家族・子供に迷惑をかけたくないなどの理由で、永代供養墓を選ぶ方が近年増えています。しかし、価格やプランが様々で、どんな永代供養墓を選べばよいか迷う方も多いですよね。
この記事では、京都府で人気の永代供養墓を、ランキング形式にてご紹介します。
それぞれの特徴を分かりやすくまとめていますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。気になる永代供養墓があった場合は、資料請求したり、現地見学をしてみましょう。
京都府で人気の永代供養墓ランキング
| 住所 | 京都府京都市南区久世東土川町217 |
|---|---|
| アクセス | JR東海道本線「向日駅」より車で7分 |
| 霊園区分 | 民営霊園 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 可 |
- 京都市南区の街中に位置する、緑あふれるガーデニング霊園に設けられた、永代供養墓、樹木葬
- 永代供養墓は、当初より合祀タイプ。1名様ごとに埋蔵される
- 樹木葬は、使用期限なし。6名様～8名様が埋葬可能
- 樹木葬には、ペットと一緒に眠れる区画あり
慶安2(1649)年開基の古刹・善法寺が管理を行う霊園に設けられた、永代供養墓、樹木葬です。
永代供養墓は、観音様のもとで眠ることになります。樹木葬は、名前などが彫れる石碑が備わっています。
| 住所 | 京都府京都市西京区上桂今井町193 |
|---|---|
| アクセス | 阪急電鉄嵐山線「上桂駅」より徒歩8分 |
| 霊園区分 | 民営霊園 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 「上桂駅」より徒歩8分の好アクセスな霊苑に設けられた、永代供養墓
- 最後の方の埋葬から、13年後に合祀される
- 個別埋葬型。2名様が埋葬可能
- 各区画に石碑が設けられる。石種は様々な種類の中から選択可能
苑内全域が平坦地で陽当たり良好な明るい雰囲気の霊苑に設けられた、永代供養墓です。
法要室や駐車場が完備。お彼岸・お盆には、毎年、追善供養会が行われます。
| 住所 | 京都府京都市北区西賀茂北今原町41 |
|---|---|
| アクセス | 京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」より車で10分 |
| 霊園区分 | 民営霊園 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 比叡山が一望できる高台の公園墓苑に設けられた、樹木葬
- 使用期限なし、最後の方の納骨から13年後・33年後合祀、当初より合祀タイプあり
- 当初より合祀タイプ以外は個別埋葬型。1名様～4名様まで埋葬可能(タイプにより異なる)
- 使用期限なしタイプは、管理費の支払がストップしてから7年後合祀される
寛永15(1638)年に建立された名刹・霊源皇寺が管理を行う、樹木葬です。
桜や四季の花々のもとで眠ることができます。ご家族はもちろんのこと、友人同士での契約も可能です。
| 住所 | 京都府京都市北区西賀茂鎮守庵町30-1 |
|---|---|
| アクセス | JR京都線「京都駅」よりバス「神光院前」下車徒歩6分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 可 |
- 豊臣秀吉の母が帰依する長翁玉春上人開創の寺院に設けられた、一般墓、永代供養墓、納骨堂
- 一般墓は、永代供養付のプランあり。使用期限なし。埋葬人数の制限なし
- 永代供養墓は、使用期限なし、当初より合祀タイプあり。使用期限なしタイプは、ペットと眠れる
- 納骨堂は、管理費の支払が途絶えた場合、合祀される。埋葬人数制限なし。ペットと眠れる
比叡山・大文字や東山三十六峰を望む法雲寺に設けられた、一般墓、永代供養墓、納骨堂です。
境内地にある法要施設(本堂)を法要などで利用することができます。専用駐車場も完備しています。
| 住所 | 京都府京都市伏見区瀬戸物町745 |
|---|---|
| アクセス | 京阪本線「伏見桃山駅」より徒歩3分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 「伏見桃山駅」より徒歩3分の駅近好立地寺院・源空寺に設けられた、一般墓、永代供養墓
- 一般墓は、継承者が途絶えた場合合祀、13回忌後合祀プランあり。人数制限なし、2名様用が揃う
- 永代供養墓のプレートタイプは、最後の納骨より7回忌後、合祀。2名様が埋葬可能
- 永代供養墓の一般墓タイプは、最後の納骨より13回忌後、合祀。2名様が埋葬可能
大手筋商店街が隣接する、風情ある落ち着いた雰囲気の墓苑に設けられた、一般墓、永代供養墓です。
苑内にある法要施設(本堂)を、法事などで利用することができます。専用駐車場も完備しています。
| 住所 | 京都府京都市下京区三軒替地町124 |
|---|---|
| アクセス | JR京都線ほか「京都駅」より徒歩10分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 在来仏教 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 600有余年の歴史を持つ古刹・宗徳寺に設けられた、納骨堂
- 最後の納骨から33年後、合祀される。当初より合祀も対応可能
- 個別埋葬型。1名様～2名様、3名様～5名様、大家族用タイプあり
- 納骨堂維持費は33年間一括払い 。ペット専用合祀墓あり
女性を守護する粟嶋大明神(あわしまさん)を祀る粟嶋堂がある宗徳寺に設けられた、納骨堂です。
骨壷の寸法が大きくて入らない場合は、骨壷の寸法を変更して納めることもできます。
| 住所 | 京都府京都市右京区花園妙心寺町47 |
|---|---|
| アクセス | 京福電気鉄道北野線「妙心寺駅」より徒歩3分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 臨済宗 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 「妙心寺駅」より徒歩3分の交通至便な妙心寺内にある隣華院に設けられた、納骨堂
- 13回忌後合祀、当初より合祀タイプあり
- 13回忌後合祀タイプは個別埋葬型。骨壺にて安置される
- 読経供養期間が、33回忌まで、50回忌まで、100回忌までの3プランあり
慶長4(1599)年開山の古刹・妙心寺塔頭の隣華院に設けられた、納骨堂です。
隣華院の檀信徒となることがお求めになる条件となります。納骨堂側面の墓誌に、名前などを刻印できます。
| 住所 | 京都府宇治市五ヶ庄三番割33 |
|---|---|
| アクセス | JR奈良線ほか「黄檗駅」より徒歩20分 |
| 霊園区分 | 民営霊園 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 宇治市を代表する眺望抜群の大型霊園に設けられた、一般墓、永代供養墓、樹木葬
- 一般墓は、永代供養付のプランあり。50年後合祀。埋葬人数の制限なし
- 永代供養墓は、使用期限なし、当初より合祀タイプ。使用期限なしは、2名様まで埋葬可能
- 樹木葬は、30年後合祀、当初より合祀。30年後合祀は、1名様～2名様、人数制限なしタイプあり
延宝2(1674)年開創の緑樹院が管理を行う霊園に設けられた、一般墓、永代供養墓、樹木葬です。
「黄檗駅」より無料送迎バスが運行。お車の無い方も安心してお越しいただけます
| 住所 | 京都府京都市上京区妙顕寺前町514 |
|---|---|
| アクセス | 地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」より徒歩10分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 可 |
- 日蓮宗大本山「妙顕寺」の塔頭である善行院に設けられた、永代供養墓、樹木葬
- 永代供養墓は、当初より合祀タイプ。1名様ごとに埋蔵される
- 樹木葬は、7年、13年、33年後合祀。1名様、2名様、4名様が埋葬可能なタイプあり
- 樹木葬は、ペットと一緒に眠ることができる
天皇が直々にお祀りされた妙見菩薩様をお守りする善行院に設けられた、永代供養墓、樹木葬です。
永代供養墓は管理不要。樹木葬の管理費は、利用者が生前の間のみかかります。ご遺族の支払いは不要。
| 住所 | 京都府京都市西京区大枝沓掛町26 |
|---|---|
| アクセス | 阪急京都線「桂駅」よりバス「沓掛西口」下車すぐ |
| 霊園区分 | 民営霊園 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 京都市内を一望できる高台にある公園墓地に設けられた、永代供養墓、樹木葬
- 永代供養墓は、当初より合祀タイプ。1名様ごとに埋蔵される
- 樹木葬は、当初より合祀タイプ。1名様ごとに埋蔵される
- 年3回(春・秋のお彼岸、お盆)法要が行われる
京都市内最大規模を誇る公園墓地に設けられた、永代供養墓、樹木葬です。
管理事務所棟内には本堂があり、法要を営むことができます。供花、線香、ロウソクの販売が行われています。
ランキングでご紹介した永代供養墓以外にも、京都府には数多くの永代供養墓があります。気になった方は、「関連記事」をご覧ください。
京都府にある永代供養墓の費用相場は「93万円」
京都府にある永代供養墓の費用相場は、93万円です。一般墓(昔ながらの墓石のお墓)は130万円のため、永代供養墓は比較的安価で購入できるお墓だということが分かります。
しかし、永代供養墓には様々な種類があり、それぞれ価格帯が異なります。
費用相場は目安とし、希望の条件と予算にあった永代供養墓を探しましょう。
永代供養墓を選ぶ際にチェックするべきポイント
ここでは、数ある永代供養墓を比較するうえでチェックするべきポイントを5つご紹介します。
①アクセス・立地
②供養の方法
③納骨できる人数
④合祀されるまでの年数
⑤ペットと一緒に入れるか
①アクセス・立地
自宅からのアクセスは、とても重要なポイントです。
昔ながらのお墓と異なり掃除・メンテナンスが不要な永代供養墓ですが、やはり定期的に足を運べるよう、自宅から片道1時間以内で行ける永代供養墓を選ぶのがおすすめです。
②供養の方法
永代供養墓には様々な種類があり、それぞれ供養の方法が異なります。
ここでは、主な３つをご紹介いたします。
樹木葬
樹木葬は、植物を植えた埋葬許可のある地に、遺骨を納める永代供養墓です。
桜・紅葉・楠などの木や、薔薇、芝生など植物に彩られており、見た目も美しいのが特徴です。
京都府での費用相場は、66万円です。
納骨堂
納骨堂は、主に建物の中などの屋内にご遺骨を納める永代供養墓です。
天気・気温に左右されずに、快適にお参りすることができるのが特徴です。
京都府での費用相場は、93万円です。
合祀墓
合祀墓は、他の方の遺骨と一緒に埋葬する永代供養墓です。
個別に遺骨を埋葬しないため、その分場所によっては10万円と安価で購入できるのが特徴です。
③納骨できる人数
永代供養墓は、1つの区画に入る遺骨の数に制限があるケースが多いのが特徴です。
ご夫婦やおひとりさまなどは1区画で足りることがほとんどですが、3人以上になると1区画に入りきらないことも。1区画に何人入れるのかを確認して、場合によっては複数の区画を購入することを検討しましょう。
④合祀されるまでの年数
永代供養墓は多くの場合、一定期間が経つと他の方の遺骨とまとめて埋葬する「合祀(ごうし)」が行われます。
合祀が行われると、遺骨が他の方と混ざり、お墓が個別から共有になります。
合祀されるまでの年数は霊園や区画によってさまざまですが、お墓参りをする方が亡くなる頃に合祀される年数を選ぶ方が多いです。
また、一定期間が経っても合祀にならない永代供養墓もあります。他の方と遺骨が混ざるのが気になる方は、合祀にならない永代供養墓を選びましょう。
⑤ペットと一緒に入れるか
昔ながらのお墓は、ペットと一緒に入れないことが多いですが、永代供養墓は、ペットと一緒に入れることがあります。
大切なペットと一緒のお墓に入りたい方は、ペットと一緒に入れる永代供養墓を選びましょう。
永代供養墓のメリットとデメリット
昔ながらのお墓よりも負担が少ないことで人気がある永代供養墓。購入する前に必ず確認しておきたい、永代供養墓のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
- 供養・管理の手間がなく、継承者が不要であること
- 昔ながらのお墓より費用を抑えられる傾向にあること
- 宗教を問わないことが多いこと
供養・管理の手間がなく、継承者が不要であること
昔ながらのお墓の場合、基本的に代々お墓を引き継ぎ、管理しなくてはなりません。現時点では引き継ぐ人がいるかもしれませんが、いずれお墓を引き継ぐ人がいなくなる場合も考えられます。
永代供養墓の場合は、何世代にもわたって引き継ぐ必要性がありません。よって引き継ぐ人がいないという問題が起こることがなくなり、霊園が代わりに管理してくれるので管理の問題も同時に解消できます。
昔ながらのお墓より費用を抑えられる傾向にあること
大きな墓石を建てる昔ながらのお墓は、数百万円と高額な費用を必要とすることも多く、経済的な負担が大きいのが難点です。
しかし、永代供養墓は墓石を使わないか、あるいは小さなサイズに収まるため、安ければ10万円前後と費用を抑えて購入できます。
宗教を問わないことが多いこと
従来、お墓を購入する際はお寺の檀家になり、供養してもらうことが一般的でした。
永代供養墓は、現代のお墓に対するニーズの変化に対応できるよう、宗教・宗旨宗派を問わず受け入れているところが多くあります。
ただし、「個別の法要はお寺の宗派で行う」「戒名を付ける」といった条件が付くケースもあるため確認が必要です。
デメリット
- 一定期間が経ったら合祀されるケースが多いこと
- 家族の理解が得られず、トラブルになることがあること
一定期間が経ったら合祀されるケースが多いこと
永代供養墓は多くの場合、一定期間が経ったら他の方の遺骨とまとめて埋葬する「合祀(ごうし)」が行われます。
他の方と遺骨が混ざるという点と、合祀後には遺骨を取り出せないという点に注意が必要です。
別の場所にお墓を移すことができなくなるため、本当にその土地・場所でよいのか考えましょう。
家族の理解が得られず、トラブルになることがあること
意外に多いのが、家族・親戚の理解を得られずトラブルに発展してしまうケースです。
伝統的なお墓を希望する方には、永代供養墓は受け入れられにくいことがあります。家族でしっかりと話し合い、納得してから購入するようにしましょう。
永代供養墓とは？
ここまで費用相場や選び方を解説してきましたが、そもそも永代供養墓がどのようなお墓なのかイマイチ分かっていない…という方に向けて、永代供養墓がどんなお墓なのかについても解説いたします。
永代供養墓は、霊園や寺院が遺族に代わって供養・管理をしてくれるお墓です。
これまでのお墓は、家で代々受け継いでいくものでした。しかし核家族化や少子高齢化などで家族形態が変化したことや、「子どもがいない」「子どもに負担をかけたくない」という人が増えたことから、後を継いでくれる人がいなくても購入できるお墓が望まれるようになりました。
より詳しく永代供養墓について知りたい方は、以下の参考記事をご覧ください。
自分たちに合った永代供養墓を
永代供養墓は、供養・管理の手間がなく、継承者が不要であることや、昔ながらのお墓より費用を抑えられる傾向にあることといった多くのメリットが存在します。
今回ご紹介した人気ランキングを参考に、ご家族と相談しながら永代供養墓選びをしてみてはいかがでしょうか。特に人気の永代供養墓は完売するのも早いため、気になる永代供養墓が見つかったら、まずは資料請求・現地見学しておくことをおすすめします。