるよいというケースはまれになります。

2、公園タイプ

公園タイプの樹木葬は、郊外にあることが多いため墓所は広く、庭園タイプ(ガーデニング型)よりも比較的値段が安めという傾向があります。また、景観がよく明るい雰囲気で、散策していても気持ちが良いことなどのメリットも挙げられます。里山タイプとは違いきちんと整備されており、休憩所や洗面所が備えられているという安心感もあります。デメリットは、都心の家から少し離れてしまい、アクセスが良いとは断言できないことです。

3、里山タイプ

里山タイプの樹木葬は、自然の景観を活かすことがコンセプトのため、整地は最小限になっています。生命力あふれる樹林の中に植樹をし、根元に遺骨を埋葬、そして土へと還します。一見して霊園と分からないことも多いです。
郊外から離れた遠方に霊園があることが多く、アクセスが不便なのがデメリットですが、自然をそのまま活かしているため、景観がよく自然に優しいことが特長です。

樹木葬の埋葬方法別の注意点を把握しておこう!

樹木葬の埋葬方法について代表的な3つのタイプについてご紹介します。樹木葬を選ぶには後悔をしないように、埋葬方法を把握しておくことが必要です。

樹木葬の埋葬方法によっては、散骨をして遺骨を取り出せなくなってしまう場合もありますので、事前に確認をしておきましょう。

1、合祀型の樹木葬

シンボルツリーの下に、他の方と共に遺骨を埋葬する合祀という方法です3つの中でも比較的費用を安く抑えられますが、お墓参りでは故人に対する参拝が難しくなります。

また、合祀は他の方と遺骨を一緒にするため、後々になって遺骨を取り出せないというデメリットもあります。

2、集合型の樹木葬

合祀型と似た埋葬方法ですが、シンボルとなる木の下が区画で分けられており、他の方と故人の遺骨が混ざらないと言う点に違いがあります

集合はしているものの個人の区画が設けられるため、合祀型よりも費用は高くなりますが、一般墓と比べれば安く抑えられます。

3、個別型の樹木葬

個人のスペースごとに個別に一本の木を植え、その木の下に遺骨を埋葬する方法です従来のお墓のスタイルに近く、参拝も行いやすいです。

個人の区画が明確であるため、樹木を選んだり墓域のデザインにもこだわったりすることができますが、個別にスペースが必要な分、費用は高くなります。

遺骨の管理について

合祀型は最初から、個別型は弔い上げ後に合祀され、遺骨を取り出すことができなくなります。そのため改葬をすることができずに後悔する事例もあります。合祀の場合は改葬をすることが出来ないことや、個別型の場合は契約内容によって弔い上げの周忌が変わることなどを、事前に親族と話し合っておく必要があります。

また、骨壺に入れて納骨をするのか、散骨をするのかについても事前に親族やお寺さん、僧侶と確認しておくと霊園探しもスムーズに進むでしょう。

樹木葬の購入に向いている人は?

子どもがいない人、子どもに迷惑をかけたくない人

樹木葬の多くは永代供養です。お墓を管理する子孫がいなくても、その樹木葬がある寺院などが遺族に代わってお墓の管理をしてくれます。

このため、子どものいない夫婦が樹木葬の検討をする率が高くなっています。少子化の影響でそういった夫婦が増えているので、樹木葬の人気は高まっています。

また、子がいる人の中でも、子どもに迷惑をかけたくないという方もいます。このような場合も気持ちよくお参りに来ることができ、(永代供養にすれば)負担はかからない樹木葬を選ぶ傾向があるようです。

独身の人

独身の方が樹木葬を利用する割合も高いとされています。

結婚しないまま一生を終える人の割合は年々増加しており、それに伴って樹木葬が選ばれる機会も増えています。

自然に還ろうという意識が強い人

エコ意識の高まりとともに自然回帰を願う人が増加したことも、樹木葬の人気に拍車をかけているといわれています。

自然に還る方法といえば土葬ですが、日本では土葬がほぼ認められていません。

散骨という手段もありますが、手を合わせる場所がなく遺族はお参りをしにくくなるといったデメリットもあります。その点、樹木葬は自然回帰の希望を叶えながら、墓標となるシンボルツリーを用意することができます。遺族がお参りに困ることもありません。

予算をかけたくない人

伝統的な墓石を用意するのは経済的に大きな負担です。しかし樹木葬は通常のお墓に比べると省スペースな分リーズナブルな価格で提供されています。そのため、お墓にあまり予算をかけたくない人の選択肢として、樹木葬は選択肢の一つに入りやすいです。

墓石や墓標にこだわりがない人

樹木葬の墓標は木です。木はいつか枯れてしまいます。墓標にしていた物は必ずなくなるのです。墓石という形式や墓標がなくなることにこだわらず、墓標がいつか自然に還ることを受け入れられる人の方が、樹木葬に適しているといえるでしょう。

故人、子孫、配偶者、親族が樹木葬に賛成している人

お墓に入る人自身や、お参りをする人が樹木葬に同意している、または理解を示している状態であれば、樹木葬に踏み切っても親族トラブルが起こる可能性は低いでしょう。

言葉を反せば、樹木葬への理解がない人が親族にいると、強硬に反対されるなど何らかのトラブルに発展するおそれがあります。

樹木葬を選んで満足している方の事例

反対に、樹木葬を選んで「満足した」という人の意見をピックアップします。

景観の良さや季節を感じられるなど、樹木葬の特長でもある「自然」というイメージが満足感につながっているようです。

景観が良い

樹木葬がある霊園では、景観に気を遣っている施設が多くあります

整えられた芝生の中にシンボルツリーが点在する様子が美しい庭園のような施設もあり、従来のお墓参りが持つ湿っぽいイメージがないという意見が散見されます。

「こういった場所で眠りたい」と自分のためにお墓を買って満足して眠りにつく人もいますし、「こういった場所で眠らせてあげたい」と親のためにお墓を買い、お参りの度に素敵な景観に満足する人もいます。

月日や季節を実感できる

樹木葬のシンボルツリーは年々成長していきます。故人が眠りについてからの年月を、植物の成長で感じることができます。

また、シンボルツリーがサクラなど花を咲かせる植物の場合は、それによって季節を感じることも可能です。

「◯◯がなくなって何年」「何回目の春」という月日の流れや季節を感じ、自然の中で故人を偲ぶことができるのは、樹木葬独自のメリットです。

コストパフォーマンスがいい

経済的に普通のお墓を買うほどのお金は用意できないものの、樹木葬ならなんとか購入できるという人もいます。

そういった人は無事にお墓を手に入れることができて良かったと満足しています。

また、お墓へのコストを抑えたため、生前に使えるお金が増える、子孫に残すお金ができたなどの声も聞かれます。

アクセスの良い場所がある

樹木葬を実施している霊園は自然の中というイメージがあるためか、アクセスが悪いと思っている人が多いようです。

しかし実際には、都会の中にある樹木葬の霊園も多く、駅やバス停から徒歩圏内という好アクセスの場所もあります。

そういった霊園を選べば、車を持っていない都市生活者でも問題なくお参りが可能です。

子どもの負担が少ない

樹木葬の多くは永代供養のため、自分の子どもにお墓参りのための負担をかけることがなくなります。

自分自身が親のお墓参りで長距離の移動をしていた世代にとって、子どもに迷惑をかけたくないという想いに応えるお墓になっています。

樹木葬で後悔しないためにするべきこと

樹木葬を購入した後に後悔しないためにしておくべきことをご紹介します。

墓地の場所やアクセスを確認しておく

樹木葬は、公共交通機関でのアクセスが難しい場所にあることも珍しくはありません。交通アクセスを確認し、購入後も無理なくお参りに行けるかどうかを考えた上で購入した方がよいでしょう。

遺骨の管理について確認しておく

樹木葬でも合祀型の場合、また、個別型でも合祀された後は、遺骨を取り出すことができなくなり、改葬することができなくなります。そのことを事前に了解した上で購入することをおすすめします。

親族と話しあっておく

樹木葬は新しいタイプのお墓であるため、親族の理解を得られずにトラブルに発生することがあります。事前に樹木葬を選ぶことを親族と話し合い、理解を得たうえで購入した方がよいでしょう。

樹木葬は必ず見学をすることをおすすめします

樹木葬の特長や購入者の事例などをご紹介してきましたが、樹木葬には民営、公営、寺院などの運営母体や、里山・庭園・公園などのタイプによっても満足度は変わってきます。

後から遺骨が取り出せなかったり、景観が思ったのと違ったり、お供え物ができなかったりなど想定外の事態が発覚することもあります。

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後悔しないお墓選びのために、実際に現地に行き、事前に見学をすることをおすすめします

いいお墓では全国の樹木葬をご紹介しております。お気軽にお問い合わせください。

樹木葬のトラブルについてのよくある質問

樹木葬のよくあるトラブル事例は?

樹木葬のよくあるトラブル事例としては、

  • 立地が不便でお参りに行きづらい
  • 手入れが行き届いていなかった
  • 景観が想像と違っていた

などの事例があります。

樹木葬のトラブル事例についての 詳細はこちら>

樹木葬で後悔しないためにするべきことは?

樹木葬を購入した後に後悔しないために、事前に

  • 墓地の場所やアクセスを確認しておく
  • 遺骨の管理について確認しておく
  • 親族と話しあっておく

などをしておいた方がよいでしょう。

樹木葬を選ぶ前にしておくべきことは? 詳細はこちら>

全国の樹木葬ランキング

全国の樹木葬のランキングをご紹介します。樹木葬をご検討の場合は参考にしてみてください。

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