家族・子供に迷惑をかけたくないなどの理由で、納骨堂を選ぶ方が近年増えています。しかし、価格やプランが様々で、どのような納骨堂を選べばよいか迷う方も多いですよね。
今回は、名古屋市で人気の納骨堂をランキング形式にてご紹介します。
それぞれの特徴を分かりやすくまとめていますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。気になる納骨堂があった場合は、資料請求をしたり、現地見学をしてみましょう。
名古屋市で人気の納骨堂ランキング

| 住所 | 愛知県名古屋市中区大須3-29-12 |
|---|---|
| アクセス | 地下鉄鶴舞線・名城線「上前津駅」より徒歩3分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 納骨堂は1名様~8名様までさまざまな埋葬人数のタイプあり
- 納骨堂は使用期限なし、33回忌後合祀など、さまざまな使用期限の設定あり
- 使用期限ありタイプは、平和公園・万松寺の永代供養塔に合祀
- 葬儀、法要、会食の施行可能。大小ホールの施設完備
織田家の菩提寺として開基した、上前津の繁華街の中に位置する古刹・万松寺に設けられた屋内型納骨堂です。
宗旨宗派不問。檀家になる必要はありません。多彩なタイプから希望に叶う納骨堂を選ぶことができます。

| 住所 | 愛知県名古屋市中区大須4-16-16 |
|---|---|
| アクセス | 地下鉄鶴舞線・名城線「上前津駅」より徒歩3分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 納骨堂は厨子の中に6名様まで埋葬可能
- 納骨堂は使用期限なし。護持会費が支払われる限り継承できる
- 護持会費は、0年~50年分(5年単位)前納可能
- 葬儀、法要、会食が施行可能。各種施設完備。供養コンシェルジュが常駐
高級ホテルのような重厚な施設に設けられた自動搬送式堂内陵墓です。宗旨宗派不問。檀家になる必要なし。
地震に耐えられる堅牢な構造です。希望者に生前戒名を授与することができます。永代供養付なので安心です。

| 住所 | 愛知県名古屋市中村区烏森町6-142 |
|---|---|
| アクセス | 近鉄名古屋線「近鉄八田駅」より徒歩8分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 納骨堂は6名様まで埋葬可能
- 納骨堂は33年後合祀
- 納骨堂はロッカー式2タイプ、仏壇式1タイプが揃う
- 葬儀、法要が施行可能。月命日、春・秋彼岸、お盆、報恩講に合同法要が行われる
名古屋市中村区の閑静な住宅街の古刹・願隆寺の本堂内に設けられたロッカー式・仏壇式の屋内型納骨堂です。
管理費不要です。過去の宗旨宗派不問です。入仏(祥入れ・開眼)法要や納骨法要の希望にも対応可能です。

| 住所 | 愛知県名古屋市天白区八事山144 |
|---|---|
| アクセス | 名古屋市営地下鉄鶴舞線ほか「八事駅」より徒歩7分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 納骨堂(永代供養墓)は1名様~4名様が埋葬可能なさまざまなタイプあり
- 納骨堂(永代供養墓)は3回忌後・13回忌後合祀、使用期限なし、当初より合祀タイプあり
- 納骨堂(永代供養墓)はロッカー式、石碑プレート式、五輪塔式などのタイプあり
- 葬儀、法要の施行可能。全タイプ、初期費用に管理費含む。追加費用なし
永禄11年(1568年)創建の古刹・浄久寺の境内地に設けられたさまざまなタイプが揃う屋外型永代供養墓です。
管理費不要で。過去の宗旨宗派不問。檀家になる必要はありません。全タイプ陽当り良好。駐車場完備。

| 住所 | 愛知県名古屋市熱田区横田2-4-31 |
|---|---|
| アクセス | JR東海道線「熱田駅」より徒歩3分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 納骨堂は厨子の中に8名様(4寸骨壺)が埋葬可能。埋葬人数が増える場合は応相談
- 納骨堂は使用期限なし。護持費が支払われる限り継承できる
- 代が変わっても再契約の必要なし。継続して利用できる
- 通夜、葬儀、法要、会食が施行可能。各種施設完備。神道、キリスト教などにも対応
熱田駅より徒歩3分の好アクセス立地。開創800余年の古刹・勝楽寺が管理運営を行う自動搬送式納骨堂です。
宗旨宗派不問です。檀家になる必要はありません。永代供養付なので安心です。平面駐車場完備。

| 住所 | 愛知県名古屋市熱田区旗屋町405 |
|---|---|
| アクセス | 地下鉄名城線「熱田神宮西駅」より徒歩1分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 納骨堂は2名様、6名様、18名様まで埋葬可能なタイプあり
- 納骨堂は33回忌後合祀
- 納骨堂は仏壇式の1段型、3段型、4段型。ロッカー式の5段型タイプあり
- 納骨壇の前で法要施行可能。年3回合同法要が行われる
熱田神宮西駅より徒歩1分、熱田神宮に近接する全隆寺に設けられた仏壇式・ロッカー式の屋内型納骨堂です。
管理費不要。宗旨宗派不問。檀家になる必要はありません。墓じまい後の改葬先としても利用できます。

| 住所 | 愛知県名古屋市名東区上菅1-303 |
|---|---|
| アクセス | 地下鉄東山線「一社駅」「上社駅」より徒歩17分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 納骨堂は1名様ごと埋葬される
- 納骨堂は10年後・20年後・30年後合祀タイプ。当初より合祀タイプあり
- 使用期限ごとに価格設定が異なる。複数契約の場合割引適用
- 法要の施行可能。春・秋彼岸、お盆に年中行事が行われる
古刹・本成寺の、お釈迦様由来のインド仏跡地の地に設けられるロッカー式屋外型納骨堂です。管理費不要。
宗旨宗派不問です。檀家になる必要はありません。石銘板に戒名などの刻字が可能です。駐車場完備。

| 住所 | 愛知県名古屋市中区新栄1-4-6 |
|---|---|
| アクセス | 地下鉄東山線「新栄町駅」より徒歩5分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 真宗高田派 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 納骨堂は2名様(2.5寸骨壺)、8名様((2.5寸骨壺)が埋葬可能なタイプあり
- 納骨堂は30年後合祀(50年希望の場合は応相談)
- 期間経過後は平和公園の永代供養墓まどかの丘に合祀
- 法要の施行可能。月1回住職がお参りを行う
名古屋市中区という好アクセスの久遠寺に設けられたロッカー式屋内型納骨堂です。過去の宗旨宗派不問です。
管理費不要です。ガラス扉の棚に骨壷が安置されます。骨壷を包む布や位牌のデザインの選択ができます。

| 住所 | 愛知県名古屋市西区浅間2-5-5 |
|---|---|
| アクセス | 地下鉄鶴舞線「浅間町駅」より徒歩4分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 宗教不問 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 納骨堂は埋葬人数の制限なし
- 納骨堂は使用期限なし。護持会費が支払われる限り継承できる
- 施設内にペット専用納骨壇、合同供養碑が用意される
- 葬儀、法要の施行可能。施設内に本堂、礼拝堂あり。葬儀は4プランが用意される
名古屋駅にほど近い、市内中心部の交通至便な好立地施設に設けられた自動搬送式納骨堂です。宗旨宗派不問。
檀家になる必要はありません。5つの参拝室があります。墓じまい後の改葬先としても利用できます。

| 住所 | 愛知県名古屋市中区門前町3番21号 |
|---|---|
| アクセス | 地下鉄鶴舞線・名城線「上前津駅」より徒歩5分 |
| 霊園区分 | 寺院墓地 |
| 価格 | 費用を詳しく知りたい方はこちら |
| 宗教宗派 | 曹洞宗 |
| ペット埋葬 | 不可 |
- 納骨堂は2名様~18名様までさまざまな埋葬人数のタイプあり
- 納骨堂は33回忌後合祀
- 納骨堂は1段型~6段型までさまざまなタイプが揃う
- 葬儀、法要の施行可能。本堂、客殿が併設。納骨堂前での法要も可能
上前津駅から徒歩5分という都心の好アクセス地に設けられた仏壇式・ロッカー式の屋内型の納骨堂です。
管理費不要。過去の宗旨宗派不問。墓じまい後の改葬先としても利用できます。24時間セキュリティ対応施行。
ランキングで紹介した納骨堂以外でも、名古屋市には多くの納骨堂があります。気になった方は、関連記事をご覧ください。
名古屋市にある納骨堂の費用相場は「67万円」
名古屋市の納骨堂の費用相場は67万円です。種類別に見ると、一般墓(昔ながらの墓石のお墓)108万円、納骨堂67万円、樹木葬59万円となっており、納骨堂は少し費用を抑えて購入できるお墓だということが分かります。
しかし、納骨堂には屋外に設置されているものと、屋内に設置されているものがあり、それぞれ費用相場が異なります。屋外に設置されているものは安価、屋内に設置されているものは高価になる傾向があります。
費用相場は目安とし、希望の条件と予算にあった納骨堂を探しましょう。
納骨堂の選び方!後悔しない8つのチェックポイント
- 立地・アクセス
- 納骨人数
- 合祀されるタイミング(個別安置期間)
- 宗教・宗派・檀家条件
- 施設・設備
- 予算・費用
- 規定・ルール
- ペットの受け入れ
納骨堂を選ぶときは、8つのチェックポイントを確認しましょう。
1.立地・アクセス
まずチェックしたいポイントは、納骨堂の立地・アクセス。
納骨堂は、死後家族が何度も足を運ぶため、自宅からのアクセスや移動手段の確認が欠かせません。高齢になったとき車を運転しなくても行けるよう、公共交通機関や送迎シャトルバスの有無、最寄り駅からの徒歩分数なども、あわせて確認しておくと安心です。
2.納骨人数
納骨堂は、通常のお墓と比べると安価ですが、種類や供養方法、規模などによって費用・料金が異なります。収蔵可能な遺骨が何体か(個人用、夫婦用、家族用など)によっても費用に差があり、収骨人数が多いほど、高額になりがちです。
納骨堂を探すときは、将来的に収蔵する遺骨の数をあらかじめ想定しておきましょう。
3.合祀されるタイミング(個別安置期間)
納骨した遺骨がどのタイミングで合祀されるかも確認しておきたいポイントです。合祀とは、不特定多数の遺骨をまとめて埋葬すること。他人の遺骨と混ざってしまうため、一度合祀すると個々の遺骨を取り出せなくなるので注意が必要です。
納骨堂によって、最初から合祀するか、一定期間個別で納骨したあと合祀するかが違います。個別で遺骨を安置する期間が長いほど、費用も上がっていくのが一般的です。
4.宗教・宗派・檀家条件
納骨堂は、宗教・宗派を問わず利用できる施設がほとんど。ですが一部では、宗教・宗派の制限があったり、檀家にならないと納骨できなかったりする納骨堂もあります。
納骨堂を選ぶときは、宗教・宗派・入檀などの条件がないか、確認してください。
5.施設・設備
納骨堂がどのような施設・設備なのかは、重要なチェックポイント。屋内施設なので天候や雨風の影響は受けませんが、冷暖房完備やバリアフリー設計の納骨堂なら、より快適にお墓参りできます。また、施設内に休憩所や法要室、会食室などを用意している納骨堂も多いです。
6.予算・費用
費用感を把握して、予算にあった納骨堂を選ぶのも大切です。
納骨堂の相場はエリアや条件によって変わるため、希望に近い納骨堂を複数比較すると、相場感を把握できます。相場より安すぎる納骨堂だと、管理や設備に何か問題があるかもしれません。反対に高すぎると、家計を圧迫してしまうので、きちんと予算を決めておくと安心です。
また納骨堂の中には、年間管理費がかかる施設もあります。購入価格以外に必要になる費用も必ず確認してください。
7.規定・ルール
お墓参りできる時間や場所、方法などの規定は、納骨堂によって違います。参拝スペースが共用だったり、線香や食べ物のお供えを禁止していたり、お参りの時間が決まっていたりする納骨堂もあるため、事前に確認しましょう。
8.ペットの受け入れ
大切なペットと一緒にお墓に入りたい方は、ペットの受け入れをしている納骨堂を選びましょう。
納骨堂によって、ペットの受け入れ可否や条件が違うため、事前の確認は必須です。最近はペットの受け入れに寛容な納骨堂が増えているので、探してみてください。
納骨堂のメリット・デメリット
近年、新しい供養のかたちとして注目されている納骨堂。一般墓より費用をおさえやすく、お墓の維持管理や後継者が不要なことから選ぶ人が増えています。一方で、納骨堂のデメリットをきちんと把握せずに購入して、トラブルに発展する方もいるため注意が必要です。
本節では、納骨堂のメリットとデメリットを紹介します。

1.一般墓より費用をおさえられる
納骨堂は、墓石を建てない種類が多く、一般墓より費用をおさえられます。
実際に2024年にいいお墓が実施した「第16回お墓の消費者全国実態調査」では、一般墓の平均購入価格155.7万円に対して、納骨堂の平均購入価格は79.3万円でした。納骨堂は、一般墓より約76万円も費用が低くなっています。もちろん、種類や立地、納骨数などにもよりますが、一般墓より安価な納骨堂が多いようです。
2.都心部に多く、アクセスしやすい
収骨スペースが小さく、屋内施設が多い納骨堂は、自動搬送式を中心に都心部で増加しています。交通アクセスが良好で利便性が高いのは、お墓選びで多くの方が重視するポイント。実際に、高齢になって一般墓にお墓参りへ行くのが難しくなり、駅近でアクセスが良好な納骨堂に引越しする方も多いです。
3.屋内施設が多く、快適にお墓参りできる
納骨堂は屋内施設が多いため、天候や季節に左右されず、いつでも快適にお墓参りできます。雨風を避けられるのはもちろん、エアコンが完備されているので、暑い日や寒い日でも安心。さらに、バリアフリー設計の納骨堂も多く、環境が整備されているのもメリットです。
4.お墓の掃除や草抜きなどの手入れが不要
納骨堂は、墓石のない種類のお墓が大半。一般墓のように、墓石を磨いたり区画の草を抜いたりする必要はありません。
また基本的に屋内施設なので、一般墓のように風雨にさらされて汚れたり劣化したりする心配は不要。維持・管理の手間がかからず、いつでもキレイな状態のお墓にお参りできるのは魅力です。
5.永代供養つきで生前契約できる納骨堂が多い
納骨堂には、遺族の代わりに霊園・寺院が遺骨を管理・供養する「永代供養」というサービスがついている施設が多いです。永代供養つきの納骨堂は、基本的にお墓の後継者がいなくても購入できます。そのため納骨堂は、子どものいない単身の方や生前にお墓を準備したい方に向いています。
6.宗旨宗派不問の納骨堂が多い
近年は宗旨宗派不問の納骨堂が増えていて、どなたでもお墓に入れます。無宗教の方はもちろん、個人や夫婦だけのお墓や、友人やペットとの埋葬を希望されている方にもおすすめです。
7.檀家義務のない納骨堂が多い
寺院が経営する納骨堂は、お寺の檀家にならないと利用できないのが一般的でした。ですが最近は、経営主体が寺院でも、檀家義務やお布施が不要な納骨堂が増えています。入檀料やお布施が不要になるだけでなく、残された家族の負担が軽減されるのも魅力です。
納骨堂のデメリット6選

1.個別安置期間が決まっていて最終的に合祀される
永代供養のできる納骨堂は、個別安置期間(契約期間)が決まっている施設がほとんど。個別安置期間が経過したあとは、他人の遺骨とまとめて納骨する合祀(ごうし)に移行します。一度合祀されると、他人の遺骨と混ざってしまうため、故人の遺骨は取り出せません。
納骨堂のなかには、個別安置期間の期限を設けず、永代にわたって使用できる施設もあります。他人と遺骨を一緒にしたくない人は、個別安置期間に制限のない納骨堂を選んでください。
故人の遺骨を骨壺から取り出し、不特定多数の遺骨とまとめて納骨すること。合葬(がっそう)とも呼ばれ、永代にわたって霊園が遺骨を管理する「永代供養」とほぼ同じ意味として使われます。
2.納骨できる遺骨の数(人数)が限られている
納骨堂は、使用スペースが限られているため、納骨できる遺骨の数(人数)に制限があります。
通常のお墓(一般墓)は、遺骨を収蔵するカロートに6人〜8人分の骨壺を納められるお墓が一般的。また、先祖や家族の遺骨を、代々収蔵していくのが通例です。
納骨堂は、個人(1人)や夫婦(2人)など、少人数の納骨を基本に作られています。さらに、継承を目的としている仏壇式納骨堂を除き、多くの納骨堂は継承できません。一般墓のように継承を目的とし、納骨堂に先祖代々の遺骨を納めたかったり、納骨数が増えたりするご家庭には不向きです。
納骨堂を契約するときは、埋葬できる遺骨の数を確認しておくのが大切。あわせて、現在の納骨数だけでなく、今後納骨する可能性のある遺骨の数も確認しておきましょう。
3.花や線香、お供え物などの制限がある
納骨堂は屋内にある施設・建物が多く、お供え物に制限があります。火事を防ぐために線香やローソクが禁止されていたり、腐敗・悪臭をおさえるために生花や食べ物のお供えが制限されていたりする納骨堂が多いです。
一方で、線香を焚ける参拝スペースや専用の焼香を用意している納骨堂もあります。お供えのルールや規制は納骨堂によって違うので、契約前に確認しておくと安心です。
4.従来のお墓とお墓参りの方法が違う
納骨堂の種類によっては、従来と同じようなお墓参りができません。一般墓は、霊園の区画を購入してお墓を建てるため、家庭ごとに参拝用のスペースがあります。納骨堂にも墓石を建てる「墓石式納骨堂」がありますが、それ以外は、基本的に家庭ごとの墓石や参拝スペースはありません。
たとえば、「ロッカー式納骨堂」は、納骨スペースの前にある通路でお参りします。また、「自動搬送式納骨堂」は共同の参拝室に遺骨が運ばれてくるのが一般的です。
納骨堂によっては、参拝に待ち時間が発生したり、他のご家族に配慮が必要だったりするため注意が必要。お墓参りの方法や参拝スペース、混み合う時間などをチェックしておきましょう。
5.災害や老朽化で建物がなくなる可能性がある
納骨堂は屋内施設がほとんどなので、建物の災害や老朽化に伴い、納骨堂を使えなくなる可能性があります。また、経年劣化で建物の修復が必要になったとき、改修工事や建て替えの費用を請求されるかもしれません。
運営元が建物を修繕・建て替えをして、納骨堂を継続していくかは施設の方針によって違います。地震や火事などの災害で建物が倒壊したり、老朽化で修繕が必要になったりしたときの納骨堂の対応を必ず確認しておきましょう。契約書に記載がないなら、管理者に連絡して確認をとります。
6.周囲と意見や認識のズレが生まれやすい
納骨堂は、納骨方法やお供え、お墓参りなど、通常のお墓とは違う部分がたくさんあります。そのため、馴染みのある伝統的なお墓やお墓参りの方がよいと、周囲に反対されるかもしれません。
また、納骨堂はもともとお墓を建てるまでの間、お寺の境内で一時的に遺骨を預かる場所でした。永代供養つきの納骨堂が増えていますが、年配の方だとまだ「一時預かり」のイメージが強い可能性があります。供養のかたちについて周囲と意見や認識のズレが生じやすいので、よく相談したうえで納骨堂と契約するようにしてください。
納骨堂とは?
納骨堂は、遺骨を収蔵するための屋内施設。建物内に収骨スペースがあるため、天候に左右されずお墓参りできます。また、墓石がないので掃除が不要で、費用も比較的安価なのが魅力です。
本節では、納骨堂とはどんなお墓なのかについて紹介します。

納骨堂とは、遺骨を保管・管理するための屋内施設。建物の中に、個人や夫婦、家族などの単位で遺骨を納める収骨スペースが設けられています。
納める遺骨の数によって金額が変わりますが、墓石がないぶん従来のお墓より安価。また「屋内にお墓がある」「ひとつの建物に多数の収骨スペースがある」「遺骨を骨壺に納めて収蔵する」などが、従来のお墓との違いです。
納骨堂の定義
納骨堂は、厚生労働省の「墓地、埋葬等に関する法律」第2条6項において定義されています。具体的にいうと、「他人の委託をうけて焼骨を収蔵するために、納骨堂として都道府県知事の許可を受けた施設」を納骨堂だと通達。つまり納骨堂とは、「遺骨を安置できる施設」だと言えます。
遺骨の保管を継続的・反復的に実施する納骨堂を経営するためには、法律に基づく許可が必要です。しかし、お墓に埋蔵する前に、故人の焼骨を一時的に預かる場合は、お寺が納骨堂としての許可を得ていなくても問題ありません。
納骨堂の費用相場と価格の目安

2025年にいいお墓が実施した「第16回お墓の消費者全国実態調査」によると、納骨堂の平均購入価格は79.3万円。155.7万円の一般墓と比べると、約76万円も費用をおさえられています。
一般的な納骨堂の費用相場は、個人用が50万円、家族用が100万円程度と考えればよいでしょう。費用の内訳は、永代供養料・使用料、納骨費用、開眼法要料が主で、施設によって戒名や位牌にかかる料金を含みます。また、管理費として別途年間1万円程度を求められる納骨堂もあります。
最新式の機械を使った自動搬送式の施設だと、個人用で80万円前後が相場。さらに有名な寺院などでは200〜300万円する納骨堂もあります。
納骨堂は通常のお墓に比べると安価ですが、種類や供養方法、規模などによって費用が異なるため、注意が必要です。収蔵可能な遺骨の数、個人用・夫婦用・家族用、施設の管理体制、設備の充実度、納骨時の戒名、法要の有無、立地などによって料金が変わってきます。
自分の目的に合った納骨堂選びを
納骨堂は、供養・管理の手間がなく、継承者が不要であることや、天気・気温を気にせずお参りできるといった多くのメリットが存在します。
今回ご紹介した人気ランキングを参考に、ご家族と相談しながら納骨堂選びをしてみてはいかがでしょうか。特に人気の納骨堂は完売するのも早いため、気になる納骨堂が見つかったら、まずは資料請求・現地見学しておくことをおすすめします。





