家族・子供に迷惑をかけたくないなどの理由で、永代供養墓を選ぶ方が近年増えています。しかし、価格やプランが様々で、どんな永代供養墓を選べばよいか迷う方も多いですよね。
この記事では、横浜市で人気の永代供養墓を、ランキング形式にてご紹介します。
それぞれの特徴を分かりやすくまとめていますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。気になる永代供養墓があった場合は、資料請求したり、現地見学をしてみましょう。
横浜市で人気の永代供養墓ランキング

住所 | 神奈川県横浜市港北区篠原町97-1 |
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アクセス | 横浜市営地下鉄ブルーライン「岸根公園駅」より徒歩5 分 |
霊園区分 | 民営霊園 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 可 |
- 永代供養墓は、1名様ごとに埋葬される。当初より合祀タイプ
- 「岸根公園駅」より徒歩5分。第三京浜・港北IC、首都高速・東神奈川ICより15分
- 葬儀、法要、会食、休憩ができる施設完備
- 永代供養墓のほか、納骨堂も揃う
共有の献花台奥に植樹された記念樹の生育を見守りながら参拝を行う、合祀タイプの永代供養墓です。
隈研吾氏監修の建物のほか、有名シェフ監修の飲食サービスが充実しています。

住所 | 神奈川県横浜市保土ヶ谷区上星川2-46-1 |
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アクセス | 相鉄線・JR直通線ほか「羽沢横浜国大駅」より徒歩14分 |
霊園区分 | 民営霊園 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 不可 |
- 永代供養墓は、埋葬人数の制限なし。最後の納骨から10年後合祀(延長可能)
- 「羽沢横浜国大駅」より徒歩14分。「上星川駅」より徒歩15分。環状2号線・高山橋交差点より2分
- 管理棟には法要室、休憩所完備。春・秋彼岸に合同供養が執り行われる
- 永代供養墓のほか、樹木葬、一般墓が揃う
永代供養墓は使用期間の設定はありますが、年間管理費が支払われる限り継承できるプランです。
永代供養付なので、墓じまいの心配不要です。各区画の石碑プレートには、家名などの刻字が可能です。

住所 | 神奈川県横浜市緑区長津田町4218 |
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アクセス | 東急田園都市線「つくしの駅」より徒歩15分 |
霊園区分 | 民営霊園 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 不可 |
- 永代供養墓は、1名様ごとに埋葬される。使用期限なし
- 東急田園都市線「つくしの駅」より徒歩15分。国道246号線つくし野交差点より500m。
- 管理棟には法要室、休憩所完備。春・秋彼岸に合同供養が執り行われる
- 永代供養墓のほか、樹木葬が揃う
しだれ桜のもとで眠る樹木葬は、専用区画の芝生に遺骨を直接埋葬する方法で弔われます。
1名様ごとに散骨区画に埋葬される集合墓が併設されています。永代供養付なので墓じまいの心配不要です。

住所 | 神奈川県横浜市旭区今川町54-1 |
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アクセス | 相鉄線「鶴ヶ峰駅」より徒歩14分、車で3分 |
霊園区分 | 寺院墓地 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 不可 |
- 永代供養墓は、1名様用、最大8名様が埋葬可能ファミリータイプあり。30年後合祀
- 「鶴ヶ峰駅」より徒歩14分、車で3分。保土ヶ谷バイパス・本村ICより4分
- 法要、会食の施行可能。春・秋彼岸、お盆に、墓前法要が執り行われる
- 永代供養墓のファミリータイプは、ペットと眠れるプラン
永代供養墓は、1名様用のスタンダード・プレミアムタイプ、ファミリータイプのプランが揃います。
ファミリータイプに1名様埋葬の場合は7寸骨壺、2名様以上埋葬の場合は専用納骨棺に納められます。

住所 | 神奈川県横浜市緑区三保町987-1 |
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アクセス | JR横浜線ほか「中山駅」より車で10分 |
霊園区分 | 民営霊園 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 可 |
- 永代供養墓は、最大4名様が埋葬可能。使用期限なし
- 「中山駅」より車で10分、バスの利用も可能。東名自動車道・横浜町田ICより15分
- 葬儀、法要、会食、休憩ができる施設完備。参道は完全バリアフリー設計
- 永代供養墓のほか、樹木葬、一般墓も揃う
周囲が緑に包まれた高台にある霊園に設けられた、骨壺ないしは粉骨の埋葬方法が揃う永代供養墓です。
埋葬する人数ごとに価格設定が異なります。埋葬後、合祀されることはありません。

住所 | 神奈川県横浜市旭区今川町54-1 |
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アクセス | 相鉄線「鶴ヶ峰駅」より徒歩14分、車で3分 |
霊園区分 | 寺院墓地 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 在来仏教 |
ペット埋葬 | 可 |
- 樹木葬は、2名様、最大10名様(家族用:骨袋使用)まで埋葬可能タイプあり。10年後合祀
- 「鶴ヶ峰駅」より徒歩14分、車で3分。「二俣川」駅より車で5分。保土ヶ谷バイパス・本村ICより4分
- 管理事務所に、法要、会食、休憩ができる施設完備
- 永代供養墓のほか、樹木葬、一般墓も揃う
利便性が良く、自然豊かな景観に恵まれた公園墓地に、2名様用、家族用の永代供養墓が設けられています。
家族用はペットと眠れるプランです。名前を刻字できる銘板が設けられています。

住所 | 神奈川県横浜市旭区上白根町194-1外 |
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アクセス | JR横浜線「中山駅」よりバス「立丁場バス停」より徒歩5分 |
霊園区分 | 民営霊園 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 不可 |
- 永代供養墓は、1名様ごとに合祀される2タイプが揃う。共に使用期限なし
- 「中山駅」「鶴ヶ峰駅」よりバス「立丁場バス停」より徒歩5分。保土ヶ谷バイパス・下川井ICより6分
- 葬儀、法要、会食、休憩ができる施設完備。寺院(僧侶)の紹介も行う
- 永代供養墓のほか、一般墓も揃う
富士山を望む高台の霊園には、形態の違う「合掌の碑」「緑の丘」2タイプの永代供養墓が設けられています。
共に共有の献花台が設けられているので、供花や線香を手向けることができます。

住所 | 神奈川県横浜市中区翁町2-7-7 |
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アクセス | JR京浜東北・根岸線「関内駅」より徒歩5分 |
霊園区分 | 民営霊園 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 不可 |
- 永代供養墓は、1基の厨子に2名様(骨壺)~8名様(骨袋)が埋葬可能。使用期限なし
- 「関内駅」より徒歩5分。「伊勢佐木長者町駅」より徒歩5分。「日本大通り駅」より徒歩13分
- 施設内に、葬儀、法要、会食、休憩ができる施設完備
- 永代供養墓は、購入後最短1か月で納骨可能。生前申込可能
完全屋内型自動搬送式納骨堂は、管理費が支払われる限り代々継承できるプランです。
継承者が途絶えても、合祀区画に改葬され永代にわたり供養されるので安心です。墓じまい費用は不要です。

住所 | 神奈川県横浜市南区蒔田町174(無量寺内) |
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アクセス | 横浜市営地下鉄ブルーライン「蒔田駅」より徒歩1分 |
霊園区分 | 民営霊園 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 不可 |
- 永代供養墓は、1名様ごとに合祀される。使用期限なし
- 「蒔田駅」より徒歩1分。首都高速神奈川3号狩場線・花之木出口より5分
- 施設内に、葬儀、法要、会食、休憩ができる施設完備
- 永代供養墓のほか、ロッカー型の納骨堂が揃う
自然豊かな環境に包まれた、陽光降り注ぐ明るい室内霊園には、合祀タイプの永代供養墓が設けられています。
共有の献花台の背景には、美しいステンドガラスの装飾が施されています。

住所 | 神奈川県横浜市港北区新吉田町5277ー1 |
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アクセス | 横浜市営地下鉄グリーンライン「東山田駅」より車で7分 |
霊園区分 | 民営霊園 |
価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
宗教宗派 | 宗教不問 |
ペット埋葬 | 可 |
- 永代供養墓は、タイプにより埋葬人数が異なる。13年後・33年後合祀、使用期限なしタイプあり
- 「東山田駅」より車で7分。「綱島」駅より車で10分。第三京浜道路・都筑ICより1分
- 施設内に、葬儀、法要、会食、休憩ができる施設完備
- 永代供養墓のほか、ロッカー型の納骨堂が揃う
都心にありながら花と緑に彩られた霊園には、さまざまな埋葬人数、使用期限の永代供養墓が揃います。
園内は全面凍結基礎が採用されているので、災害に強い設計になっています。
ランキングでご紹介した永代供養墓以外にも、横浜市には多くの永代供養墓があります。気になった方は、「関連記事」をご覧ください。
横浜市にある永代供養墓の費用相場は「63万円」
横浜市にある永代供養墓の費用相場は、63万円です。一般墓(昔ながらの墓石のお墓)は148万円のため、永代供養墓は比較的安価で購入できるお墓だということが分かります。
しかし、永代供養墓には様々な種類があり、それぞれ価格帯が異なります。
費用相場は目安とし、希望の条件と予算にあった永代供養墓を探しましょう。
永代供養墓の選び方!5つのチェックポイント

ここでは、数ある永代供養墓を比較するうえでチェックするべきポイントを5つご紹介します。
1.立地
永代供養墓を選ぶ際、まず考えなければならないのは立地条件です。「お墓参りをしてもらう必要はないのでどこでもいい」という声を聞くこともありますが、生前に申込む場合などはとくにその場所と縁ができるわけですから、足を運ぶ機会もあることでしょう。自宅からその場所までの距離は近いに越したことはありません。また、納骨のことを考えても、居住地からアクセスしやすい場所にあることが望ましいといえます。
車を利用する場合は、お彼岸やお盆時期の渋滞状況を確認しておくことが大切です。また、高齢になり車の運転が困難になった場合でも、公共交通機関(電車やバスなど)が利用できる立地だと安心です。
お墓周辺の環境は、住宅地や商店街のほか、自然豊かな山林地帯や川沿いエリアなどさまざまですので、自分が納得できる立地を探すことをおすすめします。施設に向かう途中に階段や坂道勾配があるかどうか、車の往来の状態などもチェックしておきたいポイントです。
2.費用
永代供養墓にはさまざまな形態があり、それぞれ納骨方法や供養の仕方なども異なっています。単に費用の大小だけで判断するのではなく、受けられるサービス内容と照らし合わせた上で判断することが大切です。一人で申込む場合や、夫婦で申込む場合など、申込者の単位による費用の違いがあるほか、施設を維持・管理するための管理費がかかる場合もあります。供養に関するオプション設定なども施設によって異なりますので、それらをチェックした上で検討することをおすすめします。
また、支払方法についても、年間一括・3年一括など施設によってさまざまですので、事前に確認をする必要があるでしょう。
3.施設・設備
永代供養墓は、その規模もさまざまです。お墓の大きさはどれだけ納骨できるかによって変わってきますが、利用者にとって重要なのはお墓の大きさではなく、納骨される場所はどうなっているのか、納骨者名を刻字する墓誌はどのようなものか、といった中身であることが多いです。外観の規模だけで判断するのではなく、施設内部の様子や周辺の付帯設備などもしっかり確認しておきましょう。
特に、法要施設(本堂、礼拝堂)は寺院ではほぼ100%備えていますが、公営・民営霊園ではまちまちです。供養に関しても、春秋のお彼岸・お盆時の年3回、祥月命日に年1回、毎日など回数が異なりますので、法要や供養がどのように執り行われるのかは確認をしておきましょう。
4.種類・形態
永代供養墓にはさまざまな形態が存在するため、選ぶ際のポイントも一つではありません。永代供養墓は大きく「永代供養墓」、「納骨堂」、「樹木葬」という3タイプに分けられますが、その中でもさまざまな形があるため、お墓の形態を選ぶ際には何を優先的に考えるのかをあらかじめ整理しておきましょう。 納骨形式に関しても、骨壺のまま納めるものと、骨壺から遺骨を取り出して納めるものがあり、骨壺での安置期間も場所によって異なります。そのほか、供養の方法などについても同様にさまざまな形があります。
5.経営主体
永代供養墓を管理・運営している経営主体は、その多くが寺院もしくは霊園となっており、永代供養墓の経営主体によって宗教的な条件なども異なってきます。「供養」という言葉には宗教的な意味が含まれますが、宗教不問のところもあれば、特定の宗旨・宗派に帰依することを条件にしているところもあります。申込者の宗教的な条件がどうなっているのかという点は、最初に確認しておきたいポイントの一つです。
永代供養墓のメリットとデメリット
永代供養墓とは、家族に代わって霊園・寺院が管理・供養するお墓のこと。身寄りや子どものいない方や、家族に面倒をかけたくない方を中心に、近年需要が高まっているお墓です。
永代供養墓は、お墓の継承や遺骨の取り出し、従来のお墓参りができないなど、一般的なお墓とまったく違います。永代供養墓のメリットやデメリットを理解せず永代供養墓を選ぶと、後悔してしまうかもしれません。
本節では、永代供養墓のメリットとデメリットをご紹介します。
永代供養墓のメリット5選
永代供養墓のメリットは、お墓の後継者が不要で、維持・管理をまかせられること。また一般的なお墓より安価だったり、宗旨宗派不問の受け入れが多かったりするのも魅力です。さらに、永代供養墓は生前契約できるため、終活の一環として選択する方もいらっしゃいます。
1.お墓の後継者がいらない
永代供養墓は、霊園・寺院が永代にわたってお墓を管理してくれるため、後継者が必要ありません。跡継ぎとなる子孫がいなかったり身寄りがなかったりする方でも、無縁仏になる心配がなく、安心してお墓に入れます。
2.お墓の維持・管理を任せられる
永代供養墓は、お墓の管理・供養を霊園・寺院に任せられるのがメリットです。
お墓の掃除や墓所の草抜き、お墓参りなどをする必要がなく、残された家族の負担を大幅に減らせます。また供養もお願いできるので、法事・法要の準備や開催の手間もかかりません。
3.一般的なお墓より比較的安価
永代供養墓は、一般的なお墓より比較的費用をおさえやすいです。
一般墓を建立するときは、主に永代使用料(土地利用料)・墓石費用・墓地管理費が必要で、150万円前後が相場。種類や条件にもよりますが、墓石がなかったり、合祀されたりする永代供養墓なら大幅に費用をおさえられます。
4.宗旨宗派不問の受け入れが多い
永代供養墓は、宗旨宗派不問のお墓が多く、誰でも利用しやすいのが魅力。寺院が管理している永代供養墓で、宗旨宗派を問わなかったり、檀家にならなくてよかったりするお墓も多いです。仏教徒以外のキリスト教や神道、無宗教などの方でも、永代供養墓を選択できます。
5.生前に申し込み・購入できる
永代供養墓は、本人が生前に契約・購入できるお墓がほとんどです。本人が永代供養墓を用意しておくことで、残された家族の負担を減らしたり、自分の希望通りのお墓を選べたりします。
永代供養墓のデメリット5選
永代供養墓は、一定期間経過すると合祀されるのが一般的。そのため、お墓を引き継げない・合祀後は遺骨を取り出せない・従来のお墓参りができないといったデメリットがあります。また、家族や親族から理解を得にくいのも問題だと言えるでしょう。
1.お墓の継承ができない
永代供養墓は、一定期間を過ぎると合祀墓に移されるため、お墓の継承ができません。合祀墓は、不特定多数の遺骨を埋葬するお墓なので、家庭ごとのお墓は存在しなくなります。
そのため、残された家族は自分たちの入るお墓を新しく探す必要があります。永代供養墓はお墓の管理・維持は不要ですが、お墓探しの手間がかかるので注意しましょう。また「先祖代々お墓を引き継いでいきたい」と考えている家族がいた場合、永代供養墓だと希望を叶えられないかもしれません。
2.契約期間が終わると合祀される
永代供養墓は、契約期間(個別安置期間)が終わると合祀されるのが一般的です。合祀とは、骨壺から遺骨を取り出し、不特定多数の人とまとめて埋葬すること。個別安置期間は永代供養墓によって異なりますが、33回忌を節目として合祀される霊園・寺院が多いです。
他人と遺骨が混ざってしまうのに抵抗があったり、個々の遺骨を参拝したかったりする方にとって、合祀はデメリットになるかもしれません。
3.合祀後は遺骨を取り出せない
永代供養墓は、一度合祀されると他人の遺骨と混ざってしまうため、特定の遺骨を取り出せません。後から個別墓に移動したり、一部を手元供養したりしたくても、できないので注意してください。
遺骨の埋葬方法や合祀されるタイミングは、霊園・寺院によって違うので事前に確認しましょう。
4.従来のお墓参りができない
永代供養墓の種類によっては、墓標・参拝スペースが共用だったり、線香・ロウソクが禁止されていたりします。「線香をお供えして、墓石に手を合わせる」という従来のお墓参りができないため、物足りなさを感じるご遺族は少なくありません。
お墓参りやお供えのルールは、霊園・寺院によって違います。残された家族・親族が望んでいるお墓参りができるか、契約前に確認しておくのが大切です。
5.家族や親族の理解を得にくい
永代供養墓は、従来のお墓と外観や宗教観、お墓参りの方法などが違います。「先祖代々のお墓を守りたい」「墓石に手を合わせて故人を偲びたい」「檀家として寺院を支援したい」などと考えている方は、永代供養墓に抵抗があるかもしれません。
また、家族・親族から「永代供養墓」を理解されない可能性があります。周囲に相談せずに永代供養墓を選ぶと、後日トラブルに発展するリスクがあるため注意が必要です。永代供養墓を選択する前に、必ず家族・親族と話し合い、周囲の理解を得ておきましょう。
永代供養墓とは?

永代供養墓(えいたいくようぼ)とは、遺族の代わりに霊園・寺院が遺骨を管理・供養するお墓。霊園・寺院によって範囲は違いますが、お墓の掃除や故人の供養を永続的にまかせられます。
そのため永代供養墓には、お墓の後継者が必要ありません。残された家族の負担を減らせるのはもちろん、無縁仏や無縁墓になる心配も無用。また遺骨の有無に関係なく、生前に申し込めるのも特徴です。
永代供養墓は、核家族化・少子化・高齢化の影響で、「お墓を継承する子どもがいない」「残された家族に負担をかけたくない」といった人が増え、注目されるようになりました。ちなみに、永代供養墓のはじまりは、昭和60年、滋賀県大津市の比叡山延暦寺大霊園にできた「久遠墓」です。
永代供養墓にするとお墓はどうなる?
- 他人の遺骨とまとめて埋葬する
- 一定期間個別で納骨したあと合祀にする
永代供養墓には、他人の遺骨とまとめて埋葬するか、一定期間個別で納骨したあと合祀するか、大きく2つの埋葬方法があります。いずれにせよ最後は合祀される永代供養墓が多いですが、合祀のタイミングや個別の納骨期間は霊園・寺院によって違うので確認してください。
複数の遺骨を1つの区画にまとめて埋葬する方法。骨壺から遺骨を取り出して埋葬するため、一度合祀すると他人の遺骨と混ざって、個別に取り出せなくなります。
永代供養墓の期間は何年くらい?
前述したとおり、永代供養墓の個別納骨期間は、霊園・寺院によって違います。
ですが、17回忌、33回忌、50回忌といった年忌法要を区切りとする霊園・寺院が多い様子。なかでも、弔い上げとされる33回忌まで遺骨を安置する永代供養墓がよく見られます。
自分たちに合った永代供養墓を
永代供養墓は、供養・管理の手間がなく、継承者が不要であることや、昔ながらのお墓より費用を抑えられる傾向にあることといった多くのメリットが存在します。
今回ご紹介した人気ランキングを参考に、ご家族と相談しながら永代供養墓選びをしてみてはいかがでしょうか。特に人気の永代供養墓は完売するのも早いため、気になる永代供養墓が見つかったら、まずは資料請求・現地見学しておくことをおすすめします。