奈良県で人気の樹木葬8選!費用相場や選び方のポイントを徹底解説

家族・子供に迷惑をかけたくないなどの理由で、樹木葬を選ぶ方が近年増えています。しかし、価格やプランが様々で、どんな樹木葬を選べばよいか迷う方も多いですよね。

今回は、奈良県で人気の樹木葬を、ランキング形式にてご紹介します。
それぞれの特徴を分かりやすくまとめていますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。気になる樹木葬があった場合は、資料請求したり、現地見学をしてみましょう。

奈良県で人気の樹木葬ランキング

ひかり公園墓地

住所奈良県橿原市曽我町519
アクセス近鉄橿原線「八木西口駅」より車で5分
霊園区分民営霊園
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宗教宗派宗教不問
ペット埋葬

  • 樹木葬は墓石が建立できるタイプもあり。1名様ごと埋葬される
  • 樹木葬は使用期限なし
  • ペットと一緒に眠ることができる
  • 葬儀、法要の施行可能。応相談

奈良県橿原市の閑静な住宅街に位置する墓地に設けられた樹木葬です。ハナミズキがシンボルツリーです。
永代供養付なので安心です。生前申込が可能です。駐車場が完備しています。

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浄願寺 永代供養樹木葬

住所奈良県葛城市寺口1170
アクセス南阪奈道路・葛城ICより2分
霊園区分寺院墓地
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宗教宗派宗教不問
ペット埋葬

  • 樹木葬はさまざまなタイプあり。1名様~5名様、埋葬人数の制限なしプランが揃う
  • 樹木葬は使用期限なし。永代にわたり個別埋葬される
  • ペットと一緒に眠ることができるタイプあり
  • 浄願寺にて葬儀、法要の施行可能。応相談。春・秋彼岸、お盆に合同法要が行われる

大和三山、葛城市内を一望できる高台に位置する霊園に設けられた樹木葬です。永代供養付なので安心です。
さまざまな形態、埋葬人数などが揃います。希望に叶うお墓を見つけることができます。

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念佛寺 永代供養樹木葬

住所奈良県天理市中山町401
アクセスJR桜井線「柳本駅」より徒歩25分、車で7分
霊園区分寺院墓地
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宗教宗派宗教不問
ペット埋葬

  • 樹木葬はさまざまなタイプあり。1名様~5名様、埋葬人数の制限なしプランが揃う
  • 樹木葬は使用期限なし。永代にわたり個別埋葬される
  • ペットと一緒に眠ることができるタイプあり
  • 念佛寺にて葬儀、法要の施行可能。応相談。春・秋彼岸、お盆に合同法要が行われる

二上山、葛城嶺、金剛山などを一望できる高台の霊園に設けられた樹木葬です。永代供養付なので安心です。
さまざまな形態、埋葬人数などが揃います。希望に叶うお墓を見つけることができます。

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速成寺 納骨堂・樹木葬・一般墓

住所奈良県大和郡山市南郡山町397
アクセス近鉄橿原線「近鉄郡山駅」より徒歩13分
霊園区分寺院墓地
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宗教宗派宗教不問
ペット埋葬不可

  • 樹木葬は1名様、2名様、埋葬人数制限なしタイプが揃う
  • 樹木葬は使用期限なし
  • 樹木葬は1名様用、使用期限なしの女性専用区画あり
  • 本堂にて、葬儀、法要の施行可能。日々管理、供養される

芝桜3500株に包まれる古刹・速成寺には、桜、松、楓をシンボルツリーとする樹木葬が設けられています。
自然葬のため石碑プレートなどは使用しません。駐車場からはバリアフリーです。

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王龍寺 樹木葬・永代供養

住所奈良県奈良市二名6-1492
アクセス近鉄奈良線「富雄駅」よりバス「杵築橋」下車徒歩20分
霊園区分寺院墓地
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宗教宗派在来仏教
ペット埋葬不可

  • 樹木葬は2名様まで埋葬可能
  • 樹木葬は13年後合祀
  • 樹木葬は自然に還る埋葬方法
  • 葬儀、法要の施行可能。王龍寺が将来にわたり末永く回向供養を行う

奈良市の文化財に指定される山林を有する古刹・王龍寺に設けられた樹木葬です。永代供養付なので安心です。
霊標に名前を刻んで残すことができます。駐車場が完備しています。

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招福浄苑 永代供養墓・樹木葬・一般墓

住所奈良県香芝市今泉555
アクセスJR和歌山線「志都美駅」より徒歩10分
霊園区分寺院墓地
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宗教宗派在来仏教
ペット埋葬不可

  • 樹木葬は4名様まで埋葬可能。彫入料金は2名様以降別途費用
  • 樹木葬は使用期限なし
  • 樹木葬の各区画には小さな墓石が建立される
  • 葬儀、法要の施行可能。応相談

千年の歴史を有する古刹・正福寺の境内地に設けられた樹木葬です。永代供養付なので安心です。
石の色や等級などから好みの石碑を選ぶことができます。駐車場が完備しています。

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大和まほろば霊園 永代供養墓・樹木葬・納骨堂

住所奈良県生駒郡安堵町東安堵1453
アクセスJR「法隆寺駅」よりバス「安堵町町役場」下車徒歩5分
霊園区分寺院墓地
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宗教宗派宗教不問
ペット埋葬

  • 樹木葬は1名様~2名様、5名様埋葬可能なタイプあり
  • 樹木葬は50年後合祀。1年ごとに延長可能
  • ペットと一緒に眠ることができるタイプあり
  • 本堂にて、葬儀、法要の施行可能

1400年の歴史を持つ、聖徳太子ゆかりの古刹・極楽寺に設けられた樹木葬です。永代供養付なので安心です。
墓石には無料で家名を彫刻できます。駐車場が完備しています。

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観音寺墓堂・樹木葬式納骨堂

住所奈良県桜井市外山608-1
アクセスJR桜井線・近鉄大阪線「桜井駅」より徒歩15分
霊園区分寺院墓地
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宗教宗派宗教不問
ペット埋葬不可

  • 樹木葬は屋内型。2名様が埋葬可能。3名様以降は別途費用
  • 樹木葬は使用期限なし
  • 樹木葬は自然に還る埋葬方法
  • 葬儀、法要の施行可能。墓参り代行サービスあり

桜井市外山の観音寺の境内地に設けられた、屋内型樹木葬です。風化による劣化の心配不要です。
墓石の種類や大きさを選ぶことができます。お墓不要の際は合同慰霊塔に安置されるので安心です。

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ランキングでご紹介した樹木葬以外でも、奈良県には樹木葬が数多くあります。気になった方は、「詳細はこちら」からご覧ください。

奈良県にある樹木葬の費用相場は「62万円」

愛知県にある樹木葬の費用相場は、62万円です。種類別に見ると、一般墓(昔ながらの墓石のお墓)129万円、納骨堂63万円、樹木葬62万円となっており、樹木葬は比較的安価で購入できるお墓だということが分かります。

しかし、樹木葬は1区画に納められる遺骨の数が、一般墓より少ないのが特徴です。
4人分の遺骨を納められるお墓を探している場合、2人用62万円の樹木葬を2区画買うと、124万円と一般墓と同様な金額になります。
おおむね3人分以上のお墓を探している方は、樹木葬だけでなく他の種類のお墓も視野に入れておくのがおすすめです。

樹木葬を選ぶ10のチェックポイント

  • 現地見学・比較検討
  • 立地・交通アクセス
  • 費用
  • 設備
  • 管理状況
  • 宗旨宗派
  • 埋葬人数
  • 墓標
  • 規約・ルール
  • 周囲の意見

ここでは、樹木葬を選ぶときに注意したい、10のチェックポイントを紹介します。

1.現地見学・比較検討

立地や環境で区別されるのが一般的ですが、簡単に見分けられない樹木葬もあるので注意が必要。樹木葬を選ぶときは、必ず現地見学して自分の目で確かめるのが大切です。

また後悔のない樹木葬選びをするなら、複数の霊園・寺院を比較検討するのが重要。資料請求や現地見学をして比較することで、より理想に近い樹木葬を見つけやすくなります。

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2.立地・交通アクセス

樹木葬選びでまず確認したいのが、立地と交通アクセス。家族・親類がお墓参りしやすい立地にするのはもちろん、駅からの距離や交通手段、駐車場の有無なども重要です。

とくに里山型樹木葬は、自然を活かした山林にあるため、お墓参りが難しい可能性があります。家族や親類に苦労をかけないためにも、現地見学して立地とアクセスをチェックしておきましょう。

3.費用

樹木葬では、永代使用料や埋葬料などの初期費用に加えて、維持費として年間管理料、オプションとして銘板彫刻代がかかります。霊園・寺院によって金額も内訳も違うため、事前に見積もりをとって費用感を確認し、比較検討するのが大切です。

4.設備

お手洗いやゴミ箱、休憩所などの設備が整っているかどうかも、チェックしたいポイント。また周辺にコンビニや飲食店、宿泊施設などがあると、遠方からお墓参りするときに便利です。

5.管理状況

樹木葬の管理がどれくらい行き届いているか、状況を確認してください。掃除や草木の手入れがきちんとされていないと、お墓参りの度に気になってしまいます。

環境が整っているか確認したり、掃除や手入れの頻度を聞いたりしておきましょう。

6.宗旨宗派

霊園・寺院のなかには、宗旨宗派を指定される樹木葬があります。とくに寺院墓地は、宗派を限定されたり、檀家になるよう求められたりする可能性があるので注意が必要です。

7.埋葬人数

樹木葬は、埋葬方法や区画によって埋葬できる人数が決まっています。家族や夫婦で納骨したい場合は、1人用は避け、複数人向けの樹木葬を選んでください。

8.墓標

樹木葬では、墓標の取扱いが霊園・寺院によって変わります。時間が経つと、徐々に自然に溶け込んで墓標がわからなくなる樹木葬もあるので注意してください。

また、墓標となる樹木の種類も把握しておきます。樹木を選べる寺院・霊園もありますが、選べないときはご自身のイメージとズレていないか確認しておきましょう。

9.規約・ルール

規約は霊園・寺院によって違うため、事前に確認しておきましょう。たとえば、消防対策でロウソク・線香を禁止していたり、虫や動物が来るからお供えを置けなかったりする樹木葬もあります。

ご自身の希望にあわない規約・ルールがないか、チェックしておくと安心です。

10.周囲の意見

樹木葬は、樹木を墓標とする永代供養墓の一種で、近年広まった新しいお墓です。そのため、先祖代々のお墓や従来の供養方法を重視している方は、なかなか受け入れられないかもしれません。

樹木葬を選ぶ前に家族や親類と話し合い、意見を確認しておきましょう。意見が食い違うようなら、お互いに歩み寄り、理解を得たうえで樹木葬を選べば、無用なトラブルを防げます。

購入者に聞いた樹木葬のメリット・デメリット

墓石がないぶん低価格で、跡継ぎが不要な永代供養の多い樹木葬は、近年人気を集めています。ですが樹木葬には、一般的なお墓とは違うデメリットもあるため、注意が必要です。

本節では、実際に樹木葬を購入した方の意見をもとに、樹木葬のメリットとデメリットを紹介します。

樹木葬のメリット7選

1.永代供養が基本で継承者がいらない

樹木葬は、遺族に代わって霊園・寺院がお墓を管理する永代供養が基本になっています。永代供養のある樹木葬は、一代限りの個人墓になるため、お墓の継承者が不要です。

そのため樹木葬は、お墓を継承する子孫がいなかったり、子孫に負担をかけたくなかったりする方から、よく選ばれています。

2.墓石がないぶん費用をおさえやすい

樹木葬は、墓石がないぶん一般的なお墓より費用をおさえやすいです。一般墓を買う経済的余裕はなくても、樹木葬なら購入できるという方も少なくないでしょう。

また、お墓のコストをおさえられるぶん、生前に使えるお金が増えたり、子孫に残せたりするのもメリットです。

3.故人の遺志を実現できる

樹木葬は、「死後は自然に還りたい」といった自然回帰志向をもつ方からよく選ばれています。また、好きな樹木を墓標にできたり、草花をガーデニング風に植えたりと自由度が高いため、故人の想いを実現しやすいです。

4.景観がよく雰囲気が明るい

樹木や草花といった自然を扱う樹木葬は、景観に配慮されています。整えられた芝生にシンボルツリーが点在していたり、草花がガーデニング風に植えられていたりと、従来のお墓のような湿っぽい雰囲気がないという意見がよく見られます。

景観がよく雰囲気が明るい樹木葬に惹かれて、自分でお墓を購入したり、親のために購入してお墓参りのたびに満足感を覚えたりする人が多いようです。

5.季節や歳月を感じられる

樹木葬の墓標(シンボルツリー)は年々成長するため、故人が亡くなってからの年月を感じられます。また、サクラやアジサイなど花を咲かせるシンボルツリーなら、四季の変化も味わえます。

「故人がなくなって◯年」「◯回目の春」という月日の流れや季節を感じられるのは、樹木葬ならではのメリットです。

6.宗旨宗派不問で自由度が高い

樹木葬は、宗旨宗派を問わず埋葬できる寺院・霊園が多いです。無宗教の方はもちろん、宗旨宗派に縛られたくない方にも向いています。

ただ寺院が管理する樹木葬だと、お寺の檀家になるよう求められる可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

7.ペットや友人と一緒に永眠できる

一般的なお墓では、先祖代々の家族しか納骨できません。ですが樹木葬には、愛するペットや友人と一緒に永眠できる霊園・寺院があります。

大切なペットやご友人がいるなら、受け入れ可能な霊園・寺院を探してみるといいでしょう。

樹木葬のデメリット8選

1.交通アクセスが不便

自然豊かな環境や広大な敷地を必要とする樹木葬は、郊外・田舎に多く、交通アクセスが不便かもしれません。最寄り駅から遠かったり、交通手段が少なかったりする樹木葬だと、お墓参りの足が遠のいてしまいます。

ご家族がお墓参りしやすいエリアを選び、実際に現地見学をして駅からの距離や交通手段を確かめておくと安心です。

2.参拝スペースが狭い

通常の霊園・寺院の一部を樹木葬エリアにしている場合、参拝スペースが狭い可能性があります。また樹木葬は、納骨できる人数が決まっているため、納骨人数によってはスペースが足りません。

参拝・納骨スペースは資料やホームページではわからないので、現地に行って確認してください。

3.従来のお墓参りができない

樹木葬では、消防対策のために線香やロウソクを禁止している霊園・寺院があります。また、虫や動物を防ぐためにお供えができない樹木葬もあり、一般的なお墓参りができないかもしれません

契約する前に霊園・寺院の規約をチェックして、お墓参りのイメージを固めておきましょう。

4.遺骨を取り出せない

樹木葬の埋葬方法によっては、納骨後に遺骨を取り出せません

たとえば、自然回帰志向を重視している樹木葬では、遺骨を直接土に埋めてしまいます。また、他人の遺骨と一緒に埋葬する合祀型樹木葬は、遺骨が混ざるので個別に取り出すのは不可能です。

改葬や手元供養などを考えているなら、遺骨が他人と混ざらず、個別に管理される樹木葬を選択してください。

5.埋葬人数に制限がある

樹木葬は、契約や区画によって埋葬できる人数が決まっています。契約後に追加で埋葬を申し込んでも、受け付けてもらえない霊園・寺院があるので注意してください。

購入前に家族・親族で話し合い、樹木葬に埋葬する人数を確定させておくのが大切です。

6.季節や管理に景観が左右される

自然豊かな環境にある樹木葬は、季節によって景観が変わります。とくに秋冬は、樹木の葉が落ちて草花が枯れ、寂しい雰囲気になってしまう可能性大。四季の景観がどのように変わるか、問い合わせておくと安心です。

また、樹木葬の管理が行き届いていないと、草花が密生したり、反対に枯れたりします。現地見学をしたときは、樹木葬の管理状況をあわせて確認しておきましょう。

7.想定よりコストがかかった

ほとんどの樹木葬は、お墓を継承しない永代供養が前提となっているので、個人用や夫婦用など、少人数を想定したタイプが多いです。そのため、単体では安くても、3人〜4人の埋葬を考えると一般墓と変わらない価格になってしまう樹木葬もあります。また、立地や知名度から、一般墓の価格を超える樹木葬が人気を集めていることも。

どんな樹木葬を望むのか、きちんと考えたうえで、比較検討して購入するよう心がけてください。

8.家族・親族の理解が必要

家族葬は、近年広まった新しいスタイルのお墓。お墓の継承を重視する家族・親族がいらっしゃると、樹木葬に対して意見が割れてしまう可能性があります。

購入後に意見が対立すると、契約解除の手間やキャンセル料がかかるため、事前に周囲の理解を得ておくのが大切。家族・親族でしっかり話し合い、全員が納得した状態で樹木葬を契約しましょう。

樹木葬とは?樹木を墓標とする永代供養墓

樹木葬は、墓石の代わりに樹木を目印にするお墓の一種。墓石分の費用が安くおさえられる上、承継者を必要としないため、現代のニーズに合った埋葬方法といえます。

樹木葬の特徴

  • 墓石ではなく樹木を墓標とするお墓
  • 墓石がないぶん費用をおさえやすい
  • 跡継ぎが不要な永代供養墓のひとつ

樹木葬は、樹木を墓標(シンボルツリー)として、遺骨を自然に還す埋葬方法。自然志向の新しいお墓の形で、樹林墓地とも呼ばれます。

石材費がかからないうえに、ユニット部品を使用することで作業や造形コストが減るため、費用をおさえられるのが魅力。また永代供養墓の一種で、埋葬後のメンテナンスは寺院・霊園に任せられます。

ちなみに日本で最初の樹木葬をはじめたのは、岩手県一関市の祥雲寺(2006年から管理運営は知勝院)。1999年7月、一関市から許可を受け、地元の山林を樹木葬としたのが最初です。日本初の樹木葬として注目を集め、その後日本全国に樹木葬が広がっていきました。

永代供養とは

永代供養とは、遺族の代わりに寺院・霊園が遺骨を管理・供養してくれる供養方法です。樹木葬は永代供養墓の一種で、他にも納骨堂や合祀慕、集合墓などが含まれます。

樹木葬を選ぶ人の割合

第15回お墓の消費者全国実態調査(2024年)」によると、お墓の種類のなかでもっとも選ばれているのは樹木葬。48.7%と約半数の方が樹木葬を選択しています。

過去のデータを見ると、2010年ごろは一般墓が主流でしたが、2020年に樹木葬が逆転。消費者の嗜好が変わり、お墓を継がせたくない・費用をおさえたい・自然回帰したいといった要望から、樹木葬を選択する方が増えているようです。

樹木葬に使われる樹木

サクラ(桜)ツツジ(映山紅)サルスベリ(百日紅)
ハナミズキ(花水木)アジサイ(紫陽花)モミジ(紅葉)
カラマツ(落葉松)ポプラ(箱柳)クスノキ(樟)

樹木葬の墓標に多いのは、人々に馴染みがあって花が咲く樹木。たとえば日本人に好まれるサクラ常緑樹のクスノキ紅葉を見られるモミジなどが選ばれています。

樹木葬に使われる樹木は、霊園や墓地によって募集時に決められていたり、候補から好きな樹木や低木、花を選べたりします。

自分たちに合った樹木葬選びを

樹木葬は、供養・管理の手間がなく、継承者が不要であることや、昔ながらのお墓より費用を抑えられる傾向にあることといった多くのメリットが存在します。

今回ご紹介した人気ランキングを参考に、ご家族と相談しながら樹木葬選びをしてみてはいかがでしょうか。特に人気の樹木葬は完売するのも早いため、気になる樹木葬が見つかったら、まずは資料請求・現地見学しておくことをおすすめします。