家族・子供に迷惑をかけたくないなどの理由で、納骨堂を選ぶ方が近年増えています。しかし、価格やプランが様々で、どのような納骨堂を選べばよいか迷う方も多いですよね。
今回は、札幌市で人気の納骨堂を、ランキング形式にてご紹介します。
それぞれの特徴を分かりやすくまとめていますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。気になる納骨堂があった場合は、資料請求をしたり、現地見学をしてみましょう。
札幌市で人気の納骨堂ランキング
住所 | 北海道札幌市東区東雁来町357-3 |
---|---|
アクセス | JR函館本線ほか「札幌駅」より車で20分 |
霊園区分 | 民営霊園 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 可 |
- 「札幌駅」より車で20分の、札幌市中心部の寺院施設に設けられた、納骨堂
- 埋葬の1年後合祀、20年後合祀の、2プランが揃う
- 個別埋葬型。1名様ごとに埋葬される
- 20年後合祀プランは、ペットと一緒に眠ることができる
「モエレ沼公園」や「サッポロさとらんど」からもほど近い寺院施設に設けられた、ロッカー式納骨堂です。
参拝室でカードをかざすと、モニターに故人の遺影などが表示されお参りすることができます。
住所 | 北海道札幌市中央区南4条東4-5-1 |
---|---|
アクセス | 札幌市営地下鉄東西線「バスセンター前駅」より徒歩6分 |
霊園区分 | 民営霊園 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 不可 |
- すすきの、藻岩山、豊平川が近接する好立地施設に設けられた、納骨堂
- 使用期限なし。管理費が支払われる限り使用できる
- 個別埋葬型。2名様、4名様が埋葬可能
- 施設内には、本堂、法要室、会食会場なども完備
「バスセンター前駅」より徒歩6分の、札幌市の中心部の施設に設けられた、ロッカー式納骨堂です。
永代供養プランを生前に申込むことができます。継承者が途絶えても、永代にわたり供養されるので安心です。
住所 | 北海道札幌市中央区宮の森1263-3 |
---|---|
アクセス | 札幌市営地下鉄東西線「西28丁目駅」より車で8分 |
霊園区分 | 寺院墓地 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 曹洞宗 |
ペット埋葬 | 不可 |
- 札幌市を一望できる、大自然に包まれた山頂の寺院施設に設けられた、納骨堂
- 使用期限なし。管理費が支払われる限り使用できる
- 一段式が2タイプ、二段式、三段式が揃う。タイプにより4名様~12名様まで埋葬可能
- 境内地には、合祀タイプの永代供養塔が完備
宮の森の豊かな自然に包まれた地に建つ薬王寺に設けられた、仏壇型納骨堂です。
骨壺は、一段式は仏壇の下に、二段式と三段式は仏壇の奥にスペースに納められます。
住所 | 北海道札幌市豊平区西岡509 |
---|---|
アクセス | 札幌市営地下鉄南北線「自衛隊前駅」より車で10分 |
霊園区分 | 民営霊園 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 不可 |
- 日本で初めて誕生した全天候型屋内霊園に設けられた、納骨堂
- 使用期限なし。仏壇型、ロッカー型のタイプが揃う
- ロッカー型は2名様、仏壇型は6名様が埋葬可能。ロッカー型は、段数により価格が異なる
- 園内には、ペット専用霊園が併設される
天候に左右されずにお参りができる全天候型屋内霊園に設けられた、2タイプの納骨堂です。
360台収容可能の駐車場が完備しています。お盆やお彼岸時期にも安心してお越しいただけます。
住所 | 北海道札幌市手稲区富丘4条4-5-2 |
---|---|
アクセス | JR函館線「稲積公園駅」より徒歩14分 |
霊園区分 | 寺院墓地 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 不可 |
- 札幌市手稲区の閑静な住宅街に隣接する施設に設けられた、納骨堂
- 使用期限なし、10年後・33回忌後合祀タイプが揃う
- 個別埋葬タイプ。1名様~12名様まで埋葬可能なタイプあり
- 遺骨申込と生前申込で管理料が異なる
天候に左右されず、いつでも快適にお参りできる屋内施設に設けられた、仏壇型納骨堂です。
施設内には、法要室が完備。管理費以外寄付金などは一切不要ですが、永代にわたり供養が行われます。
ランキングで紹介した納骨堂以外でも、札幌市には納骨堂があります。気になった方は、関連記事をご覧ください。
札幌市にある納骨堂の費用相場は「83万円」
札幌市の納骨堂の費用相場は83万円です。種類別に見ると、一般墓(昔ながらの墓石のお墓)140万円、納骨堂83万円、樹木葬98万円となっており、納骨堂は少し費用を抑えて購入できるお墓だということが分かります。
しかし、納骨堂には屋外に設置されているものと、屋内に設置されているものがあり、それぞれ費用相場が異なります。屋外に設置されているものは安価、屋内に設置されているものは高価になる傾向があります。
費用相場は目安とし、希望の条件と予算にあった納骨堂を探しましょう。
納骨堂を選ぶ際にチェックするべきポイント
ここでは、数ある納骨堂を比較するうえでチェックするべきポイントを5つご紹介します。
①アクセス・立地
②タイプ・種類
③納骨できる人数
④合祀されるまでの年数
⑤ペットと一緒に入れるか
①アクセス・立地
自宅からのアクセスは、とても重要なポイントです。
昔ながらのお墓と異なり掃除・メンテナンスが不要な納骨堂ですが、やはり定期的に足を運べるよう、自宅から片道1時間以内で行ける納骨堂を選ぶのがおすすめです。お寺の境内地に墓地があり、主に寺院によって管理・運営されています。
②タイプ・種類
納骨堂にはさまざまなタイプがあり、それぞれ見た目や造りが異なります。
ここでは、主な3つをご紹介いたします。
ロッカー式
コインロッカーのような、コンパクトなスペースに遺骨を納めるタイプの納骨堂です。
上段よりも下段の方が安価な場合が多く、費用面で悩まれている方にもおすすめです。費用相場は20万円~となります。
仏壇式
上に位牌を置く仏壇、下に遺骨を納めるスペースがあるタイプの納骨堂です。
ロッカー式より大きく、装飾にこだわったものも多いため、個人単位では約50万円~、家族単位では約100万円~が費用相場になります。
自動搬送式
共有の参拝スペースに、自動で遺骨が運ばれてくる納骨堂です。
最近とても数が増えており、スクリーンに遺影が投影されるもの、故人が好きだった音楽が流れるものなどもあります。費用相場は少し高めの設定で、約80万円~になります。
③納骨できる人数
納骨堂は、1つの納骨スペースに入る遺骨の数に制限があるケースが多いのが特徴です。
ご夫婦やおひとりさまなどは1区画で足りることがほとんどですが、3人以上になると1区画に入りきらないことも。1区画に何人入れるのかを確認して、場合によっては複数の区画を購入することを検討しましょう。
④合祀されるまでの年数
納骨堂は多くの場合、一定期間が経つと他の方の遺骨とまとめて埋葬する「合祀(ごうし)」が行われます。
合祀が行われると、遺骨が他の方と混ざり、お墓が個別から共有になります。
合祀されるまでの年数は霊園や区画によってさまざまですが、お墓参りをする方が亡くなる頃に合祀される年数を選ぶ方が多いです。
また、一定期間が経っても合祀にならない納骨堂もあります。他の方と遺骨が混ざるのが気になる方は、合祀にならない納骨堂を選びましょう。
⑤ペットと一緒に入れるか
昔ながらのお墓は、ペットと一緒に入れないことが多いですが、納骨堂は、ペットと一緒に入れることがあります。
大切なペットと一緒のお墓に入りたい方は、ペットと一緒に入れる納骨堂を選びましょう。
納骨堂のメリット・デメリット
昔ながらのお墓よりも負担が少ないことで人気がある納骨堂。購入する前に必ず確認しておきたい、納骨堂のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
- 供養・管理の手間がなく、継承者が不要であること
- 屋内にあり、天気・気温を気にせずお参りできる所が多いこと
- 宗教を問わないことが多いこと
供養・管理の手間がなく、継承者が不要であること
昔ながらのお墓の場合、基本的に代々お墓を引き継ぎ、管理しなくてはなりません。現時点では引き継ぐ人がいるかもしれませんが、いずれお墓を引き継ぐ人がいなくなる場合も考えられます。
納骨堂の場合は、何世代にもわたって引き継ぐ必要性がありません。よって引き継ぐ人がいないという問題が起こることがなくなり、寺院が代わりに管理してくれるので管理の問題も同時に解消できます。
屋内にあり、天気・気温を気にせずお参りできる所が多いこと
納骨堂の多くは屋内にあり、天気・気温を気にせずお墓参りができます。暑いお盆の時期でも、快適にお参りできることは、納骨堂ならではのメリットです。
宗教を問わないことが多いこと
従来、お墓を購入する際はお寺の檀家になり、供養してもらうことが一般的でした。
納骨堂は、現代のお墓に対するニーズの変化に対応できるよう、宗教・宗旨宗派を問わず受け入れているところが多くあります。
ただし、「個別の法要はお寺の宗派で行う」「戒名を付ける」といった条件が付くケースもあるため確認が必要です。
デメリット
- 一定期間が経ったら合祀されるケースが多いこと
- 家族の理解が得られず、トラブルになることがあること
一定期間が経ったら合祀されるケースが多いこと
納骨堂は多くの場合、一定期間が経ったら他の方の遺骨とまとめて埋葬する「合祀(ごうし)」が行われます。
他の方と遺骨が混ざるという点と、合祀後には遺骨を取り出せないという点に注意が必要です。
別の場所にお墓を移すことができなくなるため、本当にその土地・場所でよいのか考えましょう。
家族の理解が得られず、トラブルになることがあること
意外に多いのが、家族・親戚の理解を得られずトラブルに発展してしまうケースです。
伝統的なお墓を希望する方には、納骨堂は受け入れられにくいことがあります。家族でしっかりと話し合い、納得してから購入するようにしましょう。
納骨堂とは?
ここまで費用相場や選び方を解説してきましたが、そもそも納骨堂がどのようなお墓なのかイマイチ分かっていない…という方に向けて、納骨堂がどんなお墓なのかについても解説いたします。
納骨堂は、主に建物の中などの屋内にご遺骨を納めるお墓です。
元々は、遺骨を一時的に預けておくための場所でしたが、今では永久的に遺骨を納めるための場所として機能することが増えてきました。屋内にあり、天気・気温を気にせずお参りできる所が多いことが特徴です。
より詳しく納骨堂について知りたい方は、以下の参考記事をご覧ください。
自分の目的に合った納骨堂選びを
納骨堂は、供養・管理の手間がなく、継承者が不要であることや、天気・気温を気にせずお参りできるといった多くのメリットが存在します。
今回ご紹介した人気ランキングを参考に、ご家族と相談しながら納骨堂選びをしてみてはいかがでしょうか。特に人気の納骨堂は完売するのも早いため、気になる納骨堂が見つかったら、まずは資料請求・現地見学しておくことをおすすめします。