お墓・霊園見学の方法とは?チェックポイントと注意点

お墓・霊園見学の方法とは?チェックポイントと注意点
記事を先読み
  • お墓・霊園を見学するときは、電話やホームページで事前に申し込んでおく
  • お墓の現地見学のチェックポイントは、アクセス・設備環境・管理状況など
  • お墓・霊園見学をするときの服装は、動きやすい洋服と靴で問題ない

お墓・霊園見学とは、霊園に足を運んで現地の状況や雰囲気を確認すること。お墓・霊園見学することで、インターネットやチラシといった資料ではわからない情報を得られます。しかし、ただ見学するだけでは意味がありません。アクセスや雰囲気、地域の利便性など、よい霊園か判断するために現地見学で確認しておくべきポイントがあります。

この記事では、お墓・霊園見学のチェックポイントや服装・持ち物、現地見学の申し込み方法などを紹介します。

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お墓・霊園に勝手に入れる?事前に見学の申し込みを

多くの霊園では、電話やホームページから見学の申し込みができます。希望の日にちを伝えて、予約を取ってから行くようにします。

予約なしに訪れると、担当者が不在で詳しい説明を聞けないこともあります。なるべく予約を入れてから訪問することをおすすめします。

お墓・霊園見学のチェックポイント

お墓・霊園のアクセス

気になる霊園が見つかったら、実際に霊園見学へ行くことをおすすめします。

霊園見学の際には、ご自宅から霊園までの交通経路を確認しておくと良いでしょう。霊園によっては、最寄りの駅から霊園までの、送迎バスを運行している場合もあります。公共の交通機関を利用した際の電車の本数や車を利用した際の道路の混み具合、かかる時間なども、確認しておきましょう。

また、体が健康なうちはあまり気にならなくても、将来的に車が乗れなくなったり、足腰が弱くなったりした場合のことも考えた上で、10年後、20年後でも本当にお墓参りがしやすいのか?なども、確認しておくことが大切です。

【霊園までのアクセス】
・自動車での経路、最寄駅からの交通手段
・徒歩ルートの状況
・周辺地域の状況
・駐車場の有無、混雑状況 など

お墓・霊園の設備環境

お墓参りをする上で、施設や設備、環境、雰囲気などは重要です。お墓参りの際の利便性はもちろん、法事・法要の際にもスムーズに利用できるか、といった観点でもチェックしましょう。

また、景観も重要ですが、それ以上に管理状況(清掃が行き届いているなど)が大事です。お墓までの歩道や、雨が降った際の水はけなども確認しておくことをお勧めします。その際、周囲のお墓の状態なども参考になります。

自分の墓石の種類やデザインなどが既に決まっている方は、それが霊園の雰囲気に合っているかどうかも確認しておくと良いでしょう。

【管理棟・設備】
・霊園の職員が常駐する管理事務所があるか
・駐車場は十分なスペースが確保されているか
・水道施設の近くに手桶やひしゃくなどが備えられているか
・休憩所は設置されているか
・お年寄りでもお墓参りしやすいバリアフリー設計か

【霊園・墓地区画】
・土地や区画に地盤のゆるいところはないか
・区画の水はけの良さはどうか
・植込みや樹木の状況、景観は良いか
・墓石の種類、色、デザイン、彫刻などがイメージ通りか
・周辺のお墓の状況 など

お墓・霊園見学の持ち物と服装

見学では霊園内を長時間歩き回るため、動きやすい服装と履きなれた靴で参加するようにしましょう。また、下記のものも準備しておき、担当者に質問した内容や、その場で感じたことなどを細かく記録しておくことをおすすめします。

  • メモ帳と筆記用具
    担当者の話、交通経路、所要時間などをメモしておきましょう。
  • カメラ
    霊園の設備や周辺環境などを画像で残しておくと、あとで検討する際に便利です。
  • 方位磁石
    南向き、東向きなど墓石の方角を確認できます。霊園を案内してくれる担当者に聞くのでもよいでしょう。
  • メジャー
    お墓一区画あたりの広さを確認するのに役立ちます。

お墓・霊園見学の前に確認したい注意点

最近はお墓の形式も多様化しているので、実際にどのように供養、運営、管理してもらえるのかは霊園によって異なります。お墓選びの際は、価格や費用のほかに、以下のことも確認しておきましょう。

購入者の資格や宗旨宗派の制限

寺院墓地では、その宗派の檀家になることが条件になる場合が多いですが、公営霊園や民営霊園では購入者の資格制限はなく、宗旨や宗派を問わないところが多くなっています。

気に入った霊園に購入者の資格制限があるのか、宗旨・宗派は自由なのかを事前に調べておくと良いでしょう。

永代供養墓・樹木葬などお墓の形式

永代供養墓とは、お墓を承継する人がいなくなった場合に、霊園が代わりにお墓を維持、管理していくお墓のことです。通常、墓地は永代使用料と呼ばれる墓地を永続的に使用する権利を購入し、その上に墓石を建立します。そして、霊園の維持、管理のための管理料を納めます。これは、親から子へ、子から孫へと代々受け継がれていきますが、最近では少子高齢化によって、お墓を承継することが難しいという方が増えています。

そのような場合でも、永代供養墓なら霊園が代わりにお墓を維持、管理していくので、子どもや孫への負担を減らすことができます。永代供養墓は契約時に一括で、永代使用料管理料、供養料を納めますので、維持費はかかりません。

ほかにも樹木葬のお墓や期限付きのお墓など、お墓の形式はさまざまです。自分の理想に近い供養の方法があるのかどうかなどを、お墓を選ぶ際のポイントにすると良いでしょう。

お墓・霊園見学の申し込みは「いいお墓」へ

霊園見学の際の注意点や、見るべきポイントについて紹介しました。

お墓はとても高価なものです。気に入らなくなったからと言って、気軽に変更できるものではありません。だからこそ、事前にしっかりと下調べをして、納得した上で購入したいものです。霊園見学は自分の目で霊園を確認できるチャンスなので、一度は訪れておくことをおすすめします。

霊園を検討されている方、見学したいと思う霊園がある方は、お気軽にお問い合わせください。