東京都八王子市に位置し、最寄り駅が「高尾駅」の都立八王子霊園は、都立霊園の中で最も西にある都営墓地です。
都立八王子霊園の魅力は、なんといっても自然豊かな環境と景観のよさです。周辺には日本100名城に指定された八王子城跡や高尾山などがあり、多摩丘陵の起伏に富んだ地形を生かしてつくられた墓所のすべてが芝生墓地となっています。広大な敷地に整然と区画整備された墓地には独特の開放感があり、景観のよさは都立霊園随一です。天気がいい日には、霊園内から新宿の高層ビル街やスカイツリーを望むこともできます。
また、都立八王子霊園はすべての墓地が同一のサイズに統一されているため、広さと使用料が一律です。都立八王子霊園は区画面積が一律4㎡、使用料も全区画118万円と同一料金のため、迷わず安心してお申込みすることができます。
都立八王子霊園の基本情報から令和元年の募集要項までご紹介します。
都立八王子霊園の概要
1971(昭和46)年に解説された都立八王子霊園は、都立霊園の中では最も新しい公園墓地です。64ヘクタールの広大な敷地は国立・都立の自然公園の峰続きにあり、その標高差は100メートルにものぼります。
都立八王子霊園の特徴は、すべてが芝生墓地で、墓石のサイズも一辺60センチメートル以下に統一されていることです。緑一色の空間に墓石が規則正しく並んでいるため、視界が開けており、他の都立霊園にはない開放感があります。
四季折々の花が楽しめるのも都立八王子霊園の魅力のひとつ。園内の至るところに花木が植えられていて、春には500本の桜が、6月の梅雨時には670本のアジサイが、秋冬には紅葉やキンモクセイなどが咲き誇ります。
都立八王子霊園の募集墓所
令和元年で募集が出ているのは芝生埋蔵施設の90区画になります。お墓の費用は含まれていないため、別途自己負担でお墓を建てます。なお、使用場所は選べません。
芝生埋蔵施設
芝生の平坦地に整列する洋型の埋蔵施設です。
【芝生埋蔵施設】面積:4.00㎡ 使用料:1,180,000円 募集数:90ヶ所 年間管理料:3,560円
都立八王子霊園へのアクセス
都立八王子霊園の最寄り駅は、JR・京王線「高尾駅」です。徒歩だと霊園まで約35分かかるため、バスをご利用いただくことをおすすめします。
北口のバス停1番乗り場から「大久保・陣馬高原下行」「恩方ターミナル・美山町行」「高尾の森わくわくビレッジ行」のいずれかに乗車し、「霊園正門」で下車します。約10分間隔で霊園正門経由のバスが来るのでとても便利です。
6分ほどで停留所「霊園正門」に到着。1分ほど歩くと、霊園正門にたどり着きます。
〈車の場合〉
中央自動車道「八王子インター第2出口」より国道16号・国道20号経由にて約25分、圏央道「八王子西インター」より約5分です。
園内には20ヵ所ほどの駐車場が完備されていて、600台分の駐車スペースがあります。
園内の敷地が広いため、自家用車があれば車で来園するのがおすすめです。
都立八王子霊園の園内マップ
都立八王子霊園は46区に分けられた芝生埋葬施設が敷地の大半を占めており、都道(バス通り)を挟んで東側が「東園」(1〜16区)、西側が「西園」(51〜80区)となっています。
西園にお墓がある場合は、正門もしくは南門から入ります。彼岸時には北門も開門します。
東園にお墓がある場合は、東門から入るとスムーズです。正門から入る場合は、中通りにある「中通りトンネル」、もしくはさくら東門通りにある「北トンネル」を通って西園から東園へと移動する必要があります。
四季折々の花が楽しめるのも都立八王子霊園の魅力のひとつ。
園内の至るところに花木が植えられており、春には500本の桜が、6月の梅雨時には670本のアジサイが、秋冬には紅葉やキンモクセイなどが咲き誇ります。
都立八王子霊園の管理事務所
都立八王子霊園の管理事務所は、正門を入ってすぐ、右側にあります。
事務所の右手には龍安寺にある垣根を模した「龍安寺垣」があり、事務所前の休憩スペースに座りながら美しい垣根を眺めることができます。
管理事務所では、掃除に必要なちりとりやほうきを借りることができます。
また、事務所内にも休憩スペースがあり、飲食も可能です。