四街道市営霊園は、四街道市が運営・管理を行う市営霊園のひとつです。
令和4年(2022年)、返還された一般墓地の使用者募集が行われます。
市営霊園にお墓を建てるためには、使用者募集に応募し、当選する必要があります。しかし、市営霊園はとても人気があり募集倍率は非常に高くなっています。
本記事では、四街道市営霊園の霊園情報と令和4年度の募集区画と価格、申込要件。四街道市営霊園の応募の流れについて解説します。また、抽選に当たった場合と外れてしまった場合のその後の流れについてもご紹介します。四街道市営の墓地を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
四街道市営霊園はどんな墓地?
四街道市営霊園は、四街道市が運営する公園墓地です。墓地の管理面積は72,580㎡。宗教不問のため、どなたでもお墓を建てることが可能です。
園内には、一般墓地(普通墓地、芝生墓地)、合葬式墓地(納骨棟(通常合葬)、合同墓(直接合葬))があり、多目的トイレや和室、休憩所のある霊園管理事務所があります。
年間管理費(3年分)は、普通墓地で13,800円~、芝生墓地で18,900円~とご負担なく管理できます。
自然に囲まれた園内は、春には桜が楽しめます。噴水や広場も設置され、墓地というより公園のような雰囲気になっています。
特長2)宗旨・宗派不問
四街道市営霊園は公営のため、宗旨・宗派問わず、どなたでもお墓を建てることができます。
特長3)安心の行政管理
墓地の管理・運営が四街道市というのも特長の一つです。手続きなども行政窓口で行うので、分からないことはその場で確認できる安心感も公営墓地ならではです。
四街道市営霊園の基本情報
所在地 | 千葉県四街道市内黒田1010番地 |
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交通アクセス | 【電車・バスをご利用の方】 ▼JR総武本線「四街道駅」北口バス1番乗り場から千葉内陸バス「千代田団地・バードヒル池花行」約15分 バス停「内黒田入口」で下車して徒歩約5分。 |
休園日/霊園管理事務所 | ▼休園日 なし(霊園出入口は常時開放) ▼霊園管理事務所 8:30~17:00 ※12月29日から1月3日までは休館 |
四街道市営霊園にある区画の種類
四街道市営霊園には、「普通墓地」「芝生墓地」「合葬式墓地」の3つの区画があります。
普通墓地
普通墓地は、外柵で囲まれた和風のお墓が並ぶ区画です。
4平米(使用料:410,000円 管理料(3年分):13,800円)と、5平米(使用料:587,500円 管理料(3年分):13,800円)、6平米(使用料:765,000円 管理料(3年分):13,800円)の3種別の区画があります。
芝生墓地
芝生墓地は、墓石のみを建てる洋風のお墓が並ぶ区画です。
区画は、4平米(使用料:410,000円 管理料(3年分):18,900円)の区画のみです。
合葬式墓地
合葬式墓地は、通常合葬(霊園内のロッカー型の納骨壇に焼骨を一定期間埋蔵し、その後、共同墓地へ埋蔵する方式)と直接合葬(直接、共同墓地に埋蔵する方式)の2つのタイプがあります。
四街道市営霊園の募集区画と価格
令和4年度(2022年度)の四街道市営霊園の募集区画は、芝生墓地(募集数は4㎡:4区画)、普通墓地(募集数は4㎡:1区画、5㎡:1区画、6㎡:1区画)です。詳細は下記をご覧ください。
【募集内容】
種別 | 面積 | 区画数 | 使用料 | 管理料(3年分) |
---|---|---|---|---|
芝生墓地 | 4㎡ | 4 | 410,000円 | 18,900円 |
普通墓地 | 4㎡ | 1 | 410,000円 | 13,800円 |
普通墓地 | 5㎡ | 1 | 587,500円 | 13,800円 |
普通墓地 | 6㎡ | 1 | 765,000円 | 13,800円 |
※管理料については、初年度は月割りになります。
【申込資格】
下記すべての項目に該当していることが必要です。
- 一般墓地使用の申請の前日(令和4年12月4日)までに、引き続き1年以上四街道市内に居住し、本市の住民基本台帳に記録されている人
- これまでに墓地に埋蔵、または納骨堂に収蔵したことがない遺骨を所持し、当該焼骨の祭祀を主宰する人(改葬、分骨は許可の対象となりません)
- 市営霊園一般墓地または合葬式墓地(通常合葬)の使用許可を受けていない人
四街道市営霊園の申し込み手続きの流れ
申込期間
令和4年10月3日(月曜)午前8時30分~令和4年10月31日(月曜)午後5時15分まで(土日祝を除く)
申し込み方法
受付期間内に、申込書類と84円切手1枚を環境政策課(市役所新館4階)へ提出。
抽選
申込区分ごとに抽選を行い「当選」、「補欠」を決定。
抽選会は、四街道市役所5階第1会議室にて、令和4年11月16日(水曜日)午前10時から実施されます。
抽選結果について
申込者全員に郵送によりお知らせが届きます。また、令和4年11月17日(木曜日)に、市のホームページ上に掲載されます。墓地使用申請は、結果通知の日から令和4年12月5日(月)までです。
使用の許可
使用予定者は、当選後に墓地使用申請を行った後、墓地使用許可決定通知が届きます。同封された納付書にて、通知到着後1ヵ月以内に使用料・管理料の納付。納付後に、環境政策課にて墓地使用許可証が交付されます。
四街道市営霊園の抽選に当たったら?/お墓を建てるまでに必要なこと
四街道市営霊園の抽選に当たったらお墓さがしが完了ではありません。使用者募集の当選は、あくまで墓地使用の権利を得ただけです。
一般埋蔵施設であれば整地工事・囲障の設置・墓碑の設置、芝生埋蔵施設であれば墓碑の設置などが必要となってきます。設置には詳細なルールが決められておりますので注意が必要です。
では、使用許可証が交付が交付されたらどのようにお墓を建てたらよいでしょうか?
石材店に建立を依頼する
お墓を建てるためには石材店を探して、建立をお願いする必要があります。公営霊園には指定された石材店がないため、自分で自由に石材店を選ぶことができます。
しかし、お墓を初めて建てる人は「どこにお願いしたらいいのだろう」とお悩みになることでしょう。石材店によって、価格も対応も異なります。また、石材店はお墓を購入するときだけでなく、建立した後も修繕や法要などでお付き合いが長く続くことになります。そのため、できうる限り信頼のできる石材店を探す必要があります。
石材店を選ぶときは、次のポイント押さえておきましょう。
- こちらの要望や状況をきちんと聞いたうえで、意向をくみ取った提案をしてくれる
- 石材や墓石について専門的な知識を持っている
- 明確な見積書を提示してくれる、契約書をきちんと交わしている
- 石材店が手掛けたお墓の見学ができる(建立3年以上のお墓をみせてくれるとなお安心です)
- しっかりとしたアフターサービスがある
- お墓の近くに店舗や展示場がある
- 過度な値引きをしない、安易な値引き交渉に応じない(応じる場合は手抜き工事や元々の価格設定を高くしている可能性があります)
石材店の選び方についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
また、いいお墓では石材店の紹介も行っています。石材店をお探しの方はこちらから検索できます。
四街道市営霊園の抽選に外れてしまったら?/お墓の見つけ方
抽選に外れてしまった場合は、四街道市営霊園にお墓を持つことができません。お墓さがしを急いでいない場合は、翌年の募集を待つことができるでしょう。ただし、お墓を早く建てる必要がある場合はどのようにしたらいいのでしょうか?ここでは、お墓の見つけ方・探し方について解説します。
周辺の民営霊園・寺院墓地を見てみる
公営霊園以外に目を向けてみると、多くの民営霊園・寺院墓地があることがわかります。四街道市営霊園をお探しの方は、費用が抑えられることや自治体が管理していて安心感があるなどの理由から選んでいるのではないでしょうか。
四街道市営霊園の永代使用料は、芝生墓地・普通墓地が410,000~765,000円となっています。一方、隣接した千葉市では、永代使用料100,000円から一般墓のご案内が可能です。費用を比較してみると、市営墓地だから他より絶対に安いというわけではないことがわかります。
また、民営霊園や寺院墓地では、永代供養ができる納骨堂も比較・検討することが可能です。
四街道市や千葉市、佐倉市の民営霊園や寺院墓地は、下記からお探しいただけます。
四街道市営霊園をご希望の方におすすめの四街道市、千葉市、佐倉市の霊園
四街道市営霊園の当選に漏れてしまった方、申込要件に該当しなかった方におすすめしたい、四街道市や千葉市、佐倉市で人気の霊園をご紹介します。「いいお墓」でお申し込みの多い人気霊園です。ぜひ、ご検討ください。
四街道市で人気の霊園・墓地はこちら
千葉市で人気の霊園・墓地はこちら
佐倉市で人気の霊園・墓地はこちら
手元供養
あまり知られていませんが、遺骨をお墓やお寺に納骨しない場合は、どこに保管をしても問題はありません。そもそもお墓を建てることに必要性を感じない、自宅に遺骨を保管しておきたいとお考えであれば、手元供養を検討してみてはいかがでしょうか。
四街道市営霊園についてのよくある質問
四街道市営霊園とはどんな墓地?
四街道市営霊園は、四街道市が運営する公園墓地です。墓地の管理面積は72,580㎡。宗教不問のため、どなたでもお墓を建てることが可能です。
四街道市営霊園についての 詳細はこちら>
四街道市営霊園の募集区画と価格(令和4年度:2022年度)
令和4年度(2022年度)の四街道市営霊園の募集区画は、芝生墓地(募集数は4㎡:4区画)、普通墓地(募集数は4㎡:1区画、5㎡:1区画、6㎡:1区画)です。
四街道市営霊園の募集区画と価格についての 詳細はこちら>
公営霊園は「永代使用料」のみを表記しています。これはあくまで土地の使用料のみで、他にも墓石を建てる「墓石費用」と定期コストとして「墓地管理費」を支払う必要があります。
一方、民営霊園や寺院墓地では表記の仕方はさまざまです。「永代使用料」のみを表記している霊園もあれば、「永代使用料」+「墓石費用」を表記しているところもあります。お墓の種類によっては、「永代使用料」+「墓地管理費」+「墓石費用」のすべてを総額として表記している場合もあります。価格の内訳はきちんと確認しておきましょう。