家族・子供に迷惑をかけたくないなどの理由で、永代供養墓を選ぶ方が近年増えています。しかし、価格やプランが様々で、どんな永代供養墓を選べばよいか迷う方も多いですよね。
この記事では、山形県で人気の永代供養墓を、ランキング形式にてご紹介します。
それぞれの特徴を分かりやすくまとめていますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。気になる永代供養墓があった場合は、資料請求したり、現地見学をしてみましょう。
山形県で人気の永代供養墓ランキング

住所 | 山形県山形市緑町3-4-5 |
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アクセス | JR山形線ほか「山形駅」より車で5分 |
霊園区分 | 寺院墓地 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 可 |
- 永代供養墓は1名様ごとに当初より合祀タイプ。使用期限なし
- 納骨堂は1名様ごとに埋葬される。最長50年間利用可能。期間経過後合祀
- ペット供養塔が併設。ペット葬儀、供養についての対応可能
- 葬儀、法要の施行可能。葬儀や墓じまい、遺骨埋葬などと永代供養がセットになったプランあり
ゲーム・戦国無双に登場する雑賀(鈴木)孫市の長男が創建した正願寺に設けられる、永代供養墓、納骨堂です。
生前申込が可能です。管理費不要です。各種仏事相談にも対応してくれます。

住所 | 山形県山形市飯塚町129 |
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アクセス | JR山形線ほか「山形駅」よりバス「飯塚口」下車徒歩3分 |
霊園区分 | 寺院墓地 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 可 |
- 樹木葬は、1名様~4名様が埋葬可能。13年後後合祀
- 一般墓は埋葬人数、使用期限に制限なし。永代供養付プランあり
- 樹木葬は全プラン、一般墓は一部プランで、ペットと一緒に眠ることができる
- 葬儀、法要の施行可能。楊柳寺が永代にわたり供養を行う
田園風景の残る閑静な住宅街に位置する古刹・楊柳寺に設けられた、樹木葬、永代供養付一般墓です。
山形中央ICより車で5分の好アクセスです。生前申込が可能です。管理費不要です。

住所 | 山形県山形市漆山1850-2 |
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アクセス | JR山形線「漆山駅」より徒歩12分、車で3分 |
霊園区分 | 共同墓地 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 可 |
- 永代供養墓は1名様ごと埋葬される。使用期限なし
- 一般墓は埋葬人数、使用期限に制限なし。永代供養付プランあり
- 一般墓にはペットと一緒に眠れるプランあり
- 葬儀、法要の対応可能。応相談
山形市北部の宗教自由墓地に設けられた、永代供養墓、永代供養付一般墓です。山形バイパスからすぐです。
永代供養墓は、墓地内外からの墓じまい後の改葬にも対応可能です。

住所 | 山形県山形市七日町5-9-3 |
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アクセス | JR山形線ほか「山形駅」より車で5分 |
霊園区分 | 寺院墓地 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 不可 |
- 永代供養墓は屋外マンション型。完全個室タイプ
- 永代供養墓は埋葬人数、使用期限に制限なし
- 永代供養墓は埋葬された場所で永代にわたり眠ることができる。合祀されることはない
- 葬儀、法要の施行可能。明善寺が永代にわたり供養を行う
国登録有形文化財に登録された本堂を有する古刹・明善寺に設けられた永代供養墓です。管理費不要です。
埋葬⼈数制限がないためご家族、ご先祖の皆さまで代々利用することができます。

住所 | 山形県米沢市中央5-2-31 |
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アクセス | JR山形線ほか「米沢駅」より車で7分 |
霊園区分 | 寺院墓地 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 曹洞宗 |
ペット埋葬 | 可 |
- 永代供養墓は埋葬人数、使用期限の制限なし。一般墓のような墓石が建立される
- 樹木葬は、1名様~4名様が埋葬可能。使用期限の制限なし
- 永代供養墓、樹木葬共に、ペットと一緒に眠ることができる
- 葬儀、法要の施行可能。東源寺が永代にわたり供養を行う
米沢藩上杉家家老・直江兼続公の霊牌奉安の名刹・東源寺に設けられた、永代供養墓、樹木葬です。
生前申込が可能です。管理費不要です。墓じまい後の改葬先としても利用できます。
ランキングでご紹介した永代供養墓以外にも、山形県には多くの永代供養墓があります。気になった方は、「関連記事」をご覧ください。
山形県にある永代供養墓の費用相場は「49万円」
北海道にある永代供養墓の費用相場は、49万円です。永代供養墓は比較的安価で購入できるお墓だということが分かります。
しかし、永代供養墓には様々な種類があり、それぞれ価格帯が異なります。
費用相場は目安とし、希望の条件と予算にあった永代供養墓を探しましょう。
永代供養墓を選ぶ際にチェックするべきポイント

本節では、永代供養墓を選ぶ5つのポイントを紹介します。
1.立地
永代供養墓を選ぶ際、まず考えなければならないのは立地条件です。「お墓参りをしてもらう必要はないのでどこでもいい」という声を聞くこともありますが、生前に申込む場合などはとくにその場所と縁ができるわけですから、足を運ぶ機会もあることでしょう。自宅からその場所までの距離は近いに越したことはありません。また、納骨のことを考えても、居住地からアクセスしやすい場所にあることが望ましいといえます。
車を利用する場合は、お彼岸やお盆時期の渋滞状況を確認しておくことが大切です。また、高齢になり車の運転が困難になった場合でも、公共交通機関(電車やバスなど)が利用できる立地だと安心です。
お墓周辺の環境は、住宅地や商店街のほか、自然豊かな山林地帯や川沿いエリアなどさまざまですので、自分が納得できる立地を探すことをおすすめします。施設に向かう途中に階段や坂道勾配があるかどうか、車の往来の状態などもチェックしておきたいポイントです。
2.費用
永代供養墓にはさまざまな形態があり、それぞれ納骨方法や供養の仕方なども異なっています。単に費用の大小だけで判断するのではなく、受けられるサービス内容と照らし合わせた上で判断することが大切です。一人で申込む場合や、夫婦で申込む場合など、申込者の単位による費用の違いがあるほか、施設を維持・管理するための管理費がかかる場合もあります。供養に関するオプション設定なども施設によって異なりますので、それらをチェックした上で検討することをおすすめします。
また、支払方法についても、年間一括・3年一括など施設によってさまざまですので、事前に確認をする必要があるでしょう。
3.施設・設備
永代供養墓は、その規模もさまざまです。お墓の大きさはどれだけ納骨できるかによって変わってきますが、利用者にとって重要なのはお墓の大きさではなく、納骨される場所はどうなっているのか、納骨者名を刻字する墓誌はどのようなものか、といった中身であることが多いです。外観の規模だけで判断するのではなく、施設内部の様子や周辺の付帯設備などもしっかり確認しておきましょう。
特に、法要施設(本堂、礼拝堂)は寺院ではほぼ100%備えていますが、公営・民営霊園ではまちまちです。供養に関しても、春秋のお彼岸・お盆時の年3回、祥月命日に年1回、毎日など回数が異なりますので、法要や供養がどのように執り行われるのかは確認をしておきましょう。
4.種類・形態
永代供養墓にはさまざまな形態が存在するため、選ぶ際のポイントも一つではありません。永代供養墓は大きく「永代供養墓」、「納骨堂」、「樹木葬」という3タイプに分けられますが、その中でもさまざまな形があるため、お墓の形態を選ぶ際には何を優先的に考えるのかをあらかじめ整理しておきましょう。 納骨形式に関しても、骨壺のまま納めるものと、骨壺から遺骨を取り出して納めるものがあり、骨壺での安置期間も場所によって異なります。そのほか、供養の方法などについても同様にさまざまな形があります。
5.経営主体
永代供養墓を管理・運営している経営主体は、その多くが寺院もしくは霊園となっており、永代供養墓の経営主体によって宗教的な条件なども異なってきます。「供養」という言葉には宗教的な意味が含まれますが、宗教不問のところもあれば、特定の宗旨・宗派に帰依することを条件にしているところもあります。申込者の宗教的な条件がどうなっているのかという点は、最初に確認しておきたいポイントの一つです。
永代供養墓のメリットとデメリット
永代供養墓とは、家族に代わって霊園・寺院が管理・供養するお墓のことですが、お墓の継承や遺骨の取り出し、従来のお墓参りができないなど、一般的なお墓とまったく違います。メリットやデメリットを理解せず永代供養墓を選ぶと、後悔してしまうかもしれません。
本節では、実際に永代供養墓を購入した方の意見をもとに、永代供養墓のメリットとデメリットを紹介します。
永代供養墓のメリット5選
1.お墓の後継者がいらない
永代供養墓は、霊園・寺院が永代にわたってお墓を管理してくれるため、後継者が必要ありません。跡継ぎとなる子孫がいなかったり身寄りがなかったりする方でも、無縁仏になる心配がなく、安心してお墓に入れます。
2.お墓の維持・管理を任せられる
永代供養墓は、お墓の管理・供養を霊園・寺院に任せられるのがメリットです。
お墓の掃除や墓所の草抜き、お墓参りなどをする必要がなく、残された家族の負担を大幅に減らせます。また供養もお願いできるので、法事・法要の準備や開催の手間もかかりません。
3.一般的なお墓より比較的安価
永代供養墓は、一般的なお墓より比較的費用をおさえやすいです。
一般墓を建立するときは、主に永代使用料(土地利用料)・墓石費用・墓地管理費が必要で、150万円前後が相場。種類や条件にもよりますが、墓石がなかったり、合祀されたりする永代供養墓なら大幅に費用をおさえられます。
4.宗旨宗派不問の受け入れが多い
永代供養墓は、宗旨宗派不問のお墓が多く、誰でも利用しやすいのが魅力。寺院が管理している永代供養墓で、宗旨宗派を問わなかったり、檀家にならなくてよかったりするお墓も多いです。仏教徒以外のキリスト教や神道、無宗教などの方でも、永代供養墓を選択できます。
5.生前に申し込み・購入できる
永代供養墓は、本人が生前に契約・購入できるお墓がほとんどです。本人が永代供養墓を用意しておくことで、残された家族の負担を減らしたり、自分の希望通りのお墓を選べたりします。
永代供養墓のデメリット5選
1.お墓の継承ができない
永代供養墓は、一定期間を過ぎると合祀墓に移されるため、お墓の継承ができません。合祀墓は、不特定多数の遺骨を埋葬するお墓なので、家庭ごとのお墓は存在しなくなります。
そのため、残された家族は自分たちの入るお墓を新しく探す必要があります。永代供養墓はお墓の管理・維持は不要ですが、お墓探しの手間がかかるので注意しましょう。また「先祖代々お墓を引き継いでいきたい」と考えている家族がいた場合、永代供養墓だと希望を叶えられないかもしれません。
2.契約期間が終わると合祀される
永代供養墓は、契約期間(個別安置期間)が終わると合祀されるのが一般的です。合祀とは、骨壺から遺骨を取り出し、不特定多数の人とまとめて埋葬すること。個別安置期間は永代供養墓によって異なりますが、33回忌を節目として合祀される霊園・寺院が多いです。
他人と遺骨が混ざってしまうのに抵抗があったり、個々の遺骨を参拝したかったりする方にとって、合祀はデメリットになるかもしれません。
3.合祀後は遺骨を取り出せない
永代供養墓は、一度合祀されると他人の遺骨と混ざってしまうため、特定の遺骨を取り出せません。後から個別墓に移動したり、一部を手元供養したりしたくても、できないので注意してください。
遺骨の埋葬方法や合祀されるタイミングは、霊園・寺院によって違うので事前に確認しましょう。
4.従来のお墓参りができない
永代供養墓の種類によっては、墓標・参拝スペースが共用だったり、線香・ロウソクが禁止されていたりします。「線香をお供えして、墓石に手を合わせる」という従来のお墓参りができないため、物足りなさを感じるご遺族は少なくありません。
お墓参りやお供えのルールは、霊園・寺院によって違います。残された家族・親族が望んでいるお墓参りができるか、契約前に確認しておくのが大切です。
5.家族や親族の理解を得にくい
永代供養墓は、従来のお墓と外観や宗教観、お墓参りの方法などが違います。「先祖代々のお墓を守りたい」「墓石に手を合わせて故人を偲びたい」「檀家として寺院を支援したい」などと考えている方は、永代供養墓に抵抗があるかもしれません。
また、家族・親族から「永代供養墓」を理解されない可能性があります。周囲に相談せずに永代供養墓を選ぶと、後日トラブルに発展するリスクがあるため注意が必要です。永代供養墓を選択する前に、必ず家族・親族と話し合い、周囲の理解を得ておきましょう。
永代供養墓(えいたいくようぼ)とは?

永代供養墓(えいたいくようぼ)とは、遺族の代わりに霊園・寺院が遺骨を管理・供養するお墓。霊園・寺院によって範囲は違いますが、お墓の掃除や故人の供養を永続的にまかせられます。
そのため永代供養墓には、お墓の後継者が必要ありません。残された家族の負担を減らせるのはもちろん、無縁仏や無縁墓になる心配も無用。また遺骨の有無に関係なく、生前に申し込めるのも特徴です。
永代供養墓は、核家族化・少子化・高齢化の影響で、「お墓を継承する子どもがいない」「残された家族に負担をかけたくない」といった人が増え、注目されるようになりました。ちなみに、永代供養墓のはじまりは、昭和60年、滋賀県大津市の比叡山延暦寺大霊園にできた「久遠墓」です。
永代供養墓にするとお墓はどうなる?
- 他人の遺骨とまとめて埋葬する
- 一定期間個別で納骨したあと合祀にする
永代供養墓には、他人の遺骨とまとめて埋葬するか、一定期間個別で納骨したあと合祀するか、大きく2つの埋葬方法があります。いずれにせよ最後は合祀される永代供養墓が多いですが、合祀のタイミングや個別の納骨期間は霊園・寺院によって違うので確認してください。
複数の遺骨を1つの区画にまとめて埋葬する方法。骨壺から遺骨を取り出して埋葬するため、一度合祀すると他人の遺骨と混ざって、個別に取り出せなくなります。
永代供養墓の期間は何年くらい?
前述したとおり、永代供養墓の個別納骨期間は、霊園・寺院によって違います。
ですが、17回忌、33回忌、50回忌といった年忌法要を区切りとする霊園・寺院が多い様子。なかでも、弔い上げとされる33回忌まで遺骨を安置する永代供養墓がよく見られます。
自分たちに合った永代供養墓を
永代供養墓は、供養・管理の手間がなく、継承者が不要であることや、昔ながらのお墓より費用を抑えられる傾向にあることといった多くのメリットが存在します。
今回ご紹介した人気ランキングを参考に、ご家族と相談しながら永代供養墓選びをしてみてはいかがでしょうか。特に人気の永代供養墓は完売するのも早いため、気になる永代供養墓が見つかったら、まずは資料請求・現地見学しておくことをおすすめします。