【お寺散歩・常在寺】世田谷のど真ん中に五重塔

世田谷のど真ん中に、五重塔があるのをご存知だろうか。

しかも、京都、醍醐寺にある国宝の五重塔を、図面からそっくりそのまま、サイズを約6分の1にして忠実に再現したものだ。


この五重塔があるのは、世田谷区弦巻のお寺『常在寺』。開山500有余年の古刹である。江戸時代からこのお寺には、様々な伝説が伝わってきている。

この五重塔も、開山500年記念行事のひとつとして建てられた。伝統的な寺社建築の技術で建てられ、釘一本使っておらず、すべて寺社大工による手組みの構造で作られている。

仮に数百年後、この塔を改修することになった場合でも、すべてバラバラにして積み重ねることで元に戻すことが出来る。

さらに、この五重塔、実はお墓になっている。地下に納骨堂があり、ここで、永代供養をしていただけるのだ。国内に五重塔はたくさんがあるが、その下に眠ることができるもの、というとそうそうない。永代供養なので、後継者の無い方でも安心して入ることができる。

500年記念行事においては、本堂や納骨堂、庭園なども整備された。四季折々の植栽が様々な色彩で目を楽しませてくれる。この時期ならちょうど紅葉が楽しめるだろう。

境内にある「霊山ポスト」では、あの世に向けて手紙を書くことができる。書いた手紙は、同寺で丁寧にご供養もしてくれる。

お近くにお住まいのかたは、ぜひ一度足を運んで見られてはいかがだろうか?

世田谷 常在寺
住所:世田谷区弦巻一丁目34-17
アクセス:東急世田谷線「世田谷駅」より徒歩約7分