吉相墓(きっそうぼ)は、家庭繁栄の原理や、陽明な観点からつくられるお墓です。
一般的なお墓とは概念や考え方、金額も大きく異なり、お墓を建てる手順にも決まりがあります。
①建墓前に、墓相専門家の先生との相談を行うこと
②建墓前に、家系図の作成すること
吉相墓では「子供が親の墓を建てる」ということが基本概念としてあり、代が変わる毎に石塔を建てていくのも特徴です。
吉相墓は専門家との事前相談が必要なこともあり、一般的なお墓に比べて高額になりますが、著名人の方など吉相墓を選ばれる方も少なくないようです。
「墓相」にこだわられる方、関心のある方にとってはよいものですが、一般的なお墓でいいという方にお勧めできるものではないことをご留意ください。
吉相墓のルーツ
古くは中国の殷(いん)の時代の「風水思想」 という墓地の吉凶を鑑定する学問で、 わが国では、聖徳太子が造詣が深かったという伝説があると言われています。
「墓」という字は、土の上に人が横たわり、上に日が当たり、草が茂っている形を表していると言われています。
また、万葉集にも「朝日照る」と言う言葉が墓の枕詞になっていることや、東南向きや南向きが良いとされているところから、墓相では「お墓や墓地も明るいことが大切」としています。
吉相墓の向き
東から南向き:朝日を一番先に正面から受ける/家運隆盛/健康・明るい家庭