川崎市で人気の樹木葬3選!費用相場や選び方のポイントを徹底解説

家族・子供に迷惑をかけたくないなどの理由で、樹木葬を選ぶ方が近年増えています。しかし、価格やプランが様々で、どんな樹木葬を選べばよいか迷う方も多いですよね。

今回は、神奈川県川崎市で人気の樹木葬を、ランキング形式にてご紹介します。
それぞれの特徴を分かりやすくまとめていますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。気になる樹木葬があった場合は、資料請求したり、現地見学をしてみましょう。

川崎市で人気の樹木葬ランキング

法雲寺 新百合ヶ丘墓苑 樹木葬

住所神奈川県川崎市麻生区高石2-6-1
アクセス小田急線「百合ヶ丘駅」より徒歩12分
霊園区分寺院墓地
価格費用を詳しく知りたい方はこちら
宗教宗派宗教不問
ペット埋葬不可

  • 川崎市街を見晴らせる高台に位置する法雲寺に、永代供養付の樹木葬が誕生
  • 樹木葬は、一定期間個別埋葬後、合祀される
  • 樹木葬の個別埋葬期間は、3年、7年、13年、33年が揃う
  • 苑内には、永代供養夫婦墓、合祀墓「紫雲堂」も備わる

川崎市重要文化財の阿弥陀如来坐像を有する名刹・法雲寺に、管理費不要の永代供養付の樹木葬「永久の郷『ホーステイル』」が生まれました。
1区画1名様がお入りになれますが、最大3名様まで埋葬が可能です。個別埋葬期間は4タイプ。最後の方が埋葬された時点からカウントが始まります。
お墓の継承者がいない方におすすめのお墓です。

\最新の空き状況が分かります/

法雲寺 新百合ヶ丘メモリアルパーク

住所神奈川県川崎市麻生区高石2-6-1
アクセス小田急線「百合ヶ丘駅」より徒歩10分
霊園区分寺院墓地
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宗教宗派宗教不問
ペット埋葬不可

  • アクセス、環境共に抜群の条件が揃う霊園に、花に包まれて眠れる樹木葬が誕生
  • 樹木葬の埋葬方法は、当初より合祀されるタイプ
  • 故人がお好きだった花を持ち込み、花壇を造ることができる
  • 園内には、永代供養付の墓石セットタイプのお墓「セット家族墓」が設けられる

眺望抜群な高台に位置する芝生公園墓地に、新スタイルの樹木葬「ガーデニング葬」が誕生しました。永代供養付なので後継者不要です。
墓域中央には、石碑が建てられており、その周囲は常に花が咲き誇る花壇タイプの樹木葬です。合祀タイプですが、石碑の前に献花台が設けられているので、線香を手向けてお参りをすることができます。

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光明山遍照寺

住所神奈川県川崎市川崎区中島2-12-10
アクセス京急大師線「鈴木町駅」より徒歩12分
霊園区分寺院墓地
価格費用を詳しく知りたい方はこちら
宗教宗派天台宗
ペット埋葬不可

  • 江戸時代初期より続く由緒ある寺院・光明山遍照寺に、樹木葬が設けられる
  • 樹木葬の埋葬方法は、当初より合祀されるタイプ
  • ご遺骨は、納骨袋に納めて埋葬される
  • 墓域内には、一般墓、ペット供養墓が備えられる

比叡山延暦寺を総本山とする天台宗の古刹・光明山遍照寺には、後継者不要の永代供養付の樹木葬が用意されています。
境内地にある一般墓の跡継ぎが途絶えた場合、この樹木葬に移ることができる、樹木葬使用権と墓じまい費用がセットになったプランも設けられています。
過去の宗旨宗派は問われないので、どなたもが利用することができます。

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神奈川県にある樹木葬の費用相場は「60万円」

川崎市を含む神奈川県にある樹木葬の費用相場は、60万円です。種類別に見ると、一般墓(昔ながらの墓石のお墓)148万円、納骨堂63万円、樹木葬60万円となっており、樹木葬は比較的安価で購入できるお墓だということが分かります。

しかし、樹木葬は1区画に納められる遺骨の数が、一般墓より少ないのが特徴です。
6人分の遺骨を納められるお墓を探している場合、2人用60万円の樹木葬を3区画買うと、180万円と一般墓より高い金額になります。
おおむね5人分以上のお墓を探している方は、樹木葬だけでなく他の種類のお墓も視野に入れておくのがおすすめです。

樹木葬を選ぶ際にチェックするべきポイント

ここでは、数ある樹木葬を比較するうえでチェックするべきポイントを5つご紹介します。

①アクセス・立地
②植えられている植物
③1つの区画に納骨できる人数
④合祀されるまでの年数
⑤ペットと一緒に入れるか

①アクセス・立地

自宅からのアクセスは、とても重要なポイントです。
昔ながらのお墓と異なり掃除・メンテナンスが不要な樹木葬ですが、やはり定期的に足を運べるよう、自宅から片道1時間以内で行ける樹木葬を選ぶのがおすすめです。

②植えられている植物

桜・紅葉・楠など、樹木葬を彩る木の種類はさまざまです。
また、薔薇が彩られているもの、広々とした芝生に埋葬するものなど、木以外の植物が使われている樹木葬もあります。
写真などから、どんな植物が植えられているか確認しましょう。故人に親しみがある植物や、お墓参りをする方が好きな植物などが植えられた樹木葬を見つけたら、状態を確認するために現地見学することをおすすめします。

③1区画に納骨できる人数

樹木葬は、1つの区画に入る遺骨の数に制限があるケースが多いのが特徴です。
ご夫婦やおひとりさまなどは1区画で足りることがほとんどですが、3人以上になると1区画に入りきらないことも。1区画に何人入れるのかを確認して、場合によっては複数の区画を購入することを検討しましょう。

④合祀されるまでの年数

樹木葬は多くの場合、一定期間が経つと他の方の遺骨とまとめて埋葬する「合祀(ごうし)」が行われます。合祀が行われると、遺骨が他の方と混ざり、お墓が個別から共有になります。
合祀されるまでの年数は霊園や区画によってさまざまですが、お墓参りをする方が亡くなる頃に合祀される年数を選ぶ方が多いです。
また、一定期間が経っても合祀にならない樹木葬もあります。他の方と遺骨が混ざるのが気になる方は、合祀にならない樹木葬を選びましょう。

⑤ペットと一緒に入れるか

昔ながらのお墓は、ペットと一緒に入れないことが多いですが、新しいお墓のスタイルである樹木葬は、ペットと一緒に入れることがあります。

大切なペットと一緒のお墓に入りたい方は、ペットと一緒に入れる樹木葬を選びましょう。

樹木葬のメリット・デメリット

昔ながらのお墓よりも負担が少ないことで人気がある樹木葬。購入する前に必ず確認しておきたい、樹木葬のメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

  • 供養・管理の手間がなく、継承者が不要であること
  • 昔ながらのお墓より費用を抑えられる傾向にあること
  • 宗教を問わないことが多いこと

供養・管理の手間がなく、継承者が不要であること

昔ながらのお墓の場合、基本的に代々お墓を引き継ぎ、管理しなくてはなりません。現時点では引き継ぐ人がいるかもしれませんが、いずれお墓を引き継ぐ人がいなくなる場合も考えられます。

樹木葬の場合は、何世代にもわたって引き継ぐ必要性がありません。よって引き継ぐ人がいないという問題が起こることがなくなり、霊園が代わりに管理してくれるので管理の問題も同時に解消できます。

昔ながらのお墓より費用を抑えられる傾向にあること

大きな墓石を建てる昔ながらのお墓は、数百万円と高額な費用を必要とすることも多く、経済的な負担が大きいのが難点です。
しかし、樹木葬は墓石を使わないか、あるいは小さなサイズに収まるため、安ければ10万円前後と費用を抑えて購入できます。

宗教を問わないことが多いこと

従来、お墓を購入する際はお寺の檀家になり、供養してもらうことが一般的でした。
樹木葬は新しく出てきたお墓のため、現代のお墓に対するニーズの変化に対応できるよう、宗教・宗旨宗派を問わず受け入れているところが多くあります。

ただし、「個別の法要はお寺の宗派で行う」「戒名を付ける」といった条件が付くケースもあるため確認が必要です。

デメリット

  • 一定期間が経ったら合祀されるケースが多いこと
  • 家族の理解が得られず、トラブルになることがあること

一定期間が経ったら合祀されるケースが多いこと

樹木葬は多くの場合、一定期間が経ったら他の方の遺骨とまとめて埋葬する「合祀(ごうし)」が行われます。
他の方と遺骨が混ざるという点と、合祀後には遺骨を取り出せないという点に注意が必要です。
別の場所にお墓を移すことができなくなるため、本当にその土地・場所でよいのか考えましょう。

家族の理解が得られず、トラブルになることがあること

意外に多いのが、家族・親戚の理解を得られずトラブルに発展してしまうケースです。
伝統的なお墓を希望する方には、新しいお墓である樹木葬は受け入れられにくいことがあります。家族でしっかりと話し合い、納得してから購入するようにしましょう。

樹木葬とは?

ここまで費用相場や選び方を解説してきましたが、そもそも樹木葬がどのようなお墓なのかイマイチ分かっていない…という方に向けて、樹木葬がどんなお墓なのかについても解説いたします。

樹木葬とは、植物を植えた埋葬許可のある地に、遺骨を納めるお墓のことです。昔ながらのお墓との主な違いは、「植物が植えられていること」「跡継ぎ不要な永代供養であること」です。

より詳しく樹木葬について知りたい方は、以下の解説記事をご覧ください。

自分たちに合った樹木葬選びを

樹木葬は、供養・管理の手間がなく、継承者が不要であることや、昔ながらのお墓より費用を抑えられる傾向にあることといった多くのメリットが存在します。

今回ご紹介した人気ランキングを参考に、ご家族と相談しながら樹木葬選びをしてみてはいかがでしょうか。特に人気の樹木葬は完売するのも早いため、気になる樹木葬が見つかったら、まずは資料請求・現地見学しておくことをおすすめします。