宮城県仙台市で人気の墓地・霊園・お墓を、日本最大級のお墓のポータルサイト「いいお墓」の掲載の中から10ヶ所をピックアップしてランキング方式でご紹介します。
仙台市のお墓は、公営霊園、民営霊園、寺院墓地の一般墓のほか、永代供養墓や樹木葬など、さまざまなタイプのお墓選びができます。
「いいお墓」では、仙台市の墓地・霊園・お墓の値段や必要な費用の情報、種類やデザイン、口コミなどを比較してお墓を探すことができます。見学予約や資料請求も可能です。墓地・霊園・お墓を購入する際に参考にしてください。
【仙台】人気のお墓TOP10!
惜しくもTOP10外!でも問い合わせの多い霊園をまとめました
・名取市営 名取市墓地公園(宮城県名取市小塚原字中島2番地の1)
・泉紅寿の杜共有墓(宮城県仙台市泉区古内)
・専光寺 永代供養墓(宮城県岩沼市寺島字浜里8)
・仙台樹木葬 安養寺庭苑(宮城県仙台市青葉区下愛子舘37)
・蔵王メモリアルパーク 楓の丘(合祀にならない樹木葬)(宮城県刈田郡蔵王町平沢諏訪舘28-1)
仙台市の公営霊園
仙台市の公営霊園をご紹介します。
都道府県や市区町村などの地方公共団体が運営・管理する「公営霊園」は、経営が安定しており、石材店の制限もなく、宗旨・宗派も不問、使用料や管理料が比較的安いといったメリットがあります。しかし、遺骨があることが条件になっていたり、人気のある墓地は倍率が高く抽選に外れることがある、といった面もあります。
2021年現在、仙台市の公営霊園では「いずみ墓園」のみが、春と秋の年に2回の募集をしています。そのほかの霊園は、返還された区画がまとまった数になったときに、再整備して貸出すという状況です。用意された区画数よりも申込者が多い場合には、抽選となります。募集時期・申込期間は限られているため、公営霊園を希望する場合は、募集情報を常にチェックしておかなければなりません。
仙台市の市営霊園では、霊園によって費用は変わるものの、一般墓所であれば、永代使用料は1区画(4平方メートル)で45万円~、年間管理料は3,640円となっています。
「いずみ墓園」にある芝生墓所の場合は、永代使用料38万円、年間管理料5,800円です。
また個別集合墓所の場合、永代使用料21万円、永代管理料9万400円となっています。
・いずみ墓園(宮城県仙台市泉区朴沢字九ノ森1番1)
・北山霊園(宮城県仙台市青葉区北山2丁目)
・葛岡墓園(宮城県仙台市青葉区郷六字葛岡42)
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お墓の費用相場ってどれくらい?
東日本お墓の平均購入費用は、「一般墓」「樹木葬」は全国平均よりも高額になっていますが、「納骨堂」は下回っています。片や西日本は「一般墓」「樹木葬」は全国平均よりも低く、「納骨堂」は高くなっています。
地域によってお墓の価格は上下しますが、平均値として参考にしてください。
一般墓 | 樹木葬 | 納骨堂 | |
---|---|---|---|
全国 | 176万1,586円 | 68万7,791円 | 87万6,699円 |
東日本 | 178万8,523円 | 70万6,742円 | 86万6,082円 |
西日本 | 166万8,627円 | 62万2,078円 | 92万8,571円 |
出典:【お墓】地方・都道府県別 お墓の消費者全国実態調査(2020 年)
墓地、霊園の種類
墓地、霊園は大きく3つのタイプにわかれています。
公営霊園
都道府県、市町村などの地方自治体が管理・運営している墓地です。申し込みや問い合わせは、各都道府県や市区町村役場になります。
民営霊園
財団法人や社団法人、宗教法人が事業主体であり、民間企業が運営の委託を受けているケースもある霊園です。宗旨宗派を問わず申し込むことができます。
寺院墓地
寺院墓地は、大抵、寺院の境内地にあり、その寺院が管理している墓地のことをいいます。
墓石の種類
墓石は大きく3つのタイプにわかれています。
和型墓石
江戸時代に一般化した伝統的な墓石です。これは台石の上に、竿石と呼ばれる塔状の石を建てたものです。竿石とは、お墓の一番縦に長い部分の石です。ここに家名などの文字を刻みます。お墓というとこの和型墓石をイメージする方が多いと思います。
洋型墓石
洋型とはいっても日本で造り出された墓石ですから、和洋折衷型と考えることができます。厚めの台石の上に、低く幅の広い石を載せた形が一般的です。最近はこの洋型墓石のタイプが増えてきています。洋型タイプには「オルガン」型という形態もあります。これは正面から見ると横長の長方形の形をしており、棹石が斜めに角度がついておりオルガンの形に似ていることから「オルガン」型と呼ばれています。
デザイン墓石
一般的な形式にとらわれない個性的なデザインの墓石を求める方も増えてきました。この背景には家を基軸としていた墓地の在り方が、故人を主体としたものへと変化してきている事情があると考えられます。自由な形式を認める霊園などでは、故人の職業や趣味、宇宙観などを表した意匠的な墓石を見ることもできます。
現在では、上記3タイプが主流となりますが、「五輪塔」「宝篋印塔」「宝塔・多宝塔」「無縫塔」などの種類もあります。また、「神道」の墓石の形態は異なるものになります。
新たな埋葬方法のお墓
昨今では、石材を使った従来のお墓だけではなく、新たな埋葬方法のお墓も注目を集めています。
永代供養墓
永代供養墓は寺院や霊園が承継者に代わって供養や管理をしてくれるお墓のことで、継承者がいない方や、家族に面倒をかけたくないという理由から、近年需要が高まってきています。
納骨堂
納骨堂とは、骨壷に入った遺骨をそのまま納めておく建物のことです。納骨堂は、公営霊園やお寺、寺院の中に設置されていることが多いです。
樹木葬
”自然に還る”というコンセプトのもと、墓石の代わりに樹木を墓標とする樹木葬。散骨などと並ぶ自然葬の一種で、近年希望者が増えているお墓のスタイルです。
宮城県の死亡者数は徐々に増加

宮城県ならではのお墓・お葬式事情がたくさん
宮城県ならではの、お墓・お葬式の独特な風習があります。
火葬を済ませてから葬儀を執り行う?
宮城県の「式前出棺」という独特の風習をご存知ですか?
一般的な葬儀の流れは、お通夜と葬儀を終えてから出棺・火葬をおこなうところが多いもの。しかし宮城県では先に火葬を済ませてから、葬儀を執りおこなうことがあります。
これは、交通の便が悪い地域に見られる特長で、関係者が揃う前にご遺体が腐敗してしまうのを避けるために、先に火葬をおこなうのです。宮城県では雪の影響などもあるため、このようなスタイルになったと言われています。
お葬式のときには遺族も白い三角のアレ(=天冠)をつける!?
幽霊を思い浮かべると皆さんの頭にも思い浮かぶであろう、頭につける三角の布。この布は「天冠(てんかん・てんがん)」といい、死装束の一つです。閻魔大王と謁見する際に、失礼にならないように身につけているとされています。
本来は故人のみ身に着けるこの天冠。実は、宮城県では参列者も天冠を身に着け、故人と同じ格好をする風習があるのです。
男性が天冠を、女性が白い頭巾をかぶることには「故人が旅立つまで一緒に見送る」という思いが込められています。出棺後に布を外すのは「旅立ちは故人1人で、他の人を連れて行かないでほしい」という考えに基づいています。
最後まで故人に寄り添える、素敵な風習ですよね。
世界的にも珍しい「伊達冠石」を使った墓石
宮城県でお墓を購入する際、一度は見ておきたいのが「伊達冠石(だてかんむりいし)」を使った墓石です。伊達冠石とは宮城県でのみ産出される石として有名で、とても珍しいものなのです。
伊達冠石は宮城県にある大蔵山から産出される石。採石した直後には外面に泥が付着していることから「泥冠(どろかぶり)」とも呼ばれています。
少し残念な別名を持った伊達冠石ですが、その魅力はこの泥がカギ。通常の泥とは違い、2~3年経過すると中に含まれる鉄分が太陽光に反応して酸化を起こし、錆び色になる特性を持っています。
そのため時間の経過とともに、灰色と、鉄が錆びて出た赤茶色の2色の模様が現れるという珍しい特長があるのです。伊達冠石の石目模様は、主に小目、トラ目、ほたる、にしきと分類されており、その中でも希少価値の高いトラ目はさらに細かく分けられています。
通常の墓石とは一味違った楽しみ方ができる特別な石「伊達冠石」。予算と相談しながら検討してみてくださいね。
お墓参りにもずんだ餅。やっぱり宮城県民のソウルフード

宮城県民のソウルフードといえば、ずんだ餅ですよね。宮城県ではお墓参りのお供え物として、ずんだ餅と「おくずかけ」を供える風習があります。
まずは、知らない方のために2つのソウルフードをご紹介しましょう。
「ずんだ餅」は、潰した枝豆を餡として、餅と混ぜて作る和菓子のこと。「ずんだ」の由来は「豆打(ずだ)」からきているという説が有力です。
以前は枝豆があまり柔らかくなかったため、ペースト状にする前に、豆を叩いて粉々にしてすりつぶしやすくする作業をしていました。この枝豆を叩く作業のことを「豆を打つ」から「豆打(ずだ)」と呼ぶようになり「ずんだ」に変化したのだそう。
「おくずかけ」は、精進料理の一つ。水溶き片栗粉でとろみをつけた醤油味の汁に、野菜や麩、白石温麺などを入れて煮込んだ料理です。ずんだ餅のほうがポピュラーで、あまり耳にすることがないかもしれませんが、おくずかけは宮城県民の大切な郷土料理。
これらソウルフードを仏壇やお墓にお供えすることで、家族だけでなく、故人も一緒に楽しむ風習があります。
いいお墓の安心実績
年間14万件の相談実績
いいお墓では、年間14万件のご相談を承っております。その実績をいかし、最適な霊園選びをお手伝いいたします。
全国9,000件以上の墓地掲載
全国の9,000件以上の墓地情報を掲載しています。改葬先などのご希望の霊園が見つかります。口コミも掲載していますので、その霊園選びの本当の情報を提供しております。
東証一部上場企業が運営
「いいお墓」の運営は、1984年創業の出版社である株式会社鎌倉新書(東証プライム上場、証券コード:6184)が行っています。
「いいお墓」は、お墓・永代供養墓・樹木葬の価格(費用)、お墓購入者の口コミ、建墓のポイント、石材店の選び方や、お墓の引越し(改葬)、墓じまい、お布施、お供えなどのほか、仏事に関する情報も満載。霊園・墓地のことなら「いいお墓」にお任せください。
仙台市の霊園・墓地・お墓についてのよくある質問
Q.仙台市のお墓の費用相場はいくらですか?
東日本のお墓の費用相場は、一般墓(墓石を立てるお墓)が178.8万円、樹木葬が70.6万円、納骨堂が86.6万円です。お墓を購入する費用は、主に「永代使用料」「墓地管理費」「墓石費用」の3つの要素で成り立っています。最近では墓石を立てない新しいタイプの埋葬方法として、「納骨堂」「樹木葬」「永代供養墓」などが珍しくなくなりました。
Q.仙台市で人気のある霊園・墓地・お墓はどこですか?
仙台市の人気ベスト3は、仙台葛岡樹木葬(仙台市青葉区)、慈恩寺 月かげの塔(仙台市宮城野区)、若林樹木葬(仙台市若林区)です。
宮城県の霊園ランキング
宮城県の霊園のランキングをご紹介します。永代供養墓や樹木葬、納骨堂など、区画タイプに絞ってご検討の場合は参考にしてみてください。


