近年、需要が高まり注目されている「永代供養墓」。さまざまな事情から永代供養墓を考えている人は多いのではないでしょうか。今回は、横浜/川崎で人気の永代供養墓をランキング形式でご紹介します。
神奈川県の中でも大都市で、多くの永代供養墓がある横浜/川崎エリア。多くの選択肢からより良いお墓を選べるよう、永代供養墓を選ぶ上でチェックしておきたいポイントや費用相場もあわせて紹介しますので、お墓選びで後悔しないよう確認してみてください。
横浜/川崎で人気の永代供養墓おすすめ10選!
「いいお墓」が選んだ横浜/川崎で人気の永代供養墓ランキングをご紹介します。
惜しくもTOP10外!でも問い合わせの多い霊園をまとめました
- 駅前納骨堂 眞應殿(神奈川県川崎市川崎区)
- 唱導寺 納骨堂・永代供養墓(神奈川県横浜市港南区)
- 春秋苑 青蓮堂 屋内御廟 (納骨堂)(神奈川県川崎市多摩区)
神奈川で永代供養ができる公営霊園も!
- 横浜市営 メモリアルグリーン(神奈川県横浜市戸塚区俣野町1367-1)
- 横浜市営 日野こもれび納骨堂(神奈川県横浜市港南区日野中央1-1676番地の84)
- 横浜市営(仮称)舞岡墓園(神奈川県横浜市戸塚区舞岡町字下谷279番の2他)
横浜/川崎のエリアから霊園を選ぶ
そもそも永代供養墓とは?
永代供養墓とは、お墓を承継する人がいなくなってしまった際に寺院や霊園が、遺族に代わって供養してくれるお墓のことです。
実は「永代供養墓」という言葉には法的な定義はありません。
これまでのお墓は代々受け継いでいくものでした。しかし核家族化や少子高齢化などで家族形態が変化し、継承者がいない人や残された家族に負担をかけたくない、夫婦のみでお墓に入りたいと考える人が増えてきました。こうした現代のライフスタイルから、「継いでくれる人がいなくても購入できるお墓」を選択する人が増えてきています。
主な永代供養墓の種類
単独墓(個別安置型)タイプ
骨壺が一人ずつ分かれていて、通常のお墓と同じように墓石も建てます。ただし、一定期間後は、共同墓へ移される場合もあるので、必ず事前に確認しておくことが重要です。
共同墓(合祀型)タイプ
合同墓、もしくは合葬墓と呼ばれることもあります。赤の他人と一緒に埋葬されます。永代供養墓は、このタイプの墓が多いです。合祀にした場合、遺骨を取り出すことはできませんので注意が必要です。
集合墓タイプ
小さな単独墓が集まって、1つのお墓を構成しています。
納骨堂タイプ
納骨堂の中に、個別に遺骨を安置するタイプ。都心では、ロッカー型のお墓をよく見かけるようになりました。単独型のうちのひとつと言えます。
- 自動搬送式(ICカードをかざすと、バックヤードから参拝ブースまで遺骨が自動で搬送される納骨堂)
- ロッカー式(コインロッカーのような扉付きの同じ大きさのお壇がずらりと並んだ納骨堂)
- 仏壇式(契約単位ごとに仏壇が用意されている納骨堂)
- 位牌式(戒名や没年月日などが書かれた位牌を個人スペースのシンボルとして掲げる納骨堂)
- 墓石式(一般的なお墓と同じように、墓石を用意するタイプの納骨堂)
樹木葬タイプ
墓石の代わりに樹木を墓標とするタイプ。形態は霊園や寺院ごとにさまざまです。
- 庭園タイプ(シンボルツリーや花木を花壇に植えるタイプ)
- 公園タイプ(墓域をマウント状にして芝生を植えるタイプ)
- 里山タイプ(「人を弔う墓地で里山の草木を育てる」といった自然保全の目的を持ったタイプ)
永代供養墓のメリット・デメリット
メリット
- 継承者不要(後継ぎがいなくても申し込める)
- 宗旨宗派不問、檀家義務がない場合が多い
- 寺院等が管理してくれるため、定期的な供養や管理をしなくて済む
- 一般的なお墓を建てるよりも費用が比較的安い
デメリット
- いずれは合祀になる場合が多い
- 合祀になると後から取り出すことができない
- 永代供養の費用は一人当たりの金額となるため、複数だと割高になる場合もある
- お参りの仕方に制限が設けられている場合もある
横浜/川崎で永代供養墓を購入するとどのくらいかかる?費用相場は?
永代供養墓にはさまざまな種類があります。納骨方法や供養の仕方もそれぞれ異なるため、かかる費用だけで判断せず、サービスの内容もあわせて確認することが必要です。
永代供養墓にかかる費用を見ると、神奈川は全国の相場より高い傾向にあります。東日本、関東地方、一都三県と比較しても高い傾向が伺えます。全国平均よりも10万円ほど高いと思っておくと良いでしょう。
樹木葬 | 納骨堂 | |
---|---|---|
神奈川 | 78万5,714円 | – |
全国 | 68万7,791円 | 87万6,699円 |
東日本 | 70万6,742円 | 86万6,082円 |
関東地方 | 71万5,764円 | 89万7,260円 |
一都三県 | 72万6,596円 | 90万2,759円 |
出典:【お墓】地方・都道府県別 お墓の消費者全国実態調査(2020 年)
永代供養墓の選び方/チェックすべき6つのポイント
様々な種類のある永代供養墓を選択する上で、注目しておきたいポイントをまとめました。後悔しないお墓選びができるよう、チェックしてみてください。
アクセス
今後、何度も足を運ぶことになります。自宅からの移動手段を確認しておきましょう。高齢になったときに車を運転しなくても行けるよう、公共交通機関や送迎シャトルバスの有無、最寄り駅から徒歩でどれくらいかかるかも、あわせて確認しておくと安心です。
納骨数
永代供養墓には納骨できる数に制限がある場合が多いです。あらかじめ確認しておきましょう。
埋葬方法
埋葬方法や納骨の仕方も複数存在します。個別安置期間が定められている場合、遺骨を取り出せなくなることもありますので必ず確認しておきましょう。
埋葬方法
- 他の人の遺骨と完全に混ぜてしまう合祀型
- 遺骨が他の人と混ざらないように袋や骨壷に分けて入れて、ひとつのスペースに分けて埋葬する共同埋葬型
- 遺骨を個々の区画に埋葬する個別埋葬型
納骨の仕方
- 決められた区画内に穴を掘り、直接、あるいは布に包んで埋葬する方法
- 骨壺にご遺骨を入れたまま埋葬する方法
- 遺骨をパウダー状にする方法
- 購入したエリアに粉骨を散骨する方法
後継者が必須かどうか
永代供養墓はタイプによって後継者の条件が異なることがあります。合祀・合葬タイプや永代供養付きの永代供養墓の場合は後継者は不要ですが、個別タイプのお墓の場合は後継者が必要となることが多いです。後継者がいない場合は、必ず事前確認をするようにしましょう。
宗教・宗派(檀家条件)
永代供養墓の多くは宗教を問わない場合が多いですが、一部では宗旨・宗派が決まっているものもあります。事前確認は必ずしておきましょう。
施設・設備の充実度
お墓参りや法要などで利用する場合、どのような施設や設備があるかは重要です。霊園によっては掃除用具や手桶などを貸し出していたり、供花や線香を園内で販売している場合もあります。販売がない場合は周辺に購入できる場所があるかなど、あわせて確認しておくと良いでしょう。
お墓選びを後悔しないために
お墓の購入は、一生に一度ともいえる大きな買い物です。数多くあるお墓の中から後悔のない選択をするため、しっかりと比較・検討をすることが大切です。なにより大切なのは、自分の足で訪れ、目で確かめ、気になる点は担当者に確認することです。気になった霊園はまず、実際の霊園へ見学してみてはいかがでしょうか。
横浜/川崎のTOP3をおさらい
- 横濱聖苑(神奈川県横浜市港北区)
- 環境霊園横浜みどりの森(神奈川県横浜市緑区)
- 聖徳寺・聖徳しらはた浄苑(神奈川県横浜市神奈川区)
横浜・川崎の永代供養墓についてのよくある質問
Q.横浜・川崎の永代供養墓の費用相場はいくらですか?
永代供養墓にかかる「永代使用料」を見ると、神奈川県の相場は、一般墓で約199万円、樹木葬で約78万円です。
Q.横浜・川崎で人気のある永代供養墓はどこですか?
横浜・川崎の人気ベスト3は、横濱聖苑(横浜市港北区)、環境霊園横浜みどりの森(横浜市緑区)、あおぞら霊園(横浜市保土ヶ谷区)です。
神奈川県の霊園ランキング
神奈川県の霊園のランキングをご紹介します。横浜市の納骨堂や樹木葬、一般墓、神奈川県の霊園・墓地をご検討の場合は参考にしてみてください。











