お墓が無い方の新しい選択肢 – 永代供養墓、納骨堂、合葬・合祀墓

納骨堂

近年では跡継ぎがいない方や、「子どもや家族に迷惑をかけたくない」と思っている方、また家族の間でやむを得ない事情のため、お墓を継がせることができない方も少なくありません。
そんな方々に需要があるのが「永代供養墓」です。永代供養墓は、寺院や霊園によって維持・管理されているお墓で、遺族に代わって供養をしてくれます。跡継ぎがいなくなっても無縁仏にならない、また費用が比較的安く済むといったメリットがあります。
永代供養墓の中には、合祀・合葬(他の人の遺骨と一緒に埋葬すること)される「合祀墓」「合葬墓」というものもあります。

ここでは、そんな永代供養墓について、わかりやすく解説しています。

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永代供養墓とは

永代供養墓は、少子化や核家族化などの理由で、お墓を代々受け継いでいくことが難しくなってきたことから、新しいお墓のスタイルとして近年広まりつつあります。 見た目の形から「納骨堂」と呼ばれることもあれば、どのように納骨されるかという観点から「合葬墓」と呼ばれることもあります。

永代供養墓の最も重要な点は、管理と祭祀が約束されているというシステムにあります。法律上の定義はまだありませんが、条件としては次の3つが挙げられます。

・承継者(跡継ぎ)の有無に関係なく申し込める
・生前に申し込める
・永続的に管理と祭祀(供養)が受けられる

https://guide.e-ohaka.com/kind/eitai-7/?_ga=2.108506754.1286374162.1613367941-1101293378.1612401292

永代供養墓が増えている背景

永代供養墓の需要は、年々増えています。
単身の方や子どものいないご夫婦はもちろん、子どもや家族がいる場合でも「娘が嫁いだ後は、お墓のことで面倒をかけたくない」「子どもが遠方にいるので、守っていく必要のないお墓がいい」という方は少なくありません。
永代供養墓が増えている背景 昨今では、公営でも「合葬式墓所」という形で、永代供養墓と同様のものが増えてきています。

永代供養墓の種類

最も一般的な形態は、地下あるいは半地下に骨壺を安置するための納骨室を造り、上に像・塔・碑などを建立したものです。
形の上では、「納骨堂型」、「納骨塔型」、「納骨陵型」、また、納骨室が仏壇あるいはロッカー形式になっている「納骨廟型」などがあります。
合葬式のほかにも、独立した石塔を建てる「個別墓」や、石碑を一つの区画に並べた「集合墓」といった形式もあります。

永代供養墓のシステム

多くの永代供養墓では、一定期間を経過した遺骨は、土に返すために合祀カロートに移されます。その時期については「13回忌まで」「33回忌まで」「使用者の希望年数」などさまざまです。
また、供養のスタイルも、一般的なものは春秋のお彼岸とお盆に合同法要が行われるケースですが、祥月命日の供養や年回忌の法要を行っているところもあります。

永代供養墓のメリット・デメリット/購入に向いているのはどんな人?
近年さまざまな事情から永代供養墓を選択する人が増えてきています。永代供養墓は寺院や霊園が承継者に代わって供養や管理をしてくれるお墓のことで、継承者がいない方や、家族に面倒をかけたくないという理由から、近年需要が高まってきています。永代供養墓には、永代使用料が個別のお墓よりも比較的安い等、様々なメリットがあります。ただ、永代供養墓と言っても、遺骨を合祀・合葬するものから個別に保管するもの、また納骨する場所が地下だったり地上だったりと、種類がたくさんあります。自分が眠ることになるお墓ですので、少しでも満足のいくお墓にしたいものです。ここでは、永代供養墓についての解説と、実際に購入した人の意見などを元にした、選び方のポイントなどを解説します。

納骨堂とは

墓に関する法律「墓地、埋葬等に関する法律」、略して「墓埋法」によると、納骨堂とは「他人の委託を受けて焼骨を収蔵するために、納骨堂として都道府県知事の許可を受けた施設」と定義されています。遺骨を安置していくことができる施設のことを、納骨堂というわけです。

納骨堂とは、墓地に遺骨を埋葬するまでの間、一時的に遺骨を預けるという施設であったため、預かり期間が定められている場合が多かったようです。しかし、近年は一時的な遺骨の整理先としてではなく、恒久的に遺骨を祭祀する施設の役割を担うことになってきます。

納骨堂が増えている背景

納骨堂の需要は、年々増えています。
後継者がいないと入ることができない一般墓地と違い、跡継ぎがいなくても購入でき、しかも比較的安価である点などが人気を博しています。
また、墓を建てなくてもよいと捉える一般の方々の宗教観の変化も、こういった埋葬方法を後押しする要因にもなっているようです。

納骨堂には、ロッカー式、棚式、仏壇式、墓石式、機械式などさまざまなタイプがあります。最近の傾向としては、専用カードをかざすと自動的に骨壺が運ばれてくる自動搬送式の納骨堂など消費者ニーズに叶った形態の納骨堂も評判になっています。また、宗旨、宗派を問わない施設も多いようです。
屋内スペースなので掃除の必要はありませんが、自分たちだけの場でないため、お花や供物を供えることなどについては、それぞれの施設のガイドラインに従わなくてはなりません。

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納骨堂のシステム

通常のお墓と同様に、管理費を支払い続ける限り永代使用できる点が特徴です。しかし、33回忌など一定期間安置した後に、永代供養墓などに合祀して供養するタイプが多くなってきているようです。
預かり期間や形態、管理や供養方法も施設によってさまざまですので、それぞれの施設の具体的な内容についてしっかりと調べて納得した上で購入するべきでしょう。

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