地域の雇用を生み出せ~お寺が果たす役割~

近年、地域社会では問題が山積みで、すっかり疲弊している傾向にあるようです。

子供が少なくなり超高齢化社会が現実のものになりつつあります。自治体の歳出は、年金、医療、介護と際限がありません。さらに、若者が都会へ向かう率はますます高まり、地域の過疎化が著しくなっています。このような事態を打開しようと、さまざまな策を試みています。お寺も地域活性化に貢献している一所なのです。

 

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職場としてのお寺の力

規模の小さなお寺では、住職とその家族だけで仏事ごとから行事まで、寺院運営を行わなければなりません。

これだけの人数で地域と本気で関わっていこうとすると、なかなか難しいのが実情ではないでしょうか。

となると、誰か、人を雇う必要が出てきます。

最近、障害者に働く場所を与えようという動きが強くなっていますが、それを考えているのはお寺も同じです。

「働きたいけど、働けない」こんな考えを持った障害者の方達を受け入れ、働く場所を提供するお寺が珍しくなくなっています。

民間企業でも積極的に採用している会社も多々あり、実際に障害者の法定雇用率は上がったので、その影響もあります。障害者を複数雇うと、最初は分かり合えず、言葉一つかけるにも迷います。けれどそれも気づきと学びの連続が続くうち、結果周囲に良い影響を与えているのです。

働く場所を提供するのは、民間企業なら当たり前と言えます。けれども、人を雇うのが当たり前でないお寺が、雇用を開始したらそれは大きな社会貢献です。

しかも、即戦力を使うことばかり考えず、ニート、フリーター、障害者、シルバー、シングルマザー、生活保護世帯など、一般的に職を得ることに不利な条件を持つ方達を雇用する。民間企業が実行しづらいことを、先頭に立って、実現させる。それを心から思案し、動ける力をお寺は持っています。

お寺を地域のコミュニティの中心に

和を楽しむ会

働くということに関してだけでなく、そもそもお寺がコミュニティの核になることを考えていかなければなりません。

檀家や地域の人達と、例えば、福祉活動、コンサート、老人会等を行う。通い合っていなかった心を修正し、新たな道を探る。お寺が問題を解決しコミュニケーションの中心的存在になる。時代を超えて地域を見てきたお寺が、未来を見据えて他者と力を合わせれば、理想の叶う日は、そう遠くないでしょう。

 

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