名古屋市立 八事霊園は、大正初期から昭和30年代初めに造成された名古屋市の公営霊園です。街を見下ろせる小高い丘の上にあり、緑豊かで閑静な環境が整っています。桜が美しい霊園としても知られています。
令和5年4月10日現在、名古屋市立 八事霊園の使用者募集が行われています。
- 募集期間は、令和5年1月23日(月曜日)から令和5年9月29日(金曜日)まで。
市営霊園にお墓を建てるためには、使用者募集に応募し、当選する必要があります。
本記事では、名古屋市立 八事霊園の霊園情報と令和5年度の募集区画と価格、申込要件。名古屋市立 八事霊園の応募の流れについて解説します。また、抽選に当たった場合と外れてしまった場合のその後の流れについてもご紹介します。名古屋市の墓地を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
名古屋市立 八事霊園はどんな墓地?
名古屋市立 八事霊園は、名古屋市が運営・管理を行う公営霊園。地下鉄八事駅からは徒歩約15分でのアクセスが可能です。
宗教や宗派は不問ということもあり、霊園内には多種多様な墓石が並びます。管理棟や売店、納骨施設、駐車場を備えていることに加え、園内の管理や整備がよく行き届いており、快適に利用できると評判です。
八事霊園は、最寄りの「山手通五丁目」停留所から徒歩5分の好立地に建っています。地下鉄 名城線・鶴舞線「八事駅」からも徒歩約15分で到着します。天気の良いは駅から歩いていくのもおすすめです。
特長2)宗旨・宗派が不問
宗教が不問なのも、八事霊園の特徴のひとつです。市民に公平に与えられる行政サービスのため、浄土宗、曹洞宗、臨済宗など宗旨宗派を問わずにどなたでもお墓を建てることができます。
特長3)安心の行政管理
墓地の管理・運営が名古屋市というのも特長の一つです。手続きなども行政窓口で行うので、分からないことはその場で確認できる安心感も公営墓地ならではです。
名古屋市立 八事霊園の基本情報
所在地 | 名古屋市天白区天白町大字八事字裏山69番地 |
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交通アクセス | 【電車をご利用の方】 ▼地下鉄 名城線・鶴舞線「八事駅」下車、6番出口より徒歩約15分 ▼市バス 八事11系統「山手通五丁目」下車、徒歩約5分 ▼市バス 金山12系統「山手通五丁目」下車、徒歩約5分 |
開園時間/休園日 | ▼霊園業務の受付時間:8:45~5:15 ※土曜日・日曜日・祝日・12月29日から1月3日は、受付休み ▼納骨堂のお参り時間:9:00~16:00(12:00~13:00を除く) ※土曜日・日曜日・祝日、お盆・お彼岸、年末年始以外は、納骨堂事務所には職員が常駐していません。管理事務所まで電話して、職員を呼び出してください ※1月1日はお参り不可 |
名古屋市立 八事霊園にある区画の種類
名古屋市立 八事霊園には、一般墓所とロッカー形式の納骨堂があります。
一般墓所
一般墓所は、1~6グループ、Aグループ、山手区画に分かれており、面積や永代使用料も幅広いバリエーションがあります。
納骨堂
1967年(昭和42年)にロッカー形式の遺骨保管施設として建設されました。長期納骨壇は10年間、短期納骨壇は1年間使用可能です。
名古屋市立 八事霊園の募集区画と価格
令和5年1月23日(月曜日)から令和5年9月29日(金曜日)まで、一般墓所の墓地使用者募集が行われます。
今回の募集は、転居等の理由により従来の使用者から返還のあった区画を対象に実施するものです。募集する区画数は、154区画になります。
- 募集区画数:154区画
- 使用料:306,800円~5,382,300円
- 面積:2.36㎡~25.63㎡
名古屋市立 八事霊園の申込資格
次の条件を満たしていること。
- 名古屋市に引き続き6ヶ月以上住所を有している方
※宗教・宗派は問いません。
※ご遺骨のない方でも申込できます。
名古屋市立 八事霊園の申込方法と申込期間
お申込みは、霊園管理事務所での申し込みとなります。申込所は事務所窓口で配布されるほか、市のホームページからダウンロード可能です。
申込期間;
- 令和5年2月20日(月曜日)から令和5年9月29日(金曜日)まで
※期間内に必着
場所:名古屋市天白区天白町大字八事字裏山69番地 名古屋市立八事霊園・斎場管理事務所 1階 受付
申込に必要な書類
- 申込書(募集のパンフレットに添付)
名古屋市立 八事霊園の募集に当選したら?/お墓を建てるまでに必要なこと
名古屋市立 八事霊園の募集に当選した場合に行うべきことついて、ご説明します。
名古屋市立 八事霊園の募集に当選したらお墓さがしが完了ではありません。使用者募集の当選は、あくまで墓地使用の権利を得ただけです。
一般埋蔵施設であれば整地工事・囲障の設置・墓碑の設置、芝生埋蔵施設であれば墓碑の設置などが必要となってきます。設置には詳細なルールが決められておりますので注意が必要です。
では、使用許可証が交付が交付されたらどのようにお墓を建てたらよいでしょうか?
石材店に建立を依頼する
お墓を建てるためには石材店を探して、建立をお願いする必要があります。公営霊園には指定された石材店がないため、自分で自由に石材店を選ぶことができます。
しかし、お墓を初めて建てる人は「どこにお願いしたらいいのだろう」とお悩みになることでしょう。石材店によって、価格も対応も異なります。また、石材店はお墓を購入するときだけでなく、建立した後も修繕や法要などでお付き合いが長く続くことになります。そのため、できうる限り信頼のできる石材店を探す必要があります。
石材店を選ぶときは、次のポイント押さえておきましょう。
- こちらの要望や状況をきちんと聞いたうえで、意向をくみ取った提案をしてくれる
- 石材や墓石について専門的な知識を持っている
- 明確な見積書を提示してくれる、契約書をきちんと交わしている
- 石材店が手掛けたお墓の見学ができる(建立3年以上のお墓をみせてくれるとなお安心です)
- しっかりとしたアフターサービスがある
- お墓の近くに店舗や展示場がある
- 過度な値引きをしない、安易な値引き交渉に応じない(応じる場合は手抜き工事や元々の価格設定を高くしている可能性があります)
石材店の選び方についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
また、いいお墓では石材店の紹介も行っています。石材店をお探しの方はこちらから検索できます。
名古屋市立 八事霊園以外の選択肢/お墓の見つけ方
名古屋市立 八事霊園において、申請資格に該当しなかった場合、または、何らかの理由で申請が許可されなかった場合、他の霊園・墓地を見つける必要があります。ここでは、お墓の見つけ方・探し方について解説します。
周辺の民営霊園・寺院墓地を見てみる
公営霊園以外に目を向けてみると、多くの民営霊園・寺院墓地があることがわかります。名古屋市立 八事霊園をお探しの方は、費用が抑えられることや自治体が管理していて安心感があるなどの理由から選んでいるのではないでしょうか。
名古屋市立 八事霊園の永代使用料は、170,100円~となっています。一方、名古屋市では、永代使用料132,000円から一般墓のご案内が可能です。費用を比較してみると、市営墓地だから他より絶対に安いというわけではないことがわかります。
また、民営霊園や寺院墓地では、永代供養ができる納骨堂も比較・検討することが可能です。
名古屋市の民営霊園や寺院墓地は、下記からお探しいただけます。
名古屋市立 八事霊園をご希望の方におすすめの名古屋市の霊園
名古屋市立 八事霊園の当選に漏れてしまった方、申込要件に該当しなかった方におすすめしたい、名古屋市で人気の霊園をご紹介します。「いいお墓」でお申し込みの多い人気霊園です。ぜひ、ご検討ください。
名古屋市で人気の一般墓(墓石のお墓)はこちら
名古屋市で人気の永代供養墓はこちら
名古屋市で人気の樹木葬はこちら
名古屋市で人気の納骨堂はこちら
手元供養
あまり知られていませんが、遺骨をお墓やお寺に納骨しない場合は、どこに保管をしても問題はありません。そもそもお墓を建てることに必要性を感じない、自宅に遺骨を保管しておきたいとお考えであれば、手元供養を検討してみてはいかがでしょうか。
名古屋市立 八事霊園についてのよくある質問
名古屋市立 八事霊園とはどんな霊園?
名古屋市立 八事霊園は、名古屋市が運営・管理を行う公営霊園。地下鉄八事駅からは徒歩約15分でのアクセスが可能です。
宗教や宗派は不問ということもあり、霊園内には多種多様な墓石が並びます。管理棟や売店、納骨施設、駐車場を備えていることに加え、園内の管理や整備がよく行き届いており、快適に利用できると評判です。
名古屋市立 八事霊園についての 詳細はこちら>
名古屋市立 八事霊園の令和5年度(2023年度)の募集区画と価格は?
令和5年4月10日現在、名古屋市立 八事霊園の使用者募集が行われています。
- 募集期間は、令和5年1月23日(月曜日)から令和5年9月29日(金曜日)まで。
使用料は、306,800円~5,382,300円です。
名古屋市立 八事霊園の募集区画と価格についての 詳細はこちら>
公営霊園は「永代使用料」のみを表記しています。これはあくまで土地の使用料のみで、他にも墓石を建てる「墓石費用」と定期コストとして「墓地管理費」を支払う必要があります。
一方、民営霊園や寺院墓地では表記の仕方はさまざまです。「永代使用料」のみを表記している霊園もあれば、「永代使用料」+「墓石費用」を表記しているところもあります。お墓の種類によっては、「永代使用料」+「墓地管理費」+「墓石費用」のすべてを総額として表記している場合もあります。価格の内訳はきちんと確認しておきましょう。