都立多磨霊園に眠る有名人は?- アクセス、園内マップ、駐車場などご紹介【現地レポート】

多摩地域にある都立多磨霊園は、府中市と小金井市にまがる公営墓地です。日本で最初の公園墓地であり、また多くの著名人が眠っていることから、由緒と格式のある霊園として知られています。交通機関や幹線道路との接続がよく、霊園中央にはバスも通っていることから、交通アクセスの良い霊園としても人気です。

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また、都立多磨霊園には都立霊園で唯一永続的に使用できるロッカー式の納骨堂があります。青山霊園・谷中霊園にもロッカー式の立体埋蔵施設がありますが、立体埋蔵施設の場合は遺骨を個別に保管できるのは20年間だけで、その後は合葬となります。一方、多磨霊園の場合は30年ごとに使用料を支払って更新すれば、永続的に遺骨が個別に保管されます。

都立多磨霊園の基本情報から最新の募集状況をご紹介します。

都立 多磨霊園

住所東京都府中市多磨町4-628
アクセス多摩川線多磨駅から徒歩12分
費用一般墓 166.1万円〜+墓石代
永代供養墓 12.9万円〜
費用を詳しく知りたい方はこちら
宗教宗派宗教不問
ペット埋葬不可

都立 多磨霊園は、都立霊園最大規模を誇る、日本初の公園型霊園として1935年に開発された公営霊園です。大正12年に開園した日本初の公園墓地で、多くの有名人が埋葬されています。都立霊園で唯一の長期収蔵施設(みたま堂)があることが特徴です。口コミを見る

\最新の空き状況が分かります/

都立多磨霊園とは

1923(大正12)年に創設された都立多摩霊園は、都立霊園の中でも最大規模の公営墓地です。

敷地面積は128ヘクタールで、その広さは東京ドーム約28個分に相当します。

また、園内には1,600本のソメイヨシノが植えられており、桜の名所としても有名です。

都立多磨霊園に眠る有名人

多磨霊園には多くの有名人が眠っています。ここではその一部をご紹介します。

東郷平八郎

明治時代の日本海軍の指揮官として日清及び日露戦争の勝利に大きく貢献し、日本の国際的地位を「五大国」の一員とするまでに引き上げた一人です。日露戦争においては、連合艦隊を率いて日本海海戦で当時世界屈指の戦力を誇ったロシア帝国海軍バルチック艦隊を一方的に破って世界の注目を集め、その名を広く知られることとなりました。

与謝野晶子

近代歌壇を代表する歌人で、その代表作には『みだれ髪』や『君死にたまふことなかれ』があります。

「情熱の歌人」と呼ばれ、現代詩において多大な影響を与えたほか、晩年は女性問題,社会問題などの評論でも活躍し、女性の社会的権利を求めた文化人でもあります。そうした与謝野晶子の多彩で真摯な活動は現在、文学面だけでなく教育・言論界など多方面から高く評価されています。

高橋是清

立憲政友会第4代総裁。第20代内閣総理大臣(在任: 1921年〈大正10年〉11月13日 – 1922年〈大正11年〉6月12日)。栄典は正二位大勲位子爵。近代日本を代表する財政家として知られ、総理大臣としてよりも大蔵大臣としての評価の方が高いです。二・二六事件で暗殺されています。

北原白秋

詩人、童謡作家、歌人。詩、童謡、短歌以外に、新民謡でも『ちゃっきり節』など傑作を残しています。生涯に数多くの詩歌を残し、今なお歌い継がれる童謡を数多く発表し、活躍した時代は「白露時代」と呼ばれ、三木露風と並び評される近代日本を代表する詩人です。

長谷川町子

日本初の女性プロ漫画家。代表作に『サザエさん』・『いじわるばあさん』・『エプロンおばさん』などがあります。

上原謙

日本の俳優、オーケストラ指揮者。戦前・戦後の日本映画界を代表する二枚目スターの一人です。

大平正芳

日本の大蔵官僚、政治家。位階は正二位。勲等は大勲位菊花大綬章。池田勇人の秘書官を経て政界に進出。宏池会会長として三角大福中の一角を占め、田中角栄内閣の外相として日中国交回復に貢献。四十日抗争やハプニング解散で消耗し、選挙中に首相在任のまま死去。「アーウー宰相」や「讃岐の鈍牛」の異名があります。

都立 多磨霊園

住所東京都府中市多磨町4-628
アクセス多摩川線多磨駅から徒歩12分
費用一般墓 166.1万円〜+墓石代
永代供養墓 12.9万円〜
費用を詳しく知りたい方はこちら
宗教宗派宗教不問
ペット埋葬不可

都立 多磨霊園は、都立霊園最大規模を誇る、日本初の公園型霊園として1935年に開発された公営霊園です。大正12年に開園した日本初の公園墓地で、多くの有名人が埋葬されています。都立霊園で唯一の長期収蔵施設(みたま堂)があることが特徴です。口コミを見る

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都立多磨霊園への交通アクセス

都立多磨霊園は、西武多摩川線「多磨駅」から徒歩5分です。また、JR中央線「武蔵野小金井駅」と京王線「多磨霊園駅」からも霊園行きのバスが出ています。

京王線を利用する場合は、北口のバス停から京王バス「多摩町行」もしくは「武蔵野小金井南口行」のバスに乗車し、「多摩霊園表門」で下車。霊園の正門までは徒歩約1分です。

都立多磨霊園の最寄り駅である西武多摩川線「多磨駅」
都立多磨霊園の最寄り駅である京王線「多磨霊園駅」北口

JR中央線を利用する場合は、南口6番から京王バス「多磨霊園行」に乗車し、「多磨霊園表門」で下車。霊園の正門までは徒歩約1分です。

都立多磨霊園の正面入口。車でのアクセスが便利

中央自動車道「調布インター」から車で約7分です。甲州街道(国道20号)白糸台交番前交差点から北へ真っ直ぐ進むと霊園に着きます。また、園内に駐車場はありませんが、道路が大変広く、園内通路の路肩に止めてお参りすることが可能です。

都立多磨霊園内の車道の様子

また、「多磨霊園行」のバスは霊園内を縦断しており、霊園北側にある「多磨霊園裏門」停留所、敷地中心部にある「霊園中央二十号地」停留所、中心よりやや南側の「霊園南七号地」停留所も利用することができます。

都立多磨霊園内のバス停

都立多磨霊園の園内マップ

都立多磨霊園は、総面積128万,237㎡、約6万8,000区画、26区画に分けられている大規模霊園です。

墓地の形態はさまざまで、敷地の大半を占める「一般墓地」のほか、ロッカー式納骨堂の「みたま堂」「合葬式墓地」「芝生墓地」「壁墓地」があります。

都立多磨霊園の園内マップ

都立多磨霊園の管理事務所はどこにあるの?

都立多磨霊園の管理事務所は、正門の右側にあります。

都立多磨霊園の管理事務所は正面入口にある

事務所前には貸出用のバケツや桶、ほうきなどがあります。また、事務所内では、剪定ばさみ、刈込ばさみ、線香トレイ、ライター、剪定のこぎり、スコップ、雨傘・日傘、枝葉などの運搬袋を貸し出しています。これらが必要な場合は、事務所内の職員にお尋ねください。

管理事務所の奥には休憩所も用意されています。

休憩所内には畳スペースもあり、広々としています。

エアコンも付いているため、夏場に涼みたい時はお立ち寄りいただくことをおすすめします。

一般墓のほか永続的遺骨が個別に保管される「立体埋蔵施設」があるのは、都立霊園ではこの多磨霊園だけです。日本初の大規模公園墓地でありながら景観が美しく保たれ、著名人も多く眠るなど、由緒と格式がある霊園です。

都立 多磨霊園

住所東京都府中市多磨町4-628
アクセス多摩川線多磨駅から徒歩12分
費用一般墓 166.1万円〜+墓石代
永代供養墓 12.9万円〜
費用を詳しく知りたい方はこちら
宗教宗派宗教不問
ペット埋葬不可

都立 多磨霊園は、都立霊園最大規模を誇る、日本初の公園型霊園として1935年に開発された公営霊園です。大正12年に開園した日本初の公園墓地で、多くの有名人が埋葬されています。都立霊園で唯一の長期収蔵施設(みたま堂)があることが特徴です。口コミを見る

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都立多磨霊園の口コミ

多磨霊園でお墓を建てた方の口コミをご紹介します。

区画を選ぶ事は出来るがほぼ満席状態。そのため抽選が厳しくほとんど当たらない。価格は適正価格で好感が持てます。いざとなったら御霊堂といって共同墓地もありますのでご利用されてはと思います。

駅から徒歩10分程度です。公営霊園なので贅沢は言ってられません。でもお車ならばいずれの県からも交通至便だと思いますよ。おすすめ物件です

有名な方々の墓所もあり、観光気分でお散歩できます。私の父の墓所の近くは明治維新の志士のあの方が眠っておられます。歴史散歩にいいですよ

トイレは綺麗です。その近くに御霊堂と簡単な法事など出来る食堂のような設備が完備しています。

いつも綺麗に清掃されていて好感が持てます。石材店など、近隣の墓石屋さんに頼むと年間数千円~数万円で墓所の清掃と献花、お参りを代行でやって頂けますので、それを利用されている方々も多いのか、いつも綺麗です。

他の口コミも見たい方はこちらから

都立多磨霊園のお墓の種類(区画情報)

多磨霊園には、一般埋蔵施設 / 長期収蔵施設(みたま堂)/ 樹林型合葬埋蔵施設(樹林墓地)/ 芝生埋蔵施設 / 壁型埋蔵施設 / 合葬埋蔵施設 / 一時収蔵施設といった墓所区画がありますが、令和5年で募集が出ているのは「一般埋蔵施設」「合葬埋蔵施設」「樹林型合葬埋蔵施設(樹林墓地)」です。

一般埋蔵施設

従来型の和墓の埋蔵施設です。

都立多磨霊園の一般的な和型墓石が並ぶ一般埋蔵施設
面積1.75~8.00㎡
募集数300ヵ所
使用料1,615,250~7,384,000円
年間管理料1,460~4,380円

長期収蔵施設(みたま堂)

ご遺骨の一時預かり、長期収容(30年・更新可能)ができる施設です。

都立多磨霊園の長期収蔵施設「みたま堂」の外観

樹林型合葬埋蔵施設(樹林墓地)

死後は安らかに自然に還りたいという都民の思いに応えるための墓地です。樹林墓地は、樹林の下に多くの遺骨を一緒に埋蔵します。

募集数2,290体
使用料遺骨1体あたり86,000円
粉状遺骨1体あたり28,000円
年間管理料なし
都立 多磨霊園

住所東京都府中市多磨町4-628
アクセス多摩川線多磨駅から徒歩12分
費用一般墓 166.1万円〜+墓石代
永代供養墓 12.9万円〜
費用を詳しく知りたい方はこちら
宗教宗派宗教不問
ペット埋葬不可

都立 多磨霊園は、都立霊園最大規模を誇る、日本初の公園型霊園として1935年に開発された公営霊園です。大正12年に開園した日本初の公園墓地で、多くの有名人が埋葬されています。都立霊園で唯一の長期収蔵施設(みたま堂)があることが特徴です。口コミを見る

\最新の空き状況が分かります/